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不動産売却では高速PDCAが欠かせない!満足成約の為に欠かせない理由を解説!

更新日2021-05-08 (土) 21:57:52 公開日2018年1月9日

なぜ、不動産が売れないのか⁉
それは、PDCAを高速で回していないからかもしれません。
ここでは、PDCAを高速で回すことの必要性を、ある売主様のご質問から見てみたいと思います。

【PDCA売却手法では結果がでない?】

コーラルは『“Plan(計画を立て)⇒Do(実行して)⇒Check(結果と計画を比較分析して)⇒Action(改善活動を行い)⇒Plan(計画を立て/見直して)”をしっかり実行すること、しかも高速でそのPDCAを回すこと。そうすれば絶対満足なる成約は可能!』と断言してきました。
これをコーラルでは『高速PDCA売却手法』と言っていますが、
しかし、最近、マンション売却を他社で行っておられる売主様から以下のご質問を受けましたので、その質問に回答するという形で詳細について以下でご回答したいと思います。

ある売主様からの質問・疑問

“売却の計画⇒売却活動⇒改善⇒見直して行動”その流れは、確かにそうですが、その通りに実行したとしても結果が必ずでるとは限らないのではないですか?
実際、今、誰もが知る大手不動産業者でマンションを売却してもらっていますが、この“売却の計画⇒売却活動⇒改善⇒見直して行動”をしても成果は出ていません。
というご質問です

実際に上記はコーラルのセカンドオピミニオンサービスに来たご質問なのですが、その内容を読んで、それは「あなただからじゃないですか!?」「ちゃんとしたやり方で行いましたか!?」と思いました。

コーラルの言う、高速でちゃんとPDCAを回せば必ず成約は出来ます。しかし「PDCAをちゃんと回しているけど結果がでない」と疑問を持たれる方は、その人か売却を依頼されている不動産業者が何らかの失敗をしているだけなのです。

もちろん、この売主様のご質問の通りに“売却の計画⇒売却活動⇒改善⇒見直して行動”をすれば、結果がかならず100%でるとは限りません。それは急激な環境の変化にPDCAが追いついていない場合に起こりますが、しかしそれさえもこのPDCAを高速回転すれば解決できるものです。

結果をだせない人には、必ずと言っていいほど見落としている理由があります。

“P計画⇒D行動⇒C確認・改善⇒A見直して行動”で結果が出せない理由

それは、次の2つの理由です。

理由①:そもそもちゃんとやっていない

とは言っても、まったく“やっていない”と言う人は、さすがに少ないと思います。
なぜなら、やっていなければ、結果がでないのはあきらかだからです。
まったくやっていないと言うのは、もしいらしたとしてもこれはとても少数ではないでしょうか。

理由②:基本的に中途半端

結果がでない場合の、ほとんどの理由(原因)は“中途半端”と言うことです。
自分としては「やっている!」という意識であっても、たとえば売却のプロの目や、実際に成約という結果をだしている者から見ると、まったく足りていないと言うことがあります。
ただPDCAをやれば結果が出るということでは無いのです。これを高度の技術(高い基準値)でタイミングよく回すことがとても重要なのです。

■基準値とは
ここで言う基準値は「質・量・速度」のことを言います。
ちなみに“質”とは、中身、内容のことです。
もう少し言えば、完成度や密度と言った言葉に言い換えられることもあります。
「本当にその行いで(基準値に)たりていますか?」と言うことになります。
基準値がちゃんとたりているのであれば、かならず結果はでるのですから。


ある売主様からの質問・疑問

“PDCA”がしっかりしていれば結果がでるとのことですが、それなら必死に勉強したにも関わらず、宅地建物取引士の資格試験で落ちる人がいるのはなぜですか?

実は、資格試験には一定の基準(定員数)があります。

従いまして、宅地建物取引士などでは合格基準値という点数内(定員内)に入らなければ落ちることもあります。
そもそも、資格試験で例えるのがおかしい話ですが、定員がある資格試験で、必ず結果がでると言うのは、正直、厳しいと思います。

しかし、これがマンション売却や一戸建て売却など不動産売買の現場であればどうでしょう。
売却中のマンションや一戸建ては世界に2つと同じものがありません。従ってこの定員もありません。その為選ばれる確率は試験でも合格とは比べ物にもなりません。
“ここまでしか合格者を認めない”そのようなことはないのです。
たった一人の方へ売れればいいのです。しかし、そのたった一人の方へ届くPDCAが回されていないといことなのです。

そのため、基本的に“PDCA”をしっかり実行すれば、それも高い基準で実行すれば絶対に成約という結果はでます。
本当に実行すれば売っている方は全員成約するのです。

それでも、マンション売却や一戸建て売却で結果がでないとするなら、その人はちゃんと“PDCAを実行していない”あるいは“全くPDCAをやっていない”」ただそれだけのことなのです。
それに加え、もうひとつの「中途半端」も大きな理由になります。
実行していることが、中途半端に終わっているのです。
結果が出ていない人に対し、この2つの原因を痛烈に感じます。

■“やっている”のではなく“やっているふり”をしている

あなたは、「誰もが知る大手不動産屋だから間違いない!!」「大手のちゃんと教育を受けた担当者だから間違いないはず!!」そのように思っていたりしませんか。
このあなたよがりの独断的な思い込みがとても危険なことなのです。
その考えがとても危険なのです。
そのあなたの思い込みをその不動産屋は利用しているのですから。

具体的に言うと、あなたが勝手に思い込んである大手不動産業者は「成約するためには行動できる環境が大事と思い環境造りを大切にしている、その環境の中で行動するためには担当者の教育が必要ということで、社内で勉強している、先輩社員に教えてもらっている、成約の為のミーティングや勉強をしっかりやっている」と思ってということです。
しかし、それは間違った認識だと気付いてください。

何が間違った認識だったのか・・
それは、大手不動産業者は、あなたの満足する売却方法を勉強しているのではなく、勉強している“ふり”をしていると言うことです。
行動しているのではなく、行動しているふりをしているということなのです。

先ほどお話したことと同じで、PDCAを「やっていない」そして「中途半端」になっているということなのです。
そのような不動産業者が圧倒的に多いということなのです。

たとえば、大手の不動産業者が社内会議で何を行っているかあなたはご存知ですか?
先輩社員のロープレ(擬似営業訓練)はどんなことをしているのか?あなたは知らないのではないでしょうか。
大手不動産業者の社員は仲介手数料という売り上げ高と日々にらめっこしています。
従って両手仲介の方法はロープレ(擬似営業訓練)や社内会議により身に着けられ、その結果、両手仲介を成し遂げたことを自慢げに語っている人を見ます。

そんなに仲介手数料という売り上げ高を誰よりも達成したいのであれば、おのずと成約という結果は必ずだせるはずですが、しかし大手不動産業者の営業マンを見ていると残念ながら、両手仲介のための社内勉強会や先輩社員のロープレは行っているのですが、売主様のご希望の一番高い価格で売却できて、最終手取額の多くなるという売却方法のロープレは出来ていないことが多いのです。
両手仲介のためのロープレは出来てはいるのですが、高額売却のためのPDCAは出来ていません。
そのため、売却の専門なのにあなたの思うPDCAは回せないでいるばかりか、中途半端なPDCAをしているためである可能性が非常に高く、または行動をしていない、あるいは、行動が正しくないと言うことになります。
売却のプロ、コーラルから見ても、成約という結果がでないと言われるほとんどの不動産業者が、やっている“ふりをしているだけ”と言うことになります。

■不安・心配で行動できない

また、行動をおこす時に、不安・心配などの悩みが原因で、なかなか実行できないと
いう人がいます。
その不安が原因となり、コーラルなどの売却プロの不動産業者に売却依頼したくてもなかなか売却を任せることが出来なかったり、せっかく良いところまで来ているのに、最終行動に移せず結果的に実行できないなど、そのようなパターンもとても多くあるようです。

その不安や心配はどこから来るのでしょうか?
その理由は“的外れの勉強”から来る“的外れの実行”なのです。
ここでも、同じように、的外れの勉強しかしていない、または実行はしているけど中途半端なのです。

確信をもつことが大切なのです。

とにかく、不動産業者の行動を確認しPDCAを確実に実行するしかありません。
不動産業者の行動を確認しPDCAを確実に実行すれば、心配事・不安・悩みなんて解消できるのです。
むしろ、心配や悩みよりも、自分が今やろうとしていることが「絶対結果につながる!
間違いなくこの不動産業者であれば成約する!」と言う確信になるはずです。
「その確信がもてるまで本当にちゃんと不動産業者を見ていますか?」と言うことです。

先ほどの資格試験の場合も実は全くおなじです。
「宅地建物取引士に絶対受かる!」と思っていたら、本当に受かります。
間違った確信でははだめです。また間違った勉強法でもダメなのです。
しかし、本当に確信し、ちゃんと受かる勉強法をすれば必ず受かります。

売却時の原理原則

マンションを売る場合も、資格試験でも、結果がでない人は、本当に、中途半端にやっているだけなのです。
間違ったやり方、方法でやっているだけでは成果は出ません。

たとえば、算数の問題がとけない、読解力がないなどよく聞きます。
それは、やはり、PDCAの訓練がたりていないのが原因です。
PDCAをこなす回数が少なすぎるのです。
だから、合格ラインの80点以上の点数がなかなかとれません。
これも、中途半端なのです。

“Plan(計画を立て)⇒Do(実行して)⇒Check(結果と計画を比較分析して)⇒Action(改善活動を行い)⇒Plan(計画を立て/見直して)”をしっかり実行すれば必ず結果がでます。

計画、その実行、また改善がしっかりできていなければ実行・行動もできません。
行動できなければ、結果もだせません。
そう言うことになってくるわけです。

“Plan(計画を立て)⇒Do(実行して)⇒Check(結果と計画を比較分析して)⇒Action(改善活動を行い)⇒Plan(計画を立て/見直して)”をしっかり実行する。
これは原理原則です。

「原理」:認識や行動の基本法則
「原則」:活動の基本的な規則
基本的な決まり事を言います。
  水が高いところから低いところへ流れるのも原理原則です。
  物が下に落ちるのも原理原則です。
逆らえない普遍のルールと言えます。


この原則原理を間違えないようにしてほしいと思います。
原理原則を否定するのではなく、“原理原則を、しっかりと本当に徹底してやっているか、確信ができるまでやっているか“そこがポイントなのです。

この原則原理が中途半端な人がマンション売却で成果が出せるわけがありません。
この原則原理が中途半端なのですからPDCAを高速で回わすことも中途半端になってしまいます。
それでは結果が出せるわけがありません。
ここをぜひ見直していただきたいと思います。

「行動の前、計画・準備そして勉強は、中途半端になっていませんか?」

そのことをしっかり意識しながら、ご自身の行動、不動産業者の行いを日常からしっかり確認していたら良い結果が必ず出るはずです。