媒介契約の選び方について

ヤフーやグーグルで「不動産売却」や「マンション売却」、「中古マンション売却」や「中古戸建売却」「中古住宅売却」のキーワードで検索すると、1ページ~2ページ目に有るサイトのほとんどが売却ガイドなるサイトになりますね。
これらのサイトでは必ず一般媒介契約を勧めています。
なぜ、これらのサイトが一般媒介契約を勧めるのか?
あなたは、その売却ガイドのホームページやブログ本当に信用できますか?
これらのサイトを読んでみると不動産の売却で間違わないようにと色々な手法が紹介されていますが、最後はどれも査定サイトに誘導されることにお気付きでしょうか?
またどのサイトも一般媒介契約ばかり勧め、専任媒介契約をすることがとても悪いことのように言われていますね。
はたして、本当にそうなのでしょうか?

専任媒介契約と一般媒介契約の違いとは

専任媒介契約(専属専任媒介契約)と一般媒介契約の違いを簡単に説明すると、専任媒介(専属専任媒介)は不動産業者一社以外に仲介(売却依頼)をお願いすることができないですが、一般媒介は複数の不動業者に仲介(売却依頼)を同時にお願い出来ることです。
また、実際にYahoo不動産の不動産用語集では、一般媒介契約は業者の営業活動で熱意に欠ける面があると記載され、専任媒介契約については一般媒介契約に比べて熱心な活動が期待できるとあります。専属専任媒介契約は媒介契約の中でもっとも速やかな成約が期待できるといった内容が記載されていますね。
専門家からしてみれば「ん?」と、疑問符がつく説明ですが。

売却ガイドサイトの現状とは

先にも記しましたがこの売却ガイドのサイトのほとんどが一般媒介契約を勧めていますね、
これはどうしてなのか?
実は売却ガイドのサイトのほとんどがアフィリエイトサイトで、査定サイトに誘導しているだけにすぎないのです。
ここでアフィリエイトサイトとはどのようなサイトのことか?
ここでアフィリエイトとはどのようなものなのか定義しておきましょう。
アフィリエイトの本来の意味は「提携すること」です。
パソコンの世界で、主にウェブサイトの作者と通販サイトとの「提携」を指します。ウェブサイトの作者が自分のページで商品を紹介し、それを読んだ人が通販サイトでその商品を購入したら、一定額の謝礼がウェブサイトの作者に支払われるというものです。ウェブサイトの作者は商品を紹介する際、特別なアドレスへのリンクを張っておきます。このアドレスは誰のページから購入しに来たかが通販サイトにわかるようになっており、謝礼を正確に支払えるのです。仕組み上、自分のページ経由で購入してもらわないと、作者は謝礼が受け取れません。
もうお分かりですね。
売却ガイドのほとんどがこのアフィリエイトサイトですので、ここからアフィリエイトシステムに登録した査定サイトに誘導され、その査定サイトで査定依頼された情報が、その査定サイトと提携している不動産会社に運ばれ不動産会社から査定会社に謝礼が支払われる仕組みになっているのです。
この謝礼は通常1件1万円。
査定サイトは通常ウェブサイト制作会社が運営を行っておりますので不動産会社が運営してはおりません。
もし仮に売却検討者様が査定会社経由で6社の不動産会社に査定依頼した場合、査定サイト運営会社は6社の不動産会社から1万円づつ、合計6万円の利益を得ていることになります。この利益の一部がアフィリエイトサイトの運営者に支払われる仕組みになっているのですから、どうしても多くの査定依頼を出して頂こうと一般媒介契約を勧めることに躍起になります。
アフィリエイトサイトが悪いとか、査定サイト運営会社がダメとこ言うつもりは有りません。自分の所有する不動産の査定を複数の不動産会社に一括で依頼できる査定通販サイトはとても便利ですし、また複数の査定を取ることもとても良いことです。コーラルも実はこの査定サイトと提携している事実も有ります。
ただ、ここで問題にしたいのは、一般媒介契約が良で、専任媒介契約が悪なることのように言われていることです。
一般媒介契約が良いところもあれば、専任媒介契約、専属専任媒介契約の良いところもあるのです。
どの契約を選ぶのか、それは売却主の考えと行動力、及び勉強力に他ならず、なんでもかんでも一般媒介契約が良いとは限らないのです。
以下では、それぞれの売主様の状態でどれを選べば間違いがないかを見ていきたいと思います。