不動産売却時査定に利用する査定サイトを勧める広告サイトの存在

「これ、広告だったのか!」 簡単なステルスまがいな広告的ブログがあることをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、最近、マンション売却や不動産売却のキーワード検索で、1ページ目や2ページ目にあるサイトの中で、『・・・・・の教科書』『・・・・・のコツ』『・・・・・注意点』などのように、如何にもあなたの悩み解決しますよ的なサイトをよく見かけますね。

実は、このサイト、ブログ形式の記事になっていて、査定サイトへ誘導するためのステルスまがいな広告的ブログ(マーケティング用語でステルスマーケティングと言います)だって知ってましたか?

最近では、これらサイトはとても凝っていて、まさか「これ、広告だったのか!?」と後で気づくような「おすすめ記事」になっていたりするので、なかなか気づかないかもしれませんが、しかし、これらはある目的のためにあなたをあるサイトへ誘導する為だけの広告サイトなのです。

実はこれらサイトを信じ、その誘導された先の会社のサイトへと誘導されたことにより、今、とても多くの売主が被害を被っていると言う事実があります。

ここでは、これらのサイトと純粋なオススメ記事を見分ける方法を広告依頼主だった目線からお伝えしたいと思います。

ステルスマーケティング(ステマ)とは

そもそも、ステルスマーケティングとはどいうものを言うんでしょう。

ステルスマーケティング(ステマ)とは、マーケティングの一種で、そういう広告の出し方があるという事をここではコメントしましょう。

ステマとは、ブログの中でのその記事についてちゃんと広告料を出してくれているスポンサ-がいるにもかかわらず、それを隠しながら「この商品、おすすめです♡」などと掲載することを堂々とやっていることです。

たとえばこんな文章がブログにあったとします。

『私はコーラルさんでマンションを売りました。その時のコーラルさんの売却方法が他の不動産ささんより凄くって、友人にも勧めたいなって思ってます。』

もし当社=コーラルがこのブログを書いた人へ「あなたのサイト経由で査定依頼来たら1件につき2万円払うからうちの会社を薦める文章買いてよ」と依頼していたらどうだろうか。

ブログの書き手は本当のところ「コーラル?、全く知らないな~、サイト見たけど仲介手数料を無料とかで売主募集している不動産屋なんだ。でも、ま、いいか。所詮不動産屋ってどこも一緒でしょ!」と思っていても、コーラルを褒めちぎることでしょう。

ステマサイトが多い順位付けサイト

ただこれからマンションや一戸建てを売ろうと思っている検索者は、GoogleやYahoo!の検索順位が上位に在ることを信じて、しかもその文章力のあるブログ作成者の言葉に影響されてコーラルへ査定依頼したり、売却自体を任せるかもしれません。

コーラルの何の実績を知っているわけでもなく、また何の評価も知らないままに、その記事を鵜呑みにして、そのお褒めをいただいた広告主が褒めちぎるから、売ろうと思っている人はコーラルでまずは査定してみようと決断してしまうかもしれません。

事実、過去、コーラルも査定専門会社からどうしてもとお願いされて、査定サイトに登録していた過去があり、その時、そのステマ経由の査定サイト経由の売却依頼を受託したことが多少なりとも有りますから。

また、知らない会社を順位付けしてアピールしている順位付けサイトも実はステマなサイトが多いんです。

なぜ順位付けサイトがステマな的なサイトが多いのかというと、事実、私もその昔この順位付けサイトを提案されたことがあるからなのです。

コ-ラルではこの時、順位付けサイトでのランキング上で1位か2位の提案をされていましたが、そんなこと出来ないとお断りさせて頂きました。

例えば、『マンション売却 仲介手数料 無料 不動産屋』とググって頂くと出て来るかもしれない順位付けしているサイトが有ります。

もしここに順位付けサイトがあったらあなたは信じるかもしれませんよね。

しかし、よく考えてみればわかることなのですが、順位付けサイトを作り、それを掲載するって一般の人や不動産屋に関係ない企業がやると思いますか。
まずそんなことしないでしょう。
理由は簡単。サイト作りも掲載もそれなりの時間と費用がかかるからです。

実は、このステマことステルスマーケティングと呼ばれる行為は、よく芸能人が自分のやっているお店をアピールして大問題化した問題あるマーケティング行為なのです。

もし、誘導するために作成したブログサイトが、その誘導された先のサイト業者が運営自体も行っていた場合は、違法行為になることもあります。

ステマの問題点とは

ステマの問題点は、「客観的な記事」であるかのように装った宣伝文を作成したり 、影響力のあるインフルエンサーやブロガーが、企業や組織から報酬を得ていることを明示せずに、あたかもただの第三者であるかのように偽装して、特定の企業や製品について高い評価を行い、素人を誘導して騙す行為になることも有り、例えば過去には芸能人が報酬を受け取っていたことを明示せず、実際に買うことも無い商品を買ったものとしてアピールし、オークションサイトの宣伝を行っていたペニーオークション詐欺事件なども発生している大問題行為なのです。

このように、ステルスマーケティングは、自身の身元や宣伝が目的であることを隠して行われることにより、消費者をだます面や消費者に不利益をもたらす面を持つため、法律により規制されているのです。

日本においては、消費者庁が2011年に景品表示法のガイドライン「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」を公表し、口コミ情報については、事業者が口コミサイトやブログに口コミ情報を自ら掲載し、または第三者に依頼して掲載させ、その口コミ情報がその事業者の商品・サービスの内容または取引条件について、実際のものまたは競争事業者に係るものよりも著しく優良または有利であると一般消費者に誤認されるものである場合には、景品表示法上の不当表示として問題となるとしています。

また、実際には購入していないのに購入したと体験談を偽って口コミサイトやブログに掲載する行為は、「人を欺き、又は誤解させるような事実を挙げて広告をした」に該当するとして軽犯罪法に抵触する可能性があることも言っているのです

それでも広告主は、ステマが案外厄介なことと分かっていてもいかにして法の目をかいくぐりながら有名ブロガーやインフルエンサーに商品を薦めてもらうかを考え、その影響力で来客してもらうことを実際には考えずにはいれないのです。

その結果、ブログで商品を褒めちぎってもらい、文章の最後に「これは○○会社のスポンサー広告です」と小さなフォント(景品表示法に引っかからない最小フォントサイズ8ptと言われています。このサイズの文字で書かれても消費者はなかなか読み理解することは出来ません。)で記載されているなど、昔の保険商品のように誰も読まない、否読めない手法で違法性の網の目を掻い潜っているのです。

こういう技術を使われたら一般消費者はどうやってステマと見抜けるのでしょう? 
以下では「純粋なオススメ記事」しか持ち得ない事実をお伝えしていきましょう。

ステマ的ブログやステマ自体の記事を見抜く方法

ステマ的なブログを見抜くことは、なかなか難しいことですが、しかしちゃんと考え読めば、「あっ、こんなこと無いよね!」ってわかる時があります。

ハイ。あなたのその感性、とても鋭いと思います。

もし、私、わからないわって方がいたら、それこそGoogleやYahoo!の検索で『ステマの見抜き方』とググってみてはいかがでしょう。
それこそとてもたくさんの『ステマの見抜き方』を開設した記事が見つかるはずです。

ステマは「デメリットな部分」を書けない

ステマブログの場合、アピールした企業から金銭と言う便宜を図ってもらい成り立っている以上、その商品の悪いことは書けなくなります。
例えば、査定運営会社の商品とは査定サイトに在ります。
その査定サイトの悪いことなど書けるわけが有りません。
当たり前ですが、どんな商品にもメリットとデメリットがあるものです。
コーラルの売却時仲介手数料無料もメリットだけではなく、デメリットと言う部分もあるように。
しかしステマの記事では、その商品の「デメリット」部分を記載できないものです。
もう一度書きますがアピールした企業から金銭と言う便宜を図ってもらい成り立っている以上、ステマブログサイトでは商品を一切ディスれないのです。

ステマは「用途外の使用」を薦められない

最近のことですが、桜が満開で、近くの土手へお花見に行きました。
そこの土手は花見シーズンになると夜になると提灯がついて絶好のお花見スポットになっており趣ある提灯の明かりを楽しみながら夜道をお花見して歩いていました。
と、忘れていました。9時になると消灯することを。えっ、一瞬に提灯が消えて真っ暗な世界へ。
すぐさま旦那様が、スマホを懐中電灯がわりにして道を照らすじゃないですか。

不動産屋さんって夜も場合によっては物件内見する時ってあって、しかし、物件自体が空き家になっていて電灯が無い場合があるんです。
この場合、頼りになるのがそうです。スマホ。
スマホって、実は懐中電灯代わりにも使える優れものなんですよね。
でも、この利用法、スマホのトリセツには書いてないかもです。

また、赤ちゃんのお尻ふきシートを、フローリングの床ふきに使っている方もあるそうです。

ステマは、スポンサ-がいて初めて成り立つことから、その際にブロガーが勝手に「赤ちゃんのお尻ふきシートって、おしりを拭くだけじゃなくて、実は床掃除にも使えるんです!」などと言い出したら、広告主のメーカーは床掃除にも利用できることをデータで立証しなくてはならないらしいのです。

かくして、ステマブログでは公開前に用途外のメリットを書かれることは無いのです。

まとめ

以上、ステルスマーケティングとそのまがい的行為なブログサイトの見抜き方をお伝えしてきました。

「ん、なに言ってんだいコーラルさんよ~。コーラルだって、確か、査定サイトに誘導しているじゃないか」って叩かれるかたもいるかもしれませんが、コーラルの場合、その利用を進めている本質が全く違うのでコメントしておきます。

コーラルの査定サイトの利用を売主におススメしているのは、他の不動産会社の出す査定額と、その根拠になる売却方法を聞いて確認してコーラルのそれと比較検討してほしいからなのです。
そのため、コーラルでは、敢えて査定ご依頼前に査定サイトの存在と利用価値とを記事にして出しています。
この場合、コーラルは全く自社のためにならないことを敢えてしてしまっているのかもしれないのです。

査定サイトの用途外のメリットなど書く不動産業者なんて無いでしょう。

事実、社員からはコーラルの査定サイトに折角、しかもやっと来ていただいたのに他の不動産査定サイトに誘導するなんて、信じられない。即刻やめるべきだという意見もあります。
だって、みすみすコーラルに来ていただいているのに、仲介手数料が発生するかもしれないお客様を他へ誘導するなんて前代未聞なことをしているかもしれませんし。
そんなことはわかってます。
しかし、それでも他社と比較検討してほしいと思うから、敢えてそのリスクを取ってまで、このことはこれからも止めることは無いでしょう。

では、今、なぜこんな記事を書きたくなったかというと、あるブログサイトからステルスマーケティング的な提案を受けたからなのです。

そのサイトはとても良く構成され、記事も良い内容なブログでした。

しかし、コーラルでは、ステマを行ってまでお客様を誘導することはしたくありません。

なので、敢えて今回、ステルスマーケティングとそのまがい的行為なブログサイトの見抜き方をお伝えしてきました。



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