吹き抜けのある家が向いている人、いない人

皆さん、こんにちは!
モデルルーム巡りが大好きな主婦、ヤマダです!

さてさて、ここ数年、モデルルーム巡りをしていて思っていることがあります。

それは、

「最近吹き抜けがある家、多くない?」

です。

私は別に吹き抜けが嫌いなわけではありません。
しかし、がっつり天井のある日本家屋や、吹き抜けとは縁遠い集合住宅に住んでいたために、吹き抜けがある家はなんだか落ち着かないのです(笑)
おそらく吹き抜けが向いていない人なんでしょう・・・。

でも待って?!
そもそも私は吹き抜けのなにを知っているんだろう?
よく知りもしないで向いていないと決めつけるのは早計ではないのか?
私はまだ、吹き抜けを知らない!(漫画「お前はまだグンマを知らない」みたいに言ってみました(∀`*ゞ)エヘヘ)

というわけで本日は吹き抜けのメリット、デメリット、吹き抜けのある家に向いている人、いない人などを調べてみたいと思います!

吹き抜けのある家



1. そもそも吹き抜けって?

まずはここから考えてみましょう。

吹き抜けとは?
上層階と下層階の区切りがなく、下層階の床から上層階の天井までが1つの空間として繋がったもののことをいいます。

ようは、階に関係なく、天井の高さを楽しめる建築様式、ということですね。

空間が突き抜けている感じが実にゴージャスっぽい!
もう、メリットしか感じない気がします。
というわけで、吹き抜けのメリットについて調べてみました!

2. 吹き抜けのメリット

吹き抜けのメリットを調べてみると以下が出てきました。

① 開放感がある
② 明るくなる
③ 風通しが良い
④ おしゃれにみえる
⑤ 家族間のコミュニケーションが密にできる

1つずつ見てみましょう!

① 開放感がある

天井の高い家と低い家、どちらがのびのび過ごせるのか。考えるまでもないですね(;’∀’)
やっぱり天井が高い方がのびのび率も高いです。
しかも吹き抜けであれば、1階分の高さプラスもう1階分以上の高さまで、頭の上に空間が確保されます。
背の高い方が訪れたとしても、天井の高さが2階以上あれば、窮屈な思いをさせないでくつろいでもらえますからね。
また、天井が高い方がストレスフリーに考え事ができ、発想力に良い影響をもたらす、ともいわれています。頭上に空間があるかないかが人の心理に大きく作用する証拠かもしれませんね。

吹き抜けのある家 2



② 明るくなる

これも吹き抜けを作る理由としてよく挙げられる項目です。
補足するならば、周囲の建物に邪魔されることなく、十分な採光が可能、といえるでしょう。
周囲を建物に挟まれた土地に、吹き抜けのない住宅を建てた場合、立地によっては日があまり入らない可能性も出てきます。しかし、吹き抜けを設ければ、高所に開けた窓から、十分な光を屋内に招き入れられるようになります。
しかも光というものは上から注がれると全体をもれなく照らしてくれますから、明るい部屋にしたい!という希望も、窓と吹き抜けを利用することで容易に叶うわけですね。
フットライトと、上からの蛍光灯を比べてみたとき、上からの蛍光灯の光の方が部屋全体をまんべんなく照らしてくれることからも、光源の位置が部屋全体に及ぼす影響は大きいといえるでしょう。

③ 風通しが良い

風通しを良くしたいなら、風の入り口と出口が必要、といわれています。
確かにワンルームマンションに住んでいたころ、片方の壁にしか窓のない部屋だと、風が入ってきても心地良さはほとんど感じませんでした。しかし、2面採光の部屋では、入ってきた風を気持ち良い、と感じました。
風とは通り抜けていくから気持ち良いんだなあ、としみじみ思ったものです。
そう考えてみると、吹き抜けが風通しに特化している、というのも頷けます。
吹き抜けに窓を設けると、風の通り道が長く確保できますからね。
たとえば、吹き抜けを配したリビングにおいて、南側に庭に通じる窓、吹き抜けの上部、北側の壁に窓がある家の場合をみてみましょう。
南から吹いた風が家の中に入り、出口を求めて吹き抜け上部の北側の窓へと抜けていくことになります。入ってきた風がリビングを突っ切り、家の1階から2階へ吹き抜けを使って抜けていく、ということになるわけですね。
吹き抜けのない家より長く風が通っていってくれるわけですから、風通しを考えるなら吹き抜けを導入してみるのは賢い選択かもしれません。

④ おしゃれに見える

これはそうだろう!と思います(笑)
実際、ドラマや映画で吹き抜けのある家はよく出てきますが、吹き抜けがあるだけでとにかくおしゃれに、かつゴージャスに見えますよね!
吹き抜けはそれ自体が大きく、存在感を放っているため、家具やカーテンなどの調度よりも目に飛び込んできやすい設備です。人の第一印象は見た目が9割、なんて話もある通り、最初に目についたものは後々までその人の印象に残りやすいですから、存在感の大きい吹き抜けを利用すれば、おしゃれな家にしたい!という希望も叶えやすくなりますね。

⑤ 家族間のコミュニケーションを密にできる

吹き抜けは下層階と上層階が繋がって1つになった空間です。ゆえに、部屋と部屋が廊下や壁で区切られた家よりも、家族の気配は感じ取りやすくなります。
たとえば、吹き抜けのある家の間取りでよくあるリビングに吹き抜けを施したタイプの場合、リビングで誰かがテレビを見ていれば、どの部屋にいてもその気配は伝わります。
また、音を遮断する天井がないために、ちょっとした用事があったときに、階をまたいで声もかけやすくなっています。
リビング同様によくみられる間取りとして、玄関に吹き抜けを設けたタイプの間取りがあります。
玄関と吹き抜けがセットになったこのタイプの間取りの場合、吹き抜けで音が響くので誰かが出入りした音が室内に届きやすくなっています。このことから、防犯的な意味でも吹き抜けは有効といえそうですね。

吹き抜けのある家 3



3. 吹き抜けのデメリット

メリットを見て思ったのが、長所って短所にもなりやすくないか?というところです。
吹き抜けのデメリットをメリットと合わせてみてみましょう。

① 天井が高過ぎて落ち着かない
② 高所の窓は清掃が難しい
③ 冷暖房の効きが悪くなる
④ 家具との折り合いが悪い
⑤ 音や臭いが筒抜け

1つずつ見てみたいと思います。

① 天井が高過ぎて落ち着かない

私はこのタイプかも(笑)
メリット①にて開放感がある、とお話しましたが、逆に開放感があり過ぎて身の置き所がない、というケースも考えられます。
たとえば、家計簿をつけるとか、受験勉強をするといった、なにかを記録したり記憶したりする場合は、開放感よりも落ち着いて閉じこもれる場所が恋しくなります。
そういった意味では、勉強部屋やトイレ、バスルームといった、1人での空間を大切にしたい場所には吹き抜けは作らない方が良いようですね。

②  高所の窓は清掃が難しい

吹き抜けのメリットとして明るくなる、とお話しましたが、明るくするためには高所に窓を設けることになります。開け閉めは紐や電動でどうにかなっても、掃除となると話は別です。
一度も掃除をしない、というわけにもいかないけれど、高い場所を掃除するのは至難の業・・・。
結果、高所を清掃するための道具を導入したり、専門業者に清掃をお願いしたり、とコストがかさむ場合も。
明るさは家の魅力を左右する大切な要素ですが、吹き抜けにおいてはその明るさを守るためのメンテナンスがちょっと厄介だということも覚えておく必要があるようです。

吹き抜けのある家 4



③ 冷暖房の効きが悪くなる

風通しが良い時期は最大限に力を発揮してくれる吹き抜けですが、冷暖房を使う時期になると急にその力は半減します。むしろ、風を長く感じられたその空間の広さが仇となり、冷暖房をかけてもなかなか効いてこず、まったく快適ではない、というケースも。
これを解消する手段として、空気が循環するよう、シーリングファンを天井に設置する方法や、空気を暖める暖房だけではなく、床を温める床暖房を導入するといった方法があります。
快適な温度を守るため、コストが余分にかかるのは覚悟しなければならなそうですね。

吹き抜けのある家 5



④  家具との折り合いが悪い

おしゃれに見える吹き抜けですが、天井が高いからこそ、家具との折り合いが悪い場合もあります。
たとえば、本棚を置くにしても、一般的な天井高の部屋で使うタイプの本棚を吹き抜けの壁に沿って並べると、天井が高過ぎてちぐはぐになりやすいです。
また、リビングダイニングに吹き抜けがあるケースだと、ダイニングテーブル上がきちんと照らされず、薄暗い食卓になる可能性があります。そうならないためにはダイニングテーブルに適度な光が届く照明を設置しなければならず、照明選びに頭を悩ませる事態も予想されます。
吹き抜けを導入するときは、普通の部屋の家具選びよりもコツが必要なようですね。

⑤ 音や臭いが筒抜け
「コミュニケーションを密に取れる」の裏返しは、「プライバシーが守りにくい」です。
吹き抜けは音をよく通します。すなわち、なんのテレビを見ているのか、なんの音楽を聞いているのかが聞こえてしまいやすい、ということです。
我が家の場合を考えてみると、旦那さんの趣味がゾンビ映画鑑賞で、お休みの日はよく部屋のカーテンを閉めて一人鑑賞会をしています。対する私は在宅での仕事が主なので、あまり曜日に関係なく机に向かっています。
ということは、自室で書き物をしているところへリビングから、
「やめて!助けて!かじらないで!」的な声が聞こえてくるわけですよね・・・。
うきうきのインテリアについて書いているのに、急に室内におどろおどろしい空気が立ち込めるわけですから、かなり嫌ですね(笑)

また、臭いに関しても同様です。
ワンルームと1Kの最大の違いは、キッチンと居室の間を区切るドアがあるかないかだといいます。たかがドア1枚、ともいえますが、このドア1枚で大きく変わることは、臭いに関してなのです。ドアがある1Kの場合、料理の際に出る臭いがドアによってせき止められます。対してワンルームだとドアがありませんから、臭いに対してまったくの無防備です。
つまり、ドアは臭いに対して防波堤の役割を果たすというわけです。
同じことが天井のあるなしにもいえます。
吹き抜けには階数を区切る天井がありません。ですから、臭いが発生してもせきとめられることなく、下層階から上層階までまんべんなく広がってしまうことになります。もちろん換気システムは導入されるでしょうが、日常的に台所の臭いが感じられるのはあまり気持ちの良いものではないですね。

4. 吹き抜けが向いている人、いない人

吹き抜けのメリット、デメリットについて確認した結果、吹き抜けが向いている人と向いていない人が見えてきました!

吹き抜けが向いている人① 小さな子供や高齢者のいる家庭

小さなお子さんや高齢者の方と共に暮らす場合、やはり日々の安否が気にかかります。
怪我をして泣いていないだろうか、急に具合が悪くなっていないだろうか、はたまた勝手に外に出てしまっていないだろうか・・・などなど。
そんなとき、吹き抜けのある家であれば、家族の音や気配が感じ取りやすいですから、それほど労せずとも安否確認が可能になります。

吹き抜けが向いている人② 発想力が勝負の仕事をしている人

メリット①にて開放感が発想力に繋がるとお話しました。そのことから考えてもアーティスティックな発想が必要なデザイナーや、企業にて新企画や新商品を手掛ける開発部門に籍を置く方などには、吹き抜けのある家はぴったりではないでしょうか。

吹き抜けのある家 6



吹き抜けが向いていない人① 家族間のプライバシーを守りたい人

イギリスでは家中の部屋に鍵がついているのも当たり前、というくらい、プライバシーに対する考え方は国規模でも違います。国ごとでもそうなのですから、当然、各家庭によっても家族間の線引きを大事にしたいと考える家があってもおかしくありません。私自身、仕事のときは静かに閉じこもりたいことを考えると、家族の気配を色濃く感じてしまう吹き抜けにはあまり向かないといえそうです。

吹き抜けが向いていない人② コストを押さえて住みたい人

吹き抜けはお話した通り、空調の部分や、上部の窓の清掃などにコストがかかります。またそれだけではなく、家が古くなってきたときの補修費用が余分にかかる場合があります。
理由は、吹き抜けに使用している壁紙や建材の多くが規格外のものになりがちだからです。そうなってくると、黄ばんだり破れたりした壁紙を補修しようとしても、吹き抜けではない部屋の壁紙を変えるときよりも費用がかかってしまうことになります。
節約したいとお考えであれば、吹き抜けはよくよく検討してから導入すべきかもしれませんね。

5.終わりに

今回は吹き抜けについて考えてみました。
どんなものにも良いところ、悪いところはあるものですが、吹き抜けについての印象は今回の記事を書くことで少し変わりました。
おしゃれでゴージャス。そのイメージも変わらずにあります。しかしそれよりも、
「吹き抜けは温かいものだったんだな」と初めて知りました。

人の気配を感じられ、案じることができる、人と人を繋ぐ設備。

ちょっと格好つけてしまいました(笑)

現在の私は吹き抜けの開放感やコミュニケーションの取りやすさにやや、向いていなさも感じなくはありません。
しかし一方で、年老いたとき、あるいは両親と同居したときなどを考えたら、お互いの気配が色濃く感じられる方が絶対に暮らしやすいだろう、とも思っています。
それを考えると、吹き抜けにまったく向いていない、ともいえないのかも?

皆さまはどう思われたでしょうか?
今後家を建てよう、家を買おうと思われたとき、吹き抜けについて検討することがあったら、今日のこの記事を思い出していただければ幸いです

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