進化する憩いの街！都会のオアシス「大濠公園駅」
今回ご紹介するのは、福岡市営地下鉄空港線の「大濠公園駅（おおほりこうえんえき）」です。
この大濠公園駅は副駅名があり市美術館口」とも言われます。この駅の出入口は5箇所あり、地下1階がコンコース、地下2階がホームとなっています。
大濠公園駅は、福岡市地下鉄駅の駅別乗降客数ランキングでは12番目に多い駅で、福岡での暮らしを始めるなら、ぜひおすすめしたい街の中にある駅です。
この界隈は、福岡ならではの歴史・文化を満喫できる憩いのエリアで、アメックス大濠タワーやアクタス大手門パークシティ、エステートモア天神ワーフ、ルサンク大濠公園、クリオ ラベルヴィ赤坂などマンションや高級住宅地が広がり、飲食店も多い人気のエリアとなっています。
交通利便の良さも加えて、住環境としては市内でも上位の高い人気を誇っています。ゆえに直近ではグランドメゾン大濠公園THE CLASS（竣工予定2023年12月）や、オープンレジデンシア大濠公園（竣工予定2023年4月下旬）などのマンションも新築されます。
さらに進化する憩いの街
福岡県と福岡市が共同で実施する大濠エリアの再開発計画「セントラルパーク構想」は、憩いの場や歴史文化の発信拠点として、公園そのものを巨大なミュージアムとして整備するものです。
その総面積は何と８０ｈａ東京ドームで換算すると約１７個分！
４つのゾーンで構成
・「憩いと文化の交流ゾーン」
・「福岡城跡ゾーン」
・「鴻臚館跡ゾーン」
・「城跡イメージゾーン」に分けられます。
４つのゾーンを基本に「水辺の憩いエリア」・「芸術文化エリア」・「交流広場エリア」・「鴻臚館エリア」・「福岡城本丸エリア」・「福岡城二ノ丸エリア」・「エントランスエリア」に分けられ、各エリアの特性を踏まえながら、整備が行われます。
基本理念は「時を渡り、人を繋ごう。～未来へつながる福岡のシンボルへ～」で、ジョギング、ウォーキングの利用とイベント施設の充実を図り、Wi-Fi整備やVR・ARのデジタルサービスを用いた解説サービスを充実させることで、より魅力的な街づくりを行います。
◇都会のオアシス大濠公園
このエリアのおすすめスポットは何と言っても福岡市の中心部にあり、市民の憩いの場として愛されている大濠公園。
福岡城の外濠だったこの公園の中心には周回園路が約2キロメートルの大きな池があるのが特徴で、日本でも有数の水景公園で知られています。
水質が綺麗なので様々な野鳥や魚が住んでおり、カモメやサギ、カワウなどを見ることができます。池の中には３つの島があり、それぞれ橋が架けられ通行することができます。
周辺には、日本庭園や美術館、能楽堂などの設備も設けられており文化的な一面もありあす。広さは東京ドーム５個分で、休日には池の周りを中心に多くの人が散歩やジョギングを楽しんでおり、ペットを散歩している人もよく見かけます。
春はライトアップによって昼夜の桜の色の変化を楽しめるお花見、夏は戦没者の鎮魂と戦後復興を目的に１９４９年から始まった始まった西日本大濠花火大会、秋は色とりどりな表情を見せてくれる紅葉、冬はウィンターイルミネーション.等イベントも目白押しで、どの季節でも違った風情を見せてくれて一年を通して楽しる公園なのです。
また、ジョギングやウォーキング、サイクリングする人も多く、園内は夜間は照明が灯され日が落ちてからも走ることがでるように３レーンに区分けされてあり、またゴムチップ舗装や距離表示等が整備されてもいます。
公園施設は整備され、どれもとても綺麗でトイレなども充実しています。
公園に隣接してランニングステーションや銭湯、園内にはスターバックス等の店も有るので、ジョギング時の着替えやロッカーの利用できたり、休憩する事も可能です。
このエリアには、この大濠公園の他にも舞鶴公園と西公園があり、ゆったりと過ごすには最適な場所なのです。
◇桜の名所西公園
西公園は大濠公園より北側１０分の位置にあり、福岡湾や福岡都市部を一望できる風情豊かな公園です。
春には桜が満開となり花見スポットとしても有名です。年間の利用者は５８万人で、再開発により既存の利用者をはじめ、子どもや若年層を始めとする新たな利用者を獲得し賑わいを作り出す予定です。
大濠公園も西公園もこの地域の公園は桜が多く植えられており、ゆえにその近隣駅大濠公園駅のシンボルマークのデザインも桜がモチーフになっています。
文化・芸術を楽しめる街
◇福岡市科学館
大濠エリアには文化的な面も持ち合わせています。福岡市科学館は２０１７年にオープンし、最新の設備が揃えられている科学館です。「科学」という難しいイメージを体感しながら楽しむコンセプトで、子どもだけではなく大人も楽しめるスポットです。最大の魅力は九州最大級のプラネタリウムで、直径２５メートルの巨大ドームシアターに、８K相当の高解像度の映像、３Dデジタルサラウンドシステムが会場を包みこみます。
◇福岡市美術館
福岡市美術館は大濠公園の敷地内にあり、既存の建物や雰囲気を残しつつ２０１９年にリニューアルオープンしています。１階が古美術展示室で２階が現代コレクションの展示室となっており、照明のLED化や特殊な展示ケースを用いる等をして日本では最高水準の展示会場となっています。コレクションの展覧会を中心に、子どもを対象にアートの楽しさを体感するプログラムにも積極的に取り組んでいます。
福岡中心部へもアクセス良好
福岡市は政令都市の中でも人口増加数、人口増加率ともに1位を誇る未来に期待された街です。そんな福岡市の中でも大濠公園は増加傾向が著しい人気地域なのです。
その理由は、エリア内には２つの地下鉄が通っており、北側には福岡市営地下鉄空港線「大濠公園駅」があるからでしょう。
この「大濠公園駅」から福岡市中心部の「天神駅」まで所要時間なんと５分。交通の要所「博多駅」までもそのまま直通１０分で到着します。ちなみに福岡空港にもそのまま直接アクセス出来ます。
要は遊びにも仕事にも利便性が良いという場所なのです。
南側には福岡市営地下鉄七隈線が通っており、福岡市営地下鉄七隈線「六本松駅」から「天神南駅」まで８分。現在、天神南駅から博多駅への延長工事が行われており、２０２３年３月に開通する予定で、ますます利便性が高まります。
大濠公園南停留所からの西鉄バスもアクセス良好ですが、朝夕のラッシュ時には渋滞する事もあり、個人的には地下鉄での移動がおすすめです。
快適な住環境
エリアには「ニューヨークストア」や「マックスバリュ」など大型スーパーがあり遅くまで営業しているので生活便が良く、またセブンイレブンなどのコンビニエンスストアも多数あるので夜でも街が明るく活気にあふれています。
また、地下鉄で５分の天神駅に出れば「三越」や「岩田屋」など買い物に困ることはまずありません。
また「大濠聖母幼稚園」や「当仁小学校」などがエリア内にあり、隣の赤坂駅からオフィス街が続いているため通学・通勤にも便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
福岡市大濠エリアは自然と文化が融合した素敵な街であることが分かりました。公園には家族連れやペットを散歩している人など、多くの人の憩いの場になっています。また、周辺には学校も多く科学館や美術館もあることから、子育てしやすい環境であることが分かりますね。皆様も近くに訪れた際には、ぜひ福岡の自然・文化に触れてみてください。
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