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府内最大級の公園を抱える閑静な住宅街「緑地公園駅」

今回レポートするのは、北大阪急行線の「緑地公園駅」です。

駅周辺は駅名にもある通り、「服部緑地」がランドマークとなっています。
公園を中心とした生活向上を図る取り組みもなされており、その利便性のよさと合わせて近年注目されているエリアとなっているのです。

この記事では、緑地公園駅の利便性や周辺環境などについて詳しく説明します。

「生活圏に大きな公園があるのは魅力的！」と少しでも感じられた方は、ぜひ最後までご一読くださいね！

子どもからお年寄りまでが集う服部緑地の玄関口！

緑地公園駅を語るうえで欠かせないのは、大阪府下最大級の公園「服部緑地」です。
駅の約200メートル西側にあり、電車で訪問する際の玄関口となっています。
服部緑地にはさまざまな施設があり、子どもからお年寄りまでみんなで楽しめる憩いの場所です。

◇服部緑地とは？

服部緑地は大阪四大緑地の一つで、面積が約126.3ヘクタール（甲子園球場約33個分！）の広大な敷地面積を誇っています。
園内には四季折々の自然が広がっており、「日本の都市公園100選」「日本の歴史公園100選」にも選ばれている公園です。
服部緑地では、「服部緑地パークライフ」として、次の5つのテーマを掲げた地域活性化に取り組んでいます。

●その1．
服部緑地パークライフは“エコロジカル”
地域の豊かな自然やいきものとふれあい、日常の中で大切にする、環境にやさしい暮らし。

●その2．
服部緑地パークライフは“ヘルシー”
スポーツプログラムや自然オーガニックな食を楽しむ、心身共に健やかな暮らし。

●その3．
服部緑地パークライフは“カルチュラル”
心地よい緑の中で音楽やアートなど多様な文化に出会い楽しむことができる、文化的な暮らし。

●その4．
服部緑地パークライフは“パーソナル”　　
家族や友人と過ごす憩いの時間やボランティア活動の場が充実した、こころ豊かな暮らし。

●その5．
服部緑地パークライフは“サスティナブル”
地域の大切な環境や文化を守り育るために、みんなで共有し、みんなでつくっていく暮らし。

（以上、https://hattori.osaka-park.or.jp/parklife/management/　より引用）

服部緑地から「パークライフ」を創造・発信することで、近隣住民のこころの豊かさや快適さ、地域の暮らしブランドの向上に取り組んでいるのです。
服部緑地は、近隣地域の生活向上を図るうえでも欠かせない施設となっています。

◇緑地内のスポット

服部緑地の中央には、昭和34年に皇太子殿下ご成婚を記念して整備された、円形の花壇があります。
季節ごとにさまざまな花が咲き、4基の彫刻や古墳のある服部緑地のシンボル的な広場です。

円形花壇の西側には「こどもの楽園」があり、大小さまざまな遊具にはいつもお子さんたちでにぎわっています。
東側には「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれた竹林「いなり山」があり、その横にお子さんと遊べる「いなり山児童遊技場」があります。
それ以外にもたくさん広場があり、お弁当を広げているご家族などもよく見かけますよ。

またカフェやバーベキューのできる広場もあり、老若男女問わず楽しめるスポットが本当にたくさんあります！

◇都市緑化植物園

服部緑地の南東にある有料の植物園です。
入場には220円（2022年8月現在）必要ですが敷地内はきれいに整備され、四季折々の草花や温室などが一年中見られます。

園内にはベンチやテーブルが配置されており、小さなお子さん連れの散歩や散策にはピッタリです。
水辺には野鳥も訪れ、写真が趣味の方もたくさん訪れて思い思いに撮影されています。
来園される方はさほど多くないため、のんびりとした時間を過ごせる、まさに都会のオアシス的な場所といえるでしょう。

ペット入園不可なので、ペット連れの方はご注意ください。

◇ウォーターランド

公園の南東にある、緑に囲まれたリゾート感あふれるプールです。
1周250メートルもある流れるプールや、遠浅のビーチを思わせるなぎさプール、迫力あるウォータースライダーなど、楽しめるエリアがたくさんあります。
小さなお子さん向けの幼児プールもあるので、お子さんから大人までみんなで楽しめるプールですよ！

オフシーズンにはフィッシングパークとして釣り堀になっていますので、一年通して楽しめるスポットとなっています。
状況によって営業時間や入場規制のある場合がありますので、事前に問い合わせてから訪れるのがおすすめです。

◇日本民家集落博物館

服部緑地内の北側にある、野外博物館です。

北は岩手県から南は奄美大島まで、12軒の日本各地の代表的な民家を移築復元しています。
いずれの民家も17～19世紀に建築されたもので、四季折々の木々に囲まれた趣のある民家を見ると、日本の原風景を思い起こさせてくれます。

特別公開や各種体験も随時開催されていますので、いつ訪れても新しい発見のある博物館です。

◇野外音楽堂

1991年にオープンした、自然の中に建てられた音楽堂です。
すり鉢型の開放的な客席に半ドーム型の屋根がついた半円のステージは、優れた音響を誇っています。
交響楽団のファミリーコンサートや、プロミュージシャンのライブも開催される、地域に愛される野外音楽堂となっています。

近隣住民への配慮のため音量制限があるというのも、ステキなところですね！

◇その他

緑地内には広場だけではなく、野球場やサッカー場、テニスコートなどスポーツの楽しめる場所もあります。

中でもとくにご紹介したいのが、「服部緑地乗馬センター」です！
乗馬センターそのものが大阪でも少ないうえに、駅から歩いていける場所は本当に希少ですよ。

センターには107頭もの馬がおり、初心者の方から本格的にライセンス取得を考えている方まで、さまざまな方が乗馬を楽しめるスポットです。
小学生以上であれば体験できますので、ぜひカワイイお馬さんに触れてみてくださいね。
大人の方のダイエットにも、乗馬はおすすめですよ！

交通至便！通勤通学には利便性の高い街

緑地公園駅は、鉄道でも自家用車でも便利な立地となっています。

緑地公園駅は、北大阪急行線の駅となります。大阪メトロ御堂筋線が乗り入れており、同じ路線と考えて差し支えありません。
大阪メトロの大動脈である御堂筋線が利用できるため、主要駅へは乗り換えなしで行けます。
本数も日中で1時間7～13本と、非常に多くなっています。
ターミナル駅である新大阪駅へは7分、梅田駅へは14分、なんば駅へは22分、天王寺駅へは29分といずれも30分以内となっており、そこから先の乗り換えも至便です。

緑地公園駅の東約1キロメートルには、阪急千里線の「千里山駅」「関大前駅」があります。
乗り換えには少し距離があるのですが、万が一の際に別路線が利用できるのは非常にありがたいといえるでしょう。

緑地公園駅からの自家用車利用も、非常に利便性が高いです。
鉄道と並行して走っているのが、国道423号線（新御堂筋）です。大部分が自動車専用の幹線道路であり、ほとんど信号なしで大阪市内まで抜けられます。
北方面にも箕面までまっすぐ抜けられ、中央環状線や国道171号線といった幹線道路に抜けられます。

高速道路も名神豊中ICや吹田IC、さらに阪神高速池田線も利用可能と、どの方角に向かうのにも便利な立地です。
幹線道路が多いため交通量も多く、渋滞が常態化しているのは難点といえるでしょう。

駅周辺は閑静で落ち着いた街並み

緑地公園駅の所在地は豊中市です。駅をぐるりと囲む形で南北と東側は吹田市、西側に豊中市が広がる形となっています。
駅周辺は幹線道路が走っているので交通量が多くにぎやかですが、少し離れると閑静な住宅街です。

駅の周辺には関西大学をはじめとして学校が多く、文教地区としての一面もあります。
街並みは落ち着いており治安の問題は少なく、ファミリー層には暮らしやすい地域だといえるでしょう。
丘陵地だったことから坂道が多く、徒歩や自転車などですこしきつい場面が出てくる可能性はあります。

駅周辺にはコンビニエンスストアやスーパーがあり、日常の買い物で困る場面は少ないでしょう。
駅東側の阪急オアシスは22時、西側のフレスコは23時までと遅くまで営業しているのはうれしいポイントですね。
飲食店はそれほど多くないですが、隣の江坂駅まで出ればチェーン店や個人店が数多くあるので問題ないでしょう。

まとめ

緑地公園駅周辺は、服部緑地を中心とした街づくりがされています。
服部緑地では、周辺住民の生活向上を図るようなさまざまなイベントや取り組みがなされているのもたいへん魅力的です。

近隣に大きな公園があるというだけで、生活に憩いが生まれますよね。
ぜひ一度訪れて、緑地公園駅周辺の環境を体験してみてください！

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