高齢者の住宅問題

以前、76歳の単身女性から居住しているマンションの売却相談を受けたことがあった。

そのお客様は住宅ローンはなく、毎月管理費、修繕積立金の支払いが約2万円あるだけとのこと。

売却したい理由を尋ねると生活資金があまりなく、今後生活していくのにお金が足りなくなるという理由だった。

その日からそのお客様の部屋探しが始まったのです。

予想していたとおり高齢者という理由で断られる物件が多く、少ない選択肢の中から5物件くらいご案内して気にいったものが見つかり、売却先も決まりお引っ越しとなり喜んで頂きました。

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賃貸がもし見つからなかっ場合の策として今流行りのリースバックも検討しました
実際に売却した金額とリースバックによる業者買い取り金額との価格は700万円くらい安い金額でした。

リースバックは、業者に買い取ってもらって、そのまま家賃を支払って住めるという一見良さそうに思えるのですが、家賃も結構高く、売却金額は安いので購入する業者側にメリットが大きいシステムであると感じました。

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高齢者の部屋探しについて

近くに親族がいる場合、借りられる場合もあるのですが、このお客様は、近くに親族がおらず、遠い地方に兄弟が一人いるだけだったため、苦労しました。
幸い本人は健康で75歳以下の兄弟がいたので、保証会社の規定におさまり、承認がおりたのです。

このお客様のように、持ち家があるものの、生活資金に困窮しての売却相談は結構あります。

売却という手段をとれる場合はまだ良いのですが、やはり自宅は手放したくないという方が多いのも事実です。

また病気をされていて自宅を売却して、移る先がないという方、売却したいけど、認知症のため売れないなど高齢者の住宅問題は色々な問題が絡んでいるケースが多いです。

更に高齢者本人と子供達との考え方の違いや意志疎通があまりとれていない場合はなかなか、問題解決が難しくなります。

生活資金を確保するための手段として
・不動産担保ローン
・リバースモーゲージ

などもありますが、金融機関によって内容が異なるので、融資条件を良く理解する必要があります。

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不動産業者としては、売却が本来の仕事ですが、今後は益々、売却以外の選択肢も併せてお客様に説明してベストな方法を提案していくことが求められてくると思います。






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