これらのキーワードがハイライトされています:不謹慎にも・・・(-_-;)

不謹慎にも・・・(-_-;)

先週日曜日、姪の結婚式に出席しておりまして、ふと不謹慎とは思ったのですが思ったことが有ります。

それは、結婚の対極にある「離婚」。

2013年では3組に1組が経験していること、それが離婚です。

周りを見れば私の周りにも多く、離婚が珍しくなくなった昨今。

統計では結婚件数を離婚件数で割って計算される「離婚率」でみてみると,1970年は9.3%でおよそ10組に1組が離婚しているのに対し,2013年では35.0%にまで上昇,なんと3組に1組が離婚していることになります。

欧米では、結婚時、離婚を踏まえ「婚前契約」を行う人も少なくないと言います。

しかし、日本では、高い離婚率であっても、結婚する際に、離婚を前提としたライフプランを立てる人はほとんどいないでしょう。

結婚⇒子供誕生⇒マンション購入⇒離婚⇒マンション売却にならないで済むならいいのですが、しかし現実は

コーラルでは、売却理由を正式に測ったことはないのですが、売却ご相談の約5分の1が「離婚」にまつわるご相談です。

離婚にまつわる売却理由として、男性(元夫)側からのご相談では、

「離婚して妻が出て行ったので売却したいのですが」
「これから離婚予定なので売却したいのですが」

マイホームは財産です。しかも住宅ローンが有るので簡単に処分できません。
だからこそ、離婚と住宅ローンの問題は切り離すことができないんです。

また、ひと昔前と違って、世帯主の収入も少なくなっています。
そのため、離婚後に元妻・子が住む家のローン返済と、自分の住む賃貸の家賃との二重支払いを続けられないという方の
ご相談が大変多くなっています。

このことを反映しているのか、女性(元妻)側からのご相談では、

「元夫の収入が減っていて自分の賃料と住宅ローンのダブルは払えないと言って来ました。しかも既に他にも多くの借金がある
らしく・・・・・(怒)」

「病気したらしくて、もう支払うことが出来ないと言ってきた・・・(泣)」

といったお話をよくお聞きします。

元妻からすると、生活を大きく揺るがす問題ですから当然不安が伴います。
しかも不満がプラスされて、怒りが。
そのような状況の中で元夫に対しての感情的な部分をこらえて、これからの生活や守るべき家族のために、
なんとか影響を最小限にとどめた解決をしたいと、冷静に対応策を聞きに来られます。

離婚時に話し合った内容で進めたかったけれど、生活状況が変わったことで、予想外の展開になるということは誰にでも有り得ます。

いずれにしても、結婚時未来の事項すべてを想定することは不可能ですので、万が一、離婚時・離婚後にお住まいのことで悩むことが有る場合、まずは専門家に相談することから始めることをお勧めしております。

コメント


認証コード1643

コメントは管理者の承認後に表示されます。