売れない理由⑤「掲載している情報や写真が少ない」

今回の売れない理由項目は、かなり基本的なところなのです。

ポータルサイト(スーモやアットホームなど)を見ていますと物件に関する情報が少ないなと思う物件がとても多いですね。

画像の説明

◇掲載されている物件情報は大まかに下記の項目が挙げられます。

① 物件の写真
② 物件の地域情報(駅からのアクセス、周辺環境、商業施設など)
③ 建物の仕様、設備、リフォームの内容
④ 物件概要(面積、用途など)
⑤ 物件のセールスポイント、特徴

実はこのうち①~④は各ポータルサイトの定型の入力項目があるので、省くことなく入力していけば情報はすべて公開されるようになっています。

販売会社によって手間を省いて入力されていない箇所があると情報が掲載されないわけです。

⑤の部分については、フリースペースに自由に入力が出来るようになっています。(文字数制限あり)多くの販売会社はこの部分は考える必要があり、手間暇がかかるので簡単に済ますか、自社のアピール(物件のアピールでなく)を入力して済ませます。

◇最も重要なアピールポイントの内容
・総戸数◯戸の大規模マンション
・東南角地
・平成◯年築の2LDK
といった物件概要を見ればわかる内容です。

◇写真を見ればわかること
・陽当たり良好
・室内きれいにお使いです
といったことを掲載している会社がほとんどです。

逆に言うと物件概要や写真、Googleマップの3点を見れば物件のおよそのことはわかるとも言えます。

だからこそ、この3点を見ただけではわからないことや伝わりにくいことを補足する必要があり、そこがお客様の興味をひくところであったりセールスポイントであったりもします。

その物件を購入しそうなターゲットに向けたセールスポイントを考えていれていくことが最も重要なことだと思います。

セールスポイント(キャッチコピー)の内容や伝え方については売れない要因③の「物件の良さが伝わっていない」のところで詳しく書いていますので興味のある方は見てください。

今回はポータルサイトに入力する上で最も重要なのは物件に関する情報量とセールスポイントの内容であるという話をお伝えしたかったのですが、物件の良さを最も簡単にお伝えするものとしては写真に勝るものはないことは言うまでもありません。

写真は取り方や明るさによって実物よりも良くも悪くもなります。
結構あります「実物みたら結構いいじゃん」という物件。

これはもったいない話ですよね。

販売業者によってはプロのカメラマンに撮ってもらうということを売りにしている業者もありますが、今はスマフォのカメラ性能がとても良いので、画質についてはプロカメラマンに全く引けを取らないものが撮れます。

物件の良さを最も引き出すにはどのアングルでとるかのほうが重要です。

プロカメラマンより多くの不動産物件を見て、多くの写真を撮って、多くのお客様に販売している不動産業者のほうに一日の長があると思います。

何故ならその物件の良さがどこにあるのかがプロカメラマンにはわからないからです。






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