Top / QBlog / 2016-09-16

『最速売却成功法則』とは

今日は、

『最速売却成功法則』という事で、売却を成功させるための法則について、お話したいと思います。

私が自分の家を売却するときに、常に心に留めていたことがあります。

「思い立ったら、すぐ行動する!」

・・・なんだよ、そんな話、知ってるよ。

そう思われた方も多いと思いますが、何でこんなことを敢えてお話したかというと。

売却活動し始めると、予想だにしないことが数多く起こります。

競合物件が突然売り出し始める、または値下げした・・・

突然の大きな地震で市場が冷え込み・・・

住宅ローンが金利上昇・・・

政府の補助金開始が発表、但し、1年後から・・・など。

これらはマイナスな出来事ですが、プラスの出来事もあります。

競合すると思われた近隣物件が売り止めたためシャンス到来!

住宅ローンの金利が下がるとの急なる発表!など、

マイナスなことやプラスのことを含めて、本当に予想していないことが起こります。

ということは、

緻密な計画を立てて、売却活動しても、その通りにならないことが多いということ。

勘違いしないで頂きたいのは、計画を立てるなと言っているわけではなく、それに時間を費やすくらいなら行動したほうがいいということ。

先が読めないことにより不安で行動できない人は、残念ですが、売却で成功しません。

昔のことわざの中に、「石橋は叩いて渡れ」というものがありますが、

私自身は、「石橋が壊れる前に渡りきれ」と考えています。

叩いている暇があったら、さっさと渡り切ってしまえということです。

あまりにも用心して慎重すぎると、何も進めることが出来ないままに機を逸し、

結果的に損してしまうということは売却場面においても人生においてもありがちなのです。

アベノミクスが始まって半年後の2013年5月に東京都港区内のマンションを売却した方がいますが、

このときの売却益はおおよそ500万円でした。

しかもこの方はすぐ別の新築マンションを湾岸地区で買われていますが、2年後の今年再度売却されました。

このときの売却益はおおよそ1500万円です。

凄いと思いませんか。

たった3年で2000万円を稼いだことになります。しかも家賃もかからなかったことになるわけです。

なぜ、こんなことが出来たのか、それは環境を見てすぐ行動したからです。

要するに、すぐに行動して、行動サイクルを早めることが大事なんです。

ただ、そうは言っても、なかなか行動に移せない人がいます。

例えば、私はよく大学の企業セミナーに行くのですが、このセミナーせっかく参加しても、

今、準備していていつかは起業しますって、聞いただけで終わってしまう人とか。

そういう人の共通点として、日頃のある生活シーンに行動の遅さが表れています。

例えば、友人や知人に、良い不動産屋さん知ってたら紹介して。って頼まれたとして、

「あっ、知っているから紹介するよ」と、2つ返事で答えたとします。

ただ、多くの人が、紹介するよと言って終わります。

これホントに多いんです。

しかし、行動サイクルの早い人は、その場で電話やメールをする人です。

すぐに行動に移すんです。

先にご登場いただいた2000万円の儲けを出した人は、他の人も紹介されています。

で、その人もまた売却購入で成功しています。

また別の例では、食事や飲みの話もそうです。今度、飲みにいきましょう!というパターン。

まぁ、お世辞の場合は仕方ないのですが、そうでないのであれば、すぐに日程を決めるべき。

その場で、日程を決めて行動に移す。

この小さい行動の積み重ねが、大きい行動に繋がってきます。

すぐ行動する習慣を身に付ければ、物事が進むサイクルも早くなります。

24時間という誰しも平等な時間の中で、この行動サイクルを早めた人だけが、最速で結果を残すことができます。

今、もうすぐ不動産バブルは終わりを告げます。数字や内覧反響、成約パターンどれをとってもその傾向がはっきりしています。

不動産は値を上げるときはとても緩やかに上がっていきます。また購入者もすぐ現れます。

しかし値を下げ始めたらそれはもう目も当てられない位ひどいもので、買い手はいなく、値段を下げても成約しなくなります。

こんな悪い状況は、言い換えれば値を下げ始め買い手が現れないのは目に見えません。感じてもらうしかないんです。

賢い人は、もう知って行動しています。

だって自分の利益がまず真っ先なんですから。

さて、これを読んでいただいている皆さんは、どうしますか?

もう、待ったなしな状況ですよ。

思い立ったら、すぐ行動!!

明日からではなく、今日から実行してください。

ここまで言ってももたもたもたつくんですよね。

約20年前のことですが、平成バブルがはじけ、住宅ローンが返済できなくなり任意売却(銀行管理のもとでの売却)をした方々を多くお世話したことが有りますが、この時も、今と全く同じ状況でした。

もう危ないって何度教えまわったことか。

でも、メディアの言うことばかり信じて行動しなかった人ばかり。

その結果は、もう見るも無残な光景が。

今回は、さっ、どうしますか?








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