マンションの間取りと住まい(マンション購入を考える)
皆さんは現在どのような間取りのお部屋にお住まいでしょうか?
1人暮らしののんびり1LDK、夫婦やカップル二人で2DK、4人家族で3LDKなど、どのご家庭も様々だと思います。
決め手は予算内、家族構成、通勤や通学する時間などいろいろあるでしょう。
今回は私の身の回りで最も増えてきているマンションの間取りである『2LDK』『3LDK』について考えてみたいとおもいます。
2LDKの賃貸AND購入の相場考査
2LDKは賃貸の場合の家賃相場は、
23区内→20万~25万
23区外→10万弱
とかなりの開きがあります。
23区内ですと共働きのご家庭が多く、23区外ですとお子さんがいらっしゃるご家庭がおおくみられる傾向があるような気がします。
では、購入するといった場合どうなるでしょうか?
近年土地開発によって、今まで工場だった跡地や古いアパート、その一帯を新しいマンションに建て替えているエリアが多く見受けられます。
それにより、新築マンション供給が顕著なのが中央区と江東区です。
特に中央区は、この10年で勝どきや月島、晴海エリアが開発され、タワーマンションが増え、現在は築地や明石町方面にも多くの新築マンションが増えてきています。
いずれのマンションも、1DK~2LDKが最も多い間取りです。
価格的には、
新築マンション → 5500万
中古マンション → 5000万
と、さほど大きな開きはないように思えます。
しかし、前述した勝どきや晴海などの中央区は比較的平均的な価格ですが、中古の場合はかなり値段に開きがあります。
また千代田区、港区、品川区などのビジネス街に近いエリアは高く、足立区、板橋区、江戸川区などの閑静な住宅街や昔からの街並みが多く残る場所は、高いエリアの3分の1という価格のマンションが多く見受けられます。
では、現在住民数やマンションの増え方が顕著な中央区の2LDKにはどのような世代の人たちが多く住んでいるのでしょうか。
私の身の回りについて考察してみたいと思います。
2LDK住まいの住人達
まず、共働きというご家庭が非常に多いです。
それは中央区の待機児童の多さや、一時保育の予約の取りにくさが証明しています。
妊娠や出産してから引っ越してきた、という方もいれば、もともと住んでいたという方も半々くらいのような気がします。
が、タワーマンション系は子供ができてから、妊娠してからという人たちが多く見受けられます。
年代的には30代前半~で、お子さんがいても1人というご家族が多く、2人目を授かった場合住み替えを検討するという声もちらほら聞こえます。
中央区は土地の価値も年々上昇しているので、近隣のマンションに引っ越すという方が多いようです。
ちなみに賃貸の場合は、お子さんが小学校入学前に引っ越すという声もありました。
2LDKの間取りの住まい方
同じ2LDKという間取りでも、実際の広さも様々です。
周りの新築マンションかつ中央区の平均的な間取りは大体60㎡といったところでしょうか。
60㎡といってもピンとこないかもしれませんが(私も調べるまでは全くピンときませんでした)、大体50㎡以上がリビングダイニングの広さが10帖以上だと想像していただけるとわかりやすいと思います。
寝室などの部屋は5~6帖前後といったところでしょうか。
10帖あるリビングですと、キッチンの隣にダイニングテーブルと椅子2~4脚、その隣に2人掛けもしくは小さ目3人掛けのソファーとローテーブル、テレビ台に40インチほどのテレビを置いたようなレイアウトができます。
お子さんが小さいうちはダイニングテーブルを無くし、音や衝撃を吸収するようなジョイントマットを敷いて遊び場にすることもできますし、幼稚園や小学校に入学してからは一角にテーブルを置いて勉強スペース、もしくは大人用の仕事スペースやパソコンを置くスペースにすることもできます。
お子さんが生まれて間もないうちは、コンパクトサイズのベビーベッドや布団、バウンサーを置いておくこともできますね。
余談ですが、ドアの広さにもよりますが、キャスター付きのベビーベッドにして、日中はリビングに置いて夜は寝室に持っていくというパターンもあります。
上記のことからも、2LDKには2人世帯やお子さんが1人の3人世帯が多いというのも納得です。
お子さんが2人の4人世帯だと、お子さんが小学校入学前に引っ越すという方が多く、さしずめ一人ずつの部屋が必要になるまで、ということでしょうか。
もちろん50㎡以下でリビングダイニングが10帖以上のところがないわけではありません。
しかし、その場合は残りの部屋が4帖以下だったり台所や洗面所がかなり狭いことが多いです。
例えば寝室。
ほとんどの方が同居している人たちと同じ寝室で寝るということが多いと思います。
お部屋の形にもよりますが、4.5帖でダブルベッドがぎりぎり入るかなという感じです。
テレビを置いたり、化粧台を置く場合はもっとゆとりがあったほうが良いでしょう。
布団やマットレスをその都度敷いたり折りたたんで、寄せたりというのであれば大丈夫かもしれません。
その場合は、出入り口と収納が引き戸になっている物件がおすすめです。
6帖あれば、家族3人が布団を敷いて寝て、かつドレッサーやさほど大きくないチェストを置けます。
お子さんが大きくなって夫婦二人になったご家庭や、来客が頻繁にあるというご家庭でも、ある程度の洋服などが寝室にまとめられると、残りの1部屋は来客前にちょっと片付けるとゲストが寝泊まりできる場所にもなりますね。
いかがでしたか?
このように考えると、2LDKの物件がどんどん増えてきているというのは納得かもしれません。
決して狭いわけではなく、場所を選べば価格帯も幅広いので選択肢がたくさんあります。
お部屋のレイアウト次第では生活スタイルに合わせて変えやすいのが嬉しいですね。
ちょっと部屋が足りないかな、物足りないかなと思っていても、2LDKの物件も候補にいれてみてもよいのかもしれませんね。
さて、今度は3LDKについてみていきましょう。
3LDKの間取りの住まい方
子供が大きくなるにつれて、どうしても避けて通れないのが子供部屋問題です。
一人っ子といえども、いつまでもリビングで勉強したり、体が大きくなるにつれて親と一緒に寝ることも難しくなってきます。
また、兄弟ケンカしても仲良しだというところでも、成長によってプライベートな空間が必要になってきます。
そうなると、子供部屋を用意しなければならないとなるのですが、子供部屋の広さによって置ける家具の大きさや種類も変わってきます。
ホームセンターではお部屋の可愛らしいコーディネイト例がディスプレイされていたり、カタログでもレイアウトのポイントなどが掲載されていますが、いざ自宅の間取りに当てはめてみるとどうなるんだろうと思う方も多いはずです。
そこで、今回は3LDK住まいの考察を、そこに住まう理由から子供部屋のレイアウトを中心にお話ししてみたいと思います。
分譲マンションに最も多い間取りは《3LDK》
2013年(平成25年)のアベノミクスの始まりにより、都内を中心に大規模なタワーマンションが新築されまました。
また、時を同じくして日銀の低金利政策も始まり、住宅ローンの借りやすさも手伝い、都内では4~5世帯に1世帯がマンションを購入して住むというデータもあるくらい、分譲マンションニーズの高さがうかがえます。
中でも分譲マンションに最も多い間取りは『3LDK』です。
3LDKと聞くと、だいたい子供が2人それぞれのお部屋を持ち、夫婦の主寝室があって、という感じですね。
私は一人っ子だったので、同じ3LDKの間取りで主寝室、私の部屋、父親の仕事部屋兼趣味の部屋、母親のスペースはリビングの一角といった感じでした。
この3LDKの専有面積、だいたい都内のマンションだと70㎡弱~80㎡後半というところが多いですね。
10㎡違うとどのくらい違うの?というところですが、最も大きいところがリビングの広さや形、次いで各個室の広さとなるところが多く見受けられます。(中にはサービスルームがついていたり、というところもあります。)
10㎡でそんなに変わる実感はないのではないか?と思うかもしれません。
しかし、一部屋5畳と5.5畳では置ける家具が1つ増えますよね。
最もポピュラーな江戸間でいいますと、一畳は88cm×176cmです。
単純計算で半分となると、88×88センチ。一般的な3段のカラーボックスを横に2つ並べても余裕があります。
かなり収納に差が出てきますね。
ただし、各部屋の面積がすべて同じとは限りません。最も広い部屋を主寝室とする方が多いと思いますが、だいたい主寝室が6畳以上、残りの2部屋が5畳~6畳といったところでしょう。
お部屋としての《5畳の可能性》
では、5畳のお部屋を例にとってレイアウトを考えてみましょう。
5畳のお部屋はだいたい長方形になっていて、250cm×320cm(8㎡)というところが多いと思います。なかなか正方形で5畳ってありません。
必要な家具はベッド、勉強机、収納の3つが主体となってきます。
シングルベッドの大きさがだいたい90cm×200cmなので、お部屋の角に設置するパターンが多いんです。
勉強机は机の上に本棚が設置してあるものや、自分でレイアウトを決めて組み合わせるものなど様々なタイプがあります。
机板は幅100cm×奥行60センチ前後の物が平均的な大きさでしょう。
だいたいベッドの隣、もしくは向かい側に配置するのが自然でしょう。
さて、この2つを配置するとまだ結構なゆとりがあります。
机の隣に洋服用のチェストを配置したり、漫画本やプラモデルなんかを飾ったりすることもできるかと思います。
お友達が遊びに来たときには、下にサイドテーブルを置くこともできますね。
ロフトベッドを使用して、さらにスペースを活用するということもできます。
ロフトベッドといっても高さが様々で、身長より高いところにベッドがあるものや、視線の高さにあるというものもあります。
もし子供が高いところが平気であれば、高めのロフトベッドにしてしたのスペースには勉強机や電子ピアノを配置することもできます。
勉強机を配置する場合、どうしても陰になってしまうので、電気スタンドをあわせておくことをお勧めします。
ロフトベッドというとはしごをのぼるイメージでしたが、最近では省スペースな階段のようになっているものもあるので足元が安定しています。
視線の高さにあるものは、下のスペースに本棚やチェストを置いて机は下にサイドテーブルを置くということもできます。
このレイアウトですと、上に空間ができるので開放的でよりお部屋が広く感じます。
また、5畳あると子供2人でも使用できます。
その場合は2段ベッドを使用し、その向かい側に勉強机を2つ並べるような配置になるでしょう。
ただ、こちらは年齢が近い兄弟だったり小学生くらいまでの子供が対象となるでしょう。
どうしても衣類を収納するスペースが限られるので、ある程度の年齢まではという感じでしょうか。
いかがでしたか?
『5畳』、と聞くと物足りないような気がしますが、主寝室ではなく子供部屋だとするとそれなりにゆとりのある間取りのような気がします。
このくらいの広さがあれば、年齢や環境に応じてお部屋の模様替えも比較的余裕をもって行うことができます。
小さいうちはまだおもちゃや絵本ばかりですが、大きくなるにつれて洋服や勉強用の本などがどんどん増えていきます。
子供と一緒に楽しみながらお部屋のレイアウトを考えるのもいいですね。
素敵なお部屋のレイアウトをぜひ見つけてみてください。
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