夫婦が仲良くなれる間取りとは

皆さん、こんにちは!
夫とおじいさんチワワと暮らす主婦、ヤマダです!

先日、夫と大喧嘩をしました。
理由は……お恥ずかしい。私がスマホに夢中になっていて、夫から話しかけられているのに気づかず、気づいた後も生返事をしてしまったこと……。
昔からひとつのことが気になると周りが見えなくなることも多いタイプですが、さすがにこれはまずかった。
「同じ家に住んでいるのに、俺はここにいるのに、あんまりだ!」と大層叱られました。
ただ、私も私の時間で好きなことをしていた、という思いがあって、つい、
「そんなに怒ることなくない? ごめんって言ってるでしょ!」と……。
しかし後になって、強情張らないですぐ謝ればよかったなあ、と反省しました。
同じ屋根の下にいて、顔を合わせているにも関わらず、ちゃんと会話ができないなんて寂しすぎますものね。そんな寂しい思いをさせてしまったのかと思うと、じわじわと申し訳なさが湧いてきたもので……。
ただこの件があって、思ったのです。自分が気をつけるのが大前提だけれど、お互いの顔をちゃんと見て、お互いを尊重できるような、そんな手助けをしてくれる住居、間取りというものはないかなあ、と。
ということで、夫婦円満を助けてくれる住居とはどんなものか!
考えてみたいな、と思います。



1. 仲が良い夫婦ってどんな夫婦?

住まいについて考える前に、そもそも仲が良い夫婦とはどんなものかを振り返ってみました。
喧嘩をしなければ仲が良い夫婦?
いやいや、喧嘩するほど仲が良いとも言う……。
気になったので、友人たちにリサーチしてみると、以下のような特徴が出てきました。

・お互いの価値観を理解しあえる
正直……これを聞いたとき、めっちゃくちゃ耳が痛かった……!
夫が大事にしているロボットフィギュアのどこがいいのか、私にはまったくわからず、掃除するときも「埃拭きにくい、この形がいらつくんじゃ!」と、ちょっとずさんに扱ってしまっておりまして……、
また、シチューのお供といえば、私の実家ではパンでしたが、彼の実家ではご飯で、結婚した今も夫はご飯にシチューをかけて食べないと食べた気がしないらしいのです。
まあ、ほかにも細々とありますが、友人に言わせてみると、金銭感覚や社会性、ルールに対してどの程度遵守すべきと考えているか、などが、自分とパートナーの間で大幅に違わないことが大事なのでは、とのことでした。
確かにシチューにご飯は、私はやらないけれど、やったからといって大した問題でもないし、そういう食べ方もあるのね、くらいのものですものね……。ちょっと安心しました。

・お互いの状況をお互いの立場に立って考えられる
あああ……。ここも大事ですね。たとえば、基本的に妻が食事を作る、というように、食事を作る側が決まっているような家庭の場合でも、作る側がその日はめちゃくちゃ仕事で疲れていたら。「今日は作らなくていいよ」「デリバリーを頼もう」などなど、普段お願いをしている側は、変化に気づいて気遣う反応はしたいもの……。
やばいな、自分、できているかな、と冷や汗が垂れてきます。

・感謝と尊敬の気持ちがお互いにある
前項に近いですが、ここも良い夫婦の特徴のひとつといわれていますね。どんなことだって当たり前と思われるのも思うのも、相手の気持ちをないがしろにしていることになりますから……。やってもらえて当たり前ではなくて、やってもらえて「有難う」、有難いほどの親切として受け止められたら、してあげた自分だって嬉しい。また、突出したことをしてくれなくたって、いつも自然に誰かに感謝できる人は、それだけで尊敬できる人だなあと感じます。だからこそ、感謝と尊敬はセットであるべきなのかも。

・コミュニケーションをちゃんと取れる
夫婦の形はそれぞれだし、コミュニケーションの形もまたそれぞれなのですが、それでもパートナーの存在をちゃんと意識して、交流するよう努めることは大事ですよね。私は疲れているとどうしても会話が面倒になってしまいがちだけれど、疲れるときは私だけではなく夫にもあるわけで……。
コミュニケーション、ちゃんと取らんといかんなあと思いました。

間取り



2. 距離を近づけてくれる、玄関からリビングへのスムーズ動線

さて、前章にて良い夫婦、パートナーの特徴として考えられる項目を挙げていて感じたのは、やっぱりお互いの存在をしっかりと意識できる距離感が大事なようだ、ということ。
つまり、間取りにおいても、自然な形で距離を詰められるような形がいいなと。
たとえば、家を出る、帰ってくる、その気配がちゃんと伝わってくるような配置にリビングやダイニングがあるとか。
たとえば、帰宅後、外出着からルームウェアに着替えるなど、動作が入った後、自然とリビングやダイニングを経由するようになっている間取りであるとか。
実際、集合住宅の間取りをみていると、身支度はすべて寝室でする、という形が多いように思います。が、そうではなく、リビングやダイニングなど、集まりやすい場所にウォークインクローゼットが備え付けられている間取りだったら、なにかの動作をしながらも家族の動きがちゃんと把握でき、コミュニケーションが取りやすくなるように思います。
そう考えると、玄関から廊下がまっすぐ伸びてそれぞれの部屋へと向かうタイプの間取りよりも、廊下を廃し、リビングを経由しなければすべての部屋へ行けない形の方が、密なコミュニケーションは取りやすいかもしれませんね。

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3. 共同作業に最適な広々キッチンが良き!

男性だから、女性だから。そんな言葉がナンセンスな現代。キッチンに立つのは女性だけではない。男性も立つ。いいえ、もうどっちか片方が立つというものでもない!
ずばり、どっちも忙しいのです! だったらふたりで協力して料理をした方が効率的ではないか!
と、吠えつつこうも思います。
協力して料理を作ろう、お皿を洗おうとしたとき、キッチンが狭かったら……?
「ごめん、ちょっとそこのマッシャー取って。あ、違う、違うって! それじゃないって! それはマッシャーじゃなくて、ホイッパーだって! 泡立てたくないの! 潰したいの! 私は!」
「お湯! お湯捨てて冷水でしめたいの、今! そこ邪魔!」
的な小競り合いが起こりそう……。
実は以前住んでいたお部屋の台所がすごく狭かったのです。こう、食器棚とか置いちゃうと、アクロバティックな動きをしないとすれ違うこともできない感じの! そのときはリアルに上記のような会話が繰り広げられていましたね。狭いスペースで調理をすることって気疲れをするので、我が家の場合は結局、台所=定員一名、みたいな感じになってしまって、残ったほうは料理ができるのを待っていることになりました。
料理をすることが好きな方だったら多分、この辺り、それほど問題ではないのだと思います。むしろ、他者に作業を邪魔されず、自分のペースで進めたい方だったら、狭い台所のほうが夫婦円満になるかもしれません。けれど私のように料理がそれほど好きではなく、できるなら一緒にやって短時間で済ませたいと思うタイプが夫婦のどちらかにいるのであれば、すれ違うことが苦も無くできる広さの、キッチン用品をすっと取り出せる収納が備え付けられたキッチンが良いのではと感じます。アイランドキッチンとか良さそうですね。動線が壁に邪魔されないし、料理に参加しやすい。手伝って〜という声もかけやすそうです。

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4. ひとりの自分に戻れる場所はやっぱり必要

ここまで、お互いの動きがちゃんと把握できるような見通しの良さがある間取りがよさそうとお話してきましたが、なんでもかんでも見えてしまうというのも夫婦円満を阻害する要因になりかねません。
そう! やっぱり自分を取り戻す場所はほしい! と私は考える!
夫婦といってもいろいろな形があるし、夫の前で見せる自分が完全に素の自分というわけでもないのでは、と私などは思っております。夫といる自分、友達といる自分、親といる自分、それぞれにちょっとずつ違って、見せたい顔を見せているときだってあって。
だからこそまったくなにも気にせずなにもかぶらず、ひとりでいられる場所は家の中に必要だと思いますし、そうしたスペースがある家であれば、夫婦円満も守られるのではないか、という思いもあります。
そうして考えていて思い出したのは最近のモデルルーム。キッチン内の片隅にワークデスクを設置してあったり、階段の踊り場や、小上がりを利用した書斎など、ひとり、を意識したスペースを備えた物件が増えたなあと。
こうしたスペースには二種類あるように思います。ひとつは、キッチンの中にあるワークスペースのように、WHOを意識して作られたこもりスペース。もうひとつは、住む人の自由でこもれる人を設定できる、自由度が感じられる形で設けられたこもりスペース。
それぞれをどう使うかは、住む人各々の住み方にもよると思いますが、こうした「ひとり」を考慮して作られた間取りをみていると思います。良好な関係を築くためには、集まる、離れる、が双方満たされることが大事なのだなあ、と。
昔は「ひとり」を想定した間取りはあまりなかったように思うことから、家をみるとその時代の良い関係の築き方が見えるようで、この辺り、面白いなあと感じました。

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5. メゾネットは夫婦円満の住まいとしてありか? なしか?

さて、夫婦円満に良さそうな住まいってどんなもの? と考えていたけれど、うちの夫から絶対このタイプの家には住みたくない、と言われたタイプの間取りがあるので、ここでご紹介させてください。
それはメゾネット。
なぜか聞いたところ、「階段がある間取りは模様替えができず間取りが固定されちゃうし、なにより上り下りが面倒になって片方のフロアは物置になりそうだから」とのこと。
いや〜でも私は上ることは苦ではないし、それぞれひとりになれる場所も作りやすい間取りでよいのでは? と思ったのですが、そこでふと気づきました。
フロアが複数あるタイプの間取りだと、フラットなタイプの間取りよりも移動に気合が必要になるかも、と。
裏返せば、なんらかのアクシデント、夫婦間のトラブルなどが起こったとき、距離を取ろうと片方が別フロアに移動してしまったら、関係修復にもパワーが必要になる気がします。
しかしメゾネットのように階段があるような物件ではない、フラットなタイプであれば、ハードルは低くなるような。
もちろん、それぞれの夫婦によって関係性は違うと思いますから一概にはいえません。重篤な関係悪化の場合、フロアを分けられるメゾネットの方が一時的に距離を離せ、それぞれに頭を冷やす役割もはたしてくれる場合もあると思います。
けれども、お互いの気配が感じられない別フロアで距離を置くことでかえって関係が悪化してしまうケースもあるかも……。
メゾネットは夫婦円満にありか、なしか。角度を変えて考えれば考えるほど、結論が出なくなりそうですが、少なくともひとつ押さえておきたいと思うことは、階数が分かれていることで物理的だけではなく心理的にも距離というものは生じることがある、ということかもしれません。我が家の場合で考えると、夫が面倒くさがりで階段を上りたがらない性質である以上、もし夫婦喧嘩が生じたとき、上階にこもるのは私でしょう。夫は階段が面倒だからきっと仲直りの口火を切りにわざわざ上っては来ない。となれば私が折れなければならなくなる……。
我が家の場合は、メゾネットは夫婦円満には作用してくれないという結論に達しました(笑)

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6. 終わりに〜北西が欠けている家は離婚しやすい?!〜

夫婦円満になれる家がどんな家か調べていて、このタイプの家だと夫婦が不仲になりやすいといわれている家があることを知りました。
いわゆる家相が悪い家、というものですね。
それによると……玄関を入ってすぐ、長い廊下があってその廊下によって左右に部屋が分かれてしまうような家は夫婦仲に影響が出る家相だそうです。分断の相ともいうそう。
また、家の形をみたとき、北西の部分が欠けている(引っ込んでいる)家は浮氣の家相とも……。
こういうことはやはり知っておくと部屋選びのとき、安心します。必ずしも家相や風水に影響されるということはないかもしれませんが、それでも憂いは少ないほうが良いですものね。
そして思うのです。住まいというのは人間が生きていく中で必要とされる衣食住の中でも、とりわけ人生に大きなかかわりをもたらすものだなあと。
住まい一つで夫婦仲が良くなる、悪くなる、なんて簡単に言い切れるものではないかもしれないけれど、間取りによって物理的な距離が生じたり、縮まったりすることはやっぱりあります。
そう考えると、家を選ぶとき、どんな家に住みたいか、というよりも「自分が笑える家とはどんなものか」という視点で家探しをすることが大事なのかもしれません。
おしゃれなのも良い。便利なのも良い。でも家族皆がそれぞれに笑える家はもっと良い。
なんだか……婚活をしていたときのことを思い出しました。家も、人と同じようなものなのかもしれませんね。
奥深く、調べれば調べるほど面白い家というもの。
これからも様々な角度から掘り下げていけたらいいな、と思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!






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