ウォータフロントはベッドタウン
皆さんは、『勝どき』と聞いてどのような印象が浮かぶでしょうか?
観光地でもなく、これといった大きな施設がないので「ぴんっ」とこない方が多いかもしれません。
しかし、勝どきはここ10年でガラリと印象が変わり、土地の価値が上昇したベッドタウンのひとつとなっています。
私は、投資用物件を購入するなら、ぜひおすすめしたいと思うので、今回はウォータフロントのベッドタウン、「中央区勝どき」を紹介させていただきたいと思います。
勝どきの、今!
勝どきのメリット、デメリットの前に、なぜ、私がそう思ったのかということをお話ししたいと思います。
現在私は勝どきのマンションに住んでいるのですが、私の周りは、子育て中のお母さん達が沢山います。
そのおよそ半数が妊娠と同時に退職し、いわゆる専業主婦で子供は幼稚園へと考えている人たちです。
もちろん、私のように子供が寝ている間、在宅で仕事をしているという人も多くはありませんがいると思います。
なんとなく家の話題になったときに、社宅という人もいますが(我が家は会社が借り上げてる社宅です)『結婚してから引っ越してきた』という人が多いんです。
そのまま妊娠し出産、1人ないし2人の子供がいるという環境が多いのですが、その場合の間取りって大体1LDKから2LDKなんです。
結婚して子供が生まれることを考えて引っ越しをしてきた場合、『とりあえず2人欲しいかな』『1人でいいかな』と考えているのかもしれません。
もちろん、子供はいなくても当分は二人で、という人もいるでしょう。
子供が2人だとしても、一人の部屋を欲しがるのはよほど年の差がない限り小学校ないし中学校からだと思いますし、両親と一緒に寝る家庭が多いと思います。
そして、勝どきには1LDKから2LDKのマンションが非常に多いのです。
つまり、需要があるんです。
結婚して子供が生まれてのことを考えて『勝どきに住もうと決める』には理由があります。そこが、勝どきのメリットになっているのではないでしょうか。
ということで、勝どきのメリット、デメリットを紹介していきたいと思います。
まずはデメリットからです。
勝どきの開発は人より建物中心!
待機児童が多い
待機児童の多さは、勝どきだけではなく中央区全体の問題です。
常に東京都の待機児童が多い市区ベスト10には名前を連ねる中央区。
私の予想ですが、もう少し今後増えてくるではないかと思います。
勝どきだけではなく、最近は築地エリアの土地区画整理事業による取り壊しが進み、マンションがどんどん建設されていっています。
それに伴い、新しい保育園の開設があると望ましいのですが、そのような情報は未だ耳に入ってきていません。
お父さん、お母さんどちらが送迎するにしても、なるべくなら家から近い所に通わせたいですよね。
出勤前はどうしても慌ただしくなりますし、2歳3歳と自己主張をするようになると子供もすんなりとお出かけ準備をさせてくれません。
勤務地に社員用の保育施設を併設しているところもありますが、そこまでの道のりも考えると、やはり悩ましい問題ですね。
ただ、一時保育施設や万が一の病児保育施設もありますので、そういうところもうまく活用しているお母さんが多い気がします。
ショッピングモールなどの大きな商業施設がない
最近では、マンションが直結しているショッピングモールなどの商業施設が増えてきました。
雨で濡れることなく遊びに行ける、というのは大きなポイントですね。
ただ、勝どきには超大型マンションがあっても、そういった商業施設がすぐ近くにあるというところはないんです。
しかし、バスや電車を使えば、東京スカイツリーや上野動物園まで30分で行けるほか、銀座駅までバスがでているので、新宿方面へのアクセスも良いです。
交通機関が混んでいる
超大型マンションをはじめ、戸建てが少ない勝どきエリアは人口密度も高いと思います。
ですので、通勤時のバスや電車はかなり混み合います。
東京駅や新橋行きのバス停が、大型マンションの目の前にあるので出勤時は長蛇の列ができています。
また、新宿方面まで向かう大江戸線も、かなり混み合いますので、通勤時は余裕を持った時間での行動を心がけたほうが良いかと思います。
築地や銀座方面へ向かう勝鬨橋も、朝は徒歩だけではなく自転車で通勤する人が沢山行き来します。
そのため、急いでいる電動自転車に何度かぶつかりそうになっているので、慣れない場合は注意が必要かもしれません。
ここまでデメリットをあげてみました。
次は、そのデメリットをも塗り替えるようなメリットを紹介したいと思います。
便利な街、勝どき
子育て環境が整っている
これは間違いないと思います。
なぜなら、他の区に住む友人、いわゆるママ友たちがこぞって羨ましいと言っているからです。実際、私もこのエリアで子育てをしていてそう思います。
『赤ちゃん天国』といって、幼稚園入園までの子供が無料で遊べる施設が各町会の児童館にあります。
場所によって、月齢ごとに遊ぶエリアが分かれているので安心ですし、なにより屋内なので雨の日でも沢山遊ぶことができます。
また、児童公園も沢山あります。
午前中からお昼にかけては幼稚園入園までの子たちが、お昼以降は幼稚園帰りや小学生が沢山います。
お昼時も近隣で働いている人たちがお昼を食べたりしているので、常に人の目があるというのも安心です。
また、区が運営する一時預かりのシステムも充実しており、日中だけではなく、17時~22時までの時間帯や、自分たち両親の入院などによる緊急一時預かりも可能です。
病院も小児科が非常に多く、どこかが休診日だという時には別な場所で診てもらうこともできます。
緊急時は橋を1つ渡った築地にある聖路加国際病院にて診てもらうことになりますが、近いので少し気が楽になります。
交通の便が良い
JRこそ通っていないものの、勝どき駅では都営大江戸線が、1つ隣の月島駅からは大江戸線と有楽町線がはしっています。
大江戸線は新宿駅や大門駅、有楽町線は池袋方面へのアクセスが良く、それら主要ビジネス街の駅から乗り換えて他の駅に向かうにしても非常にアクセスしやすいです。
また、駅直結のマンションもあるので、雨の日も濡れることなく電車に乗ることができます。
バスも豊富にあるので、新橋方面や丸の内、八重洲エリアをはじめとする各ビジネス街へのアクセスが非常に楽です。
バス停はタワーマンションでは目の前に設置されていたり、どのマンションからもさほど歩かなくても良いところにあります。
豊富な飲食店、スーパー
勝どき駅から徒歩5分以内に、スーパーやドラッグストアがいくつかあります。
仕事帰りや外出から戻る時についでに買い物をして帰ることができるのはとても嬉しいです。
また、駅周辺にまとまっているので、家とは反対方向で買い物が億劫になるということもないような気がします。
勝どきや月島には、家族で入ることができるファミリーレストランはもちろんのこと、朝早くから開店しているパン屋さんや大人向けの居酒屋やバル、月島にはもんじゃストリートなど豊富かつバラエティ豊かな飲食店が沢山あります。
平日のお昼時は近隣で働く人たちでにぎわいますが、休日には家族連れでどの時間帯もにぎわっています。
家族連れが自分達以外にもいるとどことなく安心するような気がします。
中には行列ができるパン屋さんもあり、朝食やランチで購入したものを、隅田川テラスなど川沿いで自然を感じながら食べている親子も休日にはよく見かけます。
少し足を伸ばすと築地や晴海など、飽きることなくお気に入りの店を見つけることができると思います。
まとめ
以上のポイントを踏まえたうえで、やはり勝どきエリアのマンションは年齢や家族構成に関係なく人気があるなあと思いました。
家族とくつろぐ時間を大切にしたい、都会ライクなワンランク上の生活空間にしたいなど様々な理想や生活イメージがあるかと思いますが、そのいずれにも対応できる物件が揃っているのが勝どきではないかと私は思っています。
投資用に物件が欲しいと思う方、一度勝どきエリアも候補にいれてみてはいかがでしょうか。