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地番検索・地番の調べ方とは|電話やネット、お手元にある書類で、地番を無料で簡単に調べる5つの方法

更新日2020-06-25 (木) 11:49:12 公開日2019年6月22日

ここでは、誰でも簡単に無料で、地番を調べる方法【地番検索方法】と、住所がそのまま地番か住居表示か調べる方法を解説しています。
地番の基礎知識を理解し、またすぐ地番を調べたい方は、ここは必ず役に立つはずです。

この記事を書いた人
大久保一馬 宅地建物取引士・不動産売買のプロフェッショナル・不動産コンサルタント
不動産業界歴30年。地番と住所との関係を把握して仕事に役立てる司法書士事務所、弁護士事務所に従事。その後不動産会社を設立。現在はコーラル株式会社の顧問。また一般社団法人結い円滑支援機構の事務局長を務める。


★目 次★【地番検索・地番の調べ方とは|地番検索サービス等で地番を住所から無料で簡単に調べる方法】


なぜ 地番を知る 必要があるの?

銀行融資利用時(ローン借り入れ)に必要な、土地や建物の登記事項証明書(登記簿謄本)取得には、わたしたちが日常生活で慣れ親しんでいる住所で取れる場合もありますが、都市部ほど住所では取れないときが有り、そういうときは『地番』というものが必要になるからです。

実は、家がまばらに建つ田舎は「地番=住所」となっている場合が多く、都市部ほど「住所=住居表示」となり地番と異なる場所が多いという事情があります。

登記事項証明書(登記簿謄本)を取得できる法務局(登記所とも言う)は、地番で情報を管理しているため、地番が分からなければ取得できません。
なお、公図や地積測量図という書面も、法務局で取得できますが、地番がわからないと取得できません。

なお、地番、家屋番号、住居表示、住所とは何かについては別ページで詳細解説していますから、そちらでご確認ください。

☛ ◎住所、地番、住居表示、家屋番号について詳細解説
ここでは、日常生活で欠かせない住所に焦点を当て、住所とはいったい何なのか?地番、住居表示、家屋番号との関係を詳細解説しています


【登記事項証明書(登記簿謄本)取るとき、これ知っていれば便利】

超特急で登記事項証明書(登記簿謄本)や公図、地積測量図を取得したい時で、お近くに法務局が有るときは、まずは住所がわかっていればそのまま法務局に行っていいでしょう。
法務局の職員が丁寧に取得方法を教えてくれるはずで、ゆえにその場ですぐ取得できるはずです。

※私の場合は、登記事項証明書(登記簿謄本)は土地だけでなく、建物も同時に取ることが殆どなので、住所がわかっているときは、まず土地(底地)の地番を法務局備え付けのブルーマップ(見方が解らなければ法務局職員に聞く)で調べ、土地の地番上に建つ建物の登記事項証明書(登記簿謄本)もすべて取得したいと受付窓口に伝え、またその旨交付申請書に書き取得しています。


◎ポイント
登記事項証明書(登記簿謄本)は住居表示のみでは取得できません。
必ず 地番 が必要となります。
また、建物も家屋番号が無いと取れません。
ゆえに、ネットで「地番検索」したり、電話で地番調査(聞き取り)することになるのです。


さて、以下では 地番 を調べる方法について具体的な5つを解説します。

【地番検索方法】・住所から地番を調べる5つの方法

住所から地番を調べる方法には以下の5つが有ります。
住所がわかっているけど、手元に何もないときの簡単な検索方法順に解説しています。

① 法務局(登記所)に電話して聞く(利用時間:月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時15分まで)

② インターネットで地番検索サービスを利用し無料検索する(利用時間:月曜日から金曜日 午前8時30分から午後9時まで)

③ 地図「ブルーマップ」を利用する方法

④ 路線価図で調べる

⑤「固定資産税・都市計画税の納税通知書」で確認する(納税通知書があればいつでも確認可能)


以下、それぞれ地番を調べる方法(地番検索の方法)を具体的に解説します。

①法務局(登記所)に電話して聞く

実は、私はこの方法で確認しています。それはこの方法が一番早くて簡単だからです。
不動産業界の人間は、この方法を利用して調べている者が多いです。

ネットで検索するより、まだまだ聞いたほうが速いし楽なのです(^_-)-☆

それが解る事例として、実際に電話で担当窓口に「地番照会お願いします。」と言うだけで、「どちらになりますか?」という慣れた対応になるのです。

法務局の担当者も通常業務の一環になっているのでしょう。

法務局の電話番号ですが、調べたい物件を管轄する法務局を調べると、「地番・家屋番号の照会」番号が記載されています。
この検索方法での注意点は、受付日と受付時間です。
『月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時15分まで』の間なら、この方法をご利用ください。

管轄の法務局はこちらで ⇒:http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/kankatsu_index.html

②インターネットで無料検索できる「地番検索サービス」を利用する!

①の電話より利用時間が長いのがこの「地番検索サービス」で、利用時間は、平日 午前8時30分から午後9時までで、土曜日、日曜日、国民の祝日及び休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)は休止になって利用できません。
私が画像を取得した日は土曜日ですので、画面に利用できない旨の告示がされていました。

地番の検索は、既にインターネットを利用している人ならその場で簡単登録し、しかも無料で検索し確認できるようになっています。
方法は、一般財団法人 民事法務協会が運営・提供する「登記情報提供サービス」の中「地番検索サービス」を利用する方法です。

登記情報提供サービスへはここをクリック


初めての方だと少々わかりづらいので、遠慮なく電話しましょう。
☛ 地番検索サービス利用方法のお問い合わせ

具体的にこのサービスで地番を検索するには、初期画面「登記情報提供サービス」の中の「地番検索サービス」を利用します。
まずインターネットで「登記情報提供サービス」と入力検索し、「登記情報提供サービス」を開き一時利用の登録をします。
登録画面では自身の名前、電話番号(携帯可)、メールアドレス等必須事項を入力し登録します。
その後「登記情報提供サービス」から先ほど登録いただいたメールアドレスに、地番検索サービスへのアクセスアドレスとIDが来ますので、それを利用し「登記情報提供サービス」へ入ります。
入るとまず、マイページの画面が開きますから、画面上のボタンの中の「不動産請求」の画面を押し「不動産請求」を開きます。
この画面の中で誘導されながら住所(住居表示)を入力して、「地番検索サービス」をクリックすると、住所(住居表示)に対応する地番の地図が表示されます。
その地図の右側に出てくる住居表示番号を選択していくと、画面真ん中上にその土地の地番が表示される仕組みとなります。
なお、地図上の調べたい場所の青文字をクリックしても地番がでてきますから確認することができます。


下の画面はコーラルの本店(東京都江東区亀戸5丁目5番11号)を「登記情報提供サービス」の「地番検索サービス」を使い検索したときの画像です。


※まず「登記情報提供サービス」の「不動産請求」の画面を開きます。

地番検索サービスの検索入力画面
住所(住居表示)を入力し、最後に地番検索サービスのボタンを押します。


すると、下画面のように検索結果が選択地番として出てきます。

地番検索サービスの結果表示


コーラル本店の地番は「112-7』ということです。

この地番検索サービスで地番を検索し確認するだけの利用であれば無料ですが、検索後にそのまま登記事項(登記簿の中身)を確認する場合は有料になります。

建物の検索も、この「登記情報提供サービス」を使って地番から家屋番号を調べることができます。
ただし、昭和に建ったマンションや、土地が借地などで一つの土地に建物が多く混在している場所では、どの建物の建物番号なのか判別が難しいことがあります。
建物がひとつの地番に複数あるこのような場合は、法務局に直接電話して問い合わせて確認するか、法務局が近くにあれば直接行って確認したほうがいいでしょう。

なお「登記情報提供サービス」はこちらから使用できます。⇒ https://www1.touki.or.jp/gateway.html

③地図「ブルーマップ」で調査する

ブルーマップ・江東区

ゼンリンという会社から出版されているブルーマップと言う地図が有ります。
これは通常の住宅地図に地番の情報が記載されている地図です。

法務局には、管轄する地域のブルーマップが備え付けられており、法務局に行けばブルーマップで調べることができます。

なおブルーマップは、市区町村の市役所や役場、全国の少し大きめの図書館等でも自由に閲覧することができますが、ただこれらの場所では必ず置いてあるとは限りません。必ず事前に電話などして置いてあるかどうかを確認した方がいいでしょう。
なお、法務局ではブルーマップは著作権の問題から複写(コピー)は取れないと言われますから注意しましょう。

ブルーマップとは、
「住所」から不動産登記の「地番」が簡単に分かるようにした地図帳です。これは『住宅地図』の上に、登記所備付の「公図」の内容を重ねあわせて印刷したもので、その内容が青色で印刷されているためブルーマップと称されています。
※国立国会図書館の解説から引用



参考にブルーマップを閲覧できる場所をご紹介します。
・国会図書館(関西・関東):こちらでは、すべての地域のブルーマップが閲覧可能
・図書館:国会図書館ではなくとも、近隣のブルーマップは備え付けられていることが多いです。
・法務局:法務局には、その管轄地域のブルーマップが必ず備え付けられています。

なお、ブルーマップをインターネットで閲覧して地図も取れるサービス(有料)もありますので、リンク先アドレスを貼っておきます。

【ゼンリン】http://www.zenrin.co.jp/product/gis/bluemap/index.html

このブルーマップでは、①の「地番検索サービス」で確認することができなかった住宅の表札(居住者)、用途地域、容積率の表示があります。

④路線価図で調べる

国税庁が公表している路線価図でも地番を調べたい場所を探すと、その近辺に地番の情報が記載されている場合があります。
但し、東京23区などの都心ではあまり記載がなく、市区町村などでは記載されている確率が高いです。
この方法は、おおよその地番検索には役に立ちますが、詳細地番を知りたい場合はこの方法は利用価値としては低いでしょう。

路線価図:http://www.rosenka.nta.go.jp/

⑤「固定資産税・都市計画税の納税通知書」で確認する

毎年5月から6月頃に不動産の存する市町村から送られてくる「固定資産税・都市計画税の納税通知書」で確認することができます。
具体的には、その通知書には、課税された理由の説明書(課税資産明細書)が付されており、この課税資産明細書を見れば、固定資産税が課税された土地の地番や建物の家屋番号がわかります。

ただし、課税明細書では、住所と地番の対応関係まではわかりません。
もし、「固定資産税・都市計画税の納税通知書」がすぐ近くに有る時は、この課税資産明細書で確認する方法が便利でしょう。

土地の場合

土地評価額明細

家屋の場合

課税照明(納付書家屋)

マンションの場合

納税証明書マンション

参照:横浜市HP・固定資産税・都市計画税の課税明細書をご覧下さい!

【地番検索・番外】:自分が所有している土地の場合

お持ちの権利証や登記識別情報通知で調べることができます。
権利証・登記識別情報通知に土地、建物の所在も家屋番号も記載が有りますので確認してみて下さい。


以上、住所から地番を調べる方法を解説しました。

【住居表示検索】地番がそのまま住所か、住居表示かを調べる方法2つ

あまり地番がそのまま住所か住居表示かを調べる人はいないかもしれませんが、一応調べ方を解説してみました。

1⃣法務局(登記所)に電話して聞く

住所から地番を調べる方法で解説した法務局(登記所)に電話して聞く方法があります。
法務局に直接行くことができれば、地番と住居表示を調べる検索端末もあります。

2⃣地図「ブルーマップ」で調べる

住所から地番を調べる方法で解説したゼンリンと言う会社の出版している地図「ブルーマップ」を利用する方法があります。
これは通常の住宅地図に地番の情報が記載されている地図になっているので、地番も住居表示も調べられるのです。


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地番検索・まとめ

以上、地番検索方法、無料での地番の調べ方について解説してみました。
住所から地番を調べる方法は簡単です。

もし法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を取得するときには、事前に調べていなくても住所さえ知っていれば地番は法務局で調べ、そのうえで取得すれば間違いないでしょう。

ちなみに、ご紹介した「登記情報提供サービス」から地番だけでなく登記事項まで確認できますが、取得したデータは法務局登記官の印鑑がない登記事項要約書となります。

もし、登記事項証明書(登記簿謄本)が必要な場合には、直接法務局に行くか、今はインターネットで申請し郵送でも取得できるようになっています。

不動産を売買するときに、どうしても関係ある地番ですが、ここで解説した方法で簡単に検索できますから、まず調べてみてください。