Top / QBlog / 2017-03-07

今日は、「常識」のお話し。

「普通・・・・って思うよねっ」て、どうしてそう思うの?

最近、叔母さんがクルマを買い替えたんです。
普通乗用車から軽自動車へのシフト。
あまりクルマ乗らなくなったらしく、節約のための買い替えらしいんですが、
最近の軽自動車ってリッター20キロは平気で走るんですね、びっくり。

僕は、あまりクルマに乗らないから知らなかったんだけど、性能もとってもいいんです。
昔の軽とは違い、今のは排気音が非常に静かで乗り心地もとってもGood。

不動産屋って物件の案内にクルマ使用したりするんですが、コーラルではクルマは使用しません。
実はクルマそのものが無いから使用も出来ないんですけど。

叔母さんは軽を買うにあたり、自分が今乗っているクルマを下取り査定して貰っていたんですが、下取り価格ってとっても安い。
クルマの下取りって、なんだか不動産屋で言うとマンションの買取と似た感覚です。

やっぱり、クルマの下取り査定の価格ってなかなか満足できないみたいで、その店では下取りすることを止めちゃいました。

クルマの売買って買い替えの場合、手っ取り早いのは下取りかな、その次オークション、あとはインターネット利用した個人間での売買かな。

叔母さんはインターネットで買い手を見つけるらしい。今って「車 個人間売買」などで検索すると必要な書類や手続きもすぐにわかるし、費用も安く済むらしい。
ただ、クルマも個人間売買ってなかなか広まっていないらしい。理由は不動産売買と同じとのこと。
個人間売買が広がらないのは、ひとえに情報の非対称性によるところが大きい。これって不動産売買も同じ。

売主は売ろうとしているクルマについてよく知っているけど、買主は情報を知らない。買う場合は売主の出す情報のみが頼りでそれ以外の情報があまりない。当然ながら情報が多い売主が交渉上で優位になるし買主は、売主が何か自分にとって不利な情報を隠しているんじゃないかと疑心暗鬼になり(たとえば事故歴や故障などを隠しているんじゃないか)及び腰になってしまう。

これって住まいの売買と全く同じ。
なかなか売主と買主の情報のかい離は埋まらないのが最大の問題。

ただ、クルマは不動産とは違うところもある。
それは、売主は単にもっと高く売りたいがために個人間売買をしようとしていても、わざわざ個人間売買という「面倒なこと」をするからには、何らかの理由があるはずと潜在的な買主は思ってしまうということ。
事実、日本においてはクルマの売買は不動産の売買と違って中古車売買市場が発達している。にもかかわらず、ディーラーが買い取らない何らかの理由があるんじゃないかってなにかと勘繰ってしまいかねないことがあるということ。

クルマ売買の情報の非対称性は不動産売買のそれとは少々違い、不動産は買取が少なく不動産屋の仲介売買が主となる。
ここには、不動産売買の法整備が、クルマ売買の法整備よりきっちり確立されているという側面があるとも思うけど、
高額商品なのに、不動産とクルマはその商習慣が全くの真逆に影響し形成されていることに面白いとも思える。

ところで、この話の展開は、『常識ってなに?』、副題「普通・・・・って思うよねっ」に戻し話を展開すると、
僕の母親は、この話の後でも、当然叔母さんは軽自動車を買った自動車ディーラーにクルマは下取りして貰っていたと思っていたってこと。

僕が、「えっ、だってネットで自分で売買するって言ってたよ」と言っても、信じられないみたい。
すぐさま、「なんで?、普通、買ったディーラーにクルマは下取りして貰いんじゃない。」って言い張るし。

「それ、なんで普通なの?」って聞いたら、母親「だって常識だもん」って平気で答えるし。

「おいおい、なんで常識やねん!!違うやろ~。」って心で突っ込み入れている自分がいる。

この常識発言してるの、実はコーラルの社長です。そうです 井上正子 その人。

誰だっけ、会社ホームページで
「あなたの間違った常識や思い込みが、実は満足成約可能性を閉ざしているっていう現実。
今までの常識を捨てたら発表から5年間で既に1000名以上の売買成功者を出すことに成功しました。」って言ってるのは?

これ言ったら、社長は苦笑いして、

さあさあ、ご飯の準備しよって、さっさとキッチンに逃げていきました。

おいおい(^^♪





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