住まいにおける「これ、いらなかった!」を調査してみた

皆様、こんにちは!
主婦ライターのヤマダです。

住めば都、という言葉。私、大好きです。どんなに不便だろうと、ちょっと難があろうと、住んでいるうちに慣れて、「ああ、これぞ我が家!」という温かい気持ちになれる。この順応性は人間の持つ魅力のひとつですよね。
私自身、この「住めば都」力に何度も助けられてきました。
とはいえ、自分の家を、部屋を買うとき。買った後、後悔することだってないわけじゃない。
良かれと思って、こだわってつけた設備が実はいらなかった、ってことも悲しいかな、現実にあったりして。
だとするならば、実際に住む前にデメリットがある設備を知っておきたい!
ということで本日は、「これはいらなかった」「あるとかえって邪魔」「なにげに手入れが……」など不満が出やすい「いらなかったかも」設備ってどんなものかを調べてみました!

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1. 食洗機

少し前、実家にてキッチンのリフォームが行われまして。久々に帰ったら、ぴっかぴかのシステムキッチンになっていて驚きました。で、そのとき、リサーチしたのです。使い心地はどうか、と。するとこんな答えが返ってきました。
「すごくいいよ。最初ね、食洗機も入れるかって訊かれたのね。で、入れようかなーと思ってたのだけど、ご近所の方と話してたときに、『食洗機場所取る割に量洗えないし、メンテ面倒だし、手洗いの方が早い気するし。食洗機入れる分のスペース、引き出しにしたほうが賢いよ』って言われて。引き出しにした」
なるほど……! 確かにね、食洗機については賛否両論ありますよね。それこそ、飲食店みたいな大量の食器を洗うようなご家庭だったら、絶対食洗機のほうが家事時間、少なくて済むと思うのです。でも、実家は現在、父と母の二人暮らし。それほど食器が出るとも思えない。しかも我が実家は笑ってしまうくらいものが多い家! 食洗機を入れるより、引き出しを、というご近所さんからのアドバイスは正しい。
我が家だけではなく、この「食洗機はいらなかった」って結構あるあるみたいですね。家族の人数、食器の多さ、あとキッチンの広さなど条件が合えば強い味方になってくれるけれど、場合によっては「いらなかった」になってしまう。
導入の際は、よくよく検討をお勧めしたいですね!

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2. 蓄光クロスの壁紙

これは友人の話です。注文住宅を建てた友人は各部屋の壁紙にもこだわって自ら選んで決めたそうです。特に子ども部屋には蓄光クロスを使用したのだとか。
蓄光クロスとは、電気を消した後も、しばらく光っているタイプの壁紙ですね。
実際、調べてみるとこの蓄光クロスを子ども部屋に採用したという声はまあまああって。メリットのほうが多く聞こえました。
具体的には、
・星空模様の蓄光クロスにしたことで、手軽にプラネタリウム感覚になれて楽しい
・電気を消しても完全に真っ暗にならず、子どもが夜怖がらなくなった
この辺りの意見が見られました。
なんか……楽しそうで、いいんじゃない? と思ったのですが、自宅にその壁紙を取り入れた友人曰く、「なくてもよかったかな~」と。
理由の核にあるのは、子どもというのは成長するものだから、ということ。
「いや~、光るクロスにしたのはいいんだけど、キャラものにしちゃってさ~。子どもって大きくなるじゃん? いつまでもそのキャラを子どもが好きなわけでもないし」
めちゃくちゃ、腑に落ちました。
子どものころ、私の勉強机、キャラものだったんですけど、高校生になったとき、それが嫌で嫌で。友人のなんの変哲もない、木製のワークデスクがかっこよく見えて、ファンシーなピンク色がふんだんに使われた我が勉強机を避け、リビングで勉強をしていた記憶があります。
そうなのです。子どもがキャラクターグッズをいつまで好きでいてくれるかわからない。年齢と共に好みも変わる。蓄光クロスは通常のクロスよりも割高にもなりますので、その面でもちょっと後悔はあったようで。
柄によっては蓄光クロスも飽きに繋がるので、検討が必要なようですね!
ちなみに、星空タイプの蓄光クロスを取り入れた知人もいたのでちらっと聞いたところ、こちらは不満なしとのことでした。
なお、この蓄光クロス、耐用年数は5年から10年のようです。環境にもよりますが、それ以上になると電気を消しても光ってくれないただの壁になってしまうので、蓄光クロスにも寿命があることをしっかり知っておかないと、後悔に繋がってしまうかも。

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3. キッチンの吊り戸棚

キッチンほどこまごまとしたものが溢れる部屋もない、と常々思います。普段使いの食器、鍋、フライパンといった調理器具、サランラップやビニール袋、ミトン。またそれ以外にも、寿司桶、巻き寿司を作る巻きす、タコ焼き機といった、毎日使うものじゃないものもあります。だからこそキッチン収納はたくさんあるにこしたことはない……のだけれども。
あっても使われにくい収納もある。
それが、吊り戸棚。
吊り戸棚とは、キッチンの天井近く、調理台の上などに作られた扉付きの棚のこと。
これね……今、私が暮らしているお部屋のキッチンにもあるのです。我が家は集合住宅のわりには天井が高くて、そのため、吊り戸棚も高さを利用した大容量タイプのもの。なので、内見したときは「こいつはいっぱい入るぜ!」ってほくほくしていたのですけどれも、住んでみるとまあ……開けないの! もちろん、せっかくあるから、と物は入れています。しかし入っているものといえば、いつか使うかもしれん、と取ってあるクッキーの缶だったり、貰い物の漆塗りのお盆だったり……まあようするに、一年以上、使わないだろうと思われるものしか入ってない!
これ、うちだけの惨状なのかと実家の吊り戸棚、こっそり開けてみました。
笑った。まあ、親子ですから似た傾向になるのはまあ、わかるんですけども、ほぼ私の家の吊り戸棚と同じ状態だった(笑)恐るべし遺伝子。←じゃなくて!
ただもちろん、使い方はそれぞれなので、上手に活用されている方もいらっしゃいます。吊戸棚の下段にお茶を入れてみたり、鰹節を入れてみたりといった具合に、普段使いのものを入れられる方もいらっしゃいますし、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんがうっかり口に入れたら危ないものを入れる用途で活用されているケースもあるようです。
ただ、やはり目線より上にある棚は見通しにくく、清掃もしにくいため、私的には吊り戸棚はなくてもよかった設備といえますね……。

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4. 窓のシャッター

窓にシャッターのあるお宅、多いですよね。雨戸よりも今はシャッターが主流かなと感じます。ただ一方で雨戸もシャッターも設けていない物件も最近は多い。これはなぜか。
調べてみると、「シャッターなくてもいいんじゃ……」と考える方が増えているという現状があるようです。
とはいえ、シャッターがまったく無駄というわけでもない。つけることで得られるメリットのひとつは、「防犯対策になる」。窓一枚よりもシャッターがあるほうが、進入しようとする側も時間を取られ、諦める確率が高くなるといわれています。また、「台風時など、災害時に有効」。これも大きな理由ですね。
・・・おや? シャッターあったほうがいいんじゃ……になりそうですけれども、ここからがデメリット。
そもそもなのですが、近頃はガラスの強度も上がり、簡単に割れない素材にシフトしてきていることもあって、わざわざつけなくても……という空気があるようなのです。実際、私が現在暮らしている集合住宅にはシャッターや雨戸がついておりません。集合住宅だと特にそうですよね。やはりつけることでコストもかかりますから、つけないという選択肢も普通にあるみたいです。
また、デザイン性に若干難あり、という意見も聞きますね。雨戸にせよ、シャッターにせよ、確かにちょっと壁や窓との相性が悪い、無骨なデザインも多い印象があります。ないほうがすっきりするのにな~というような……。そこにきて先のガラスの進化があると、「シャッターいらないんじゃ……」になるのも頷けます。
さらにさらに言うなら……というか、一番はこれかも、というデメリット。それは、
「開閉が面倒臭い」。
集合住宅の場合、一階以外は防犯目的でシャッターを閉めて就寝するというケースも少ないでしょうが、戸建ての場合、侵入経路が多いこともあり、防犯目的でシャッターを閉じて眠るお宅も多いのではないでしょうか。しかし、そのシャッターの開け閉めを毎日行うとなると……まあ、大変! 実際、私の妹の家は一階の各部屋にシャッターがついているのですが、開ける手間が面倒になり、ほぼ閉めなくなったそう。
確かになあ……。ほかにもシャッターの開閉音がうるさい、なんて隣人からクレームが来る、なんて話も聞きます。シャッターも年数が経つと劣化して軋みやすくなりますものね…

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5. 天窓、高い位置の採光窓

狭小地などに建てられた物件の場合、光を取り入れるために、天窓や高所に採光用の窓を設けているケースがあります。モデルルーム、モデルハウスを見学していても、天窓を設置している物件、ときどき見かけます。
外に出ずとも星や月が見られる、実にロマンチック……!と目にするたび、私などはうっとりしていたものですが、実際のところ、天窓や高所の採光窓は扱いが難しいといわれています。
まず、結露しやすく、カビが発生しやすい。
室内で暖められた空気は上へと向かいますよね。その暖められた空気が外気によって冷えた天窓に触れることによって結露が生じてしまう。結果、カビ発生にも繋がる。これは大きなデメリットといえるでしょう。
次に高所だからこそ、開閉、メンテナンスがしにくい。
拭きたくても手が届かない。だから余計に結露する……。壊れたときも、高所だから高所作業の料金がかかってしまうことも。うーん、天窓、難しい……。
さらにさらに、雨音がうるさい。
横殴りの雨が降っているとき、ガラス戸に当たる雨粒の音にぎょっとすること、ありますよね。天窓だと雨が降れば常に上から降り注いでくるわけですから、音はまあ、響くことになる。風流だけれど、大雨のときは不安になっちゃいそう……。
そして……ってまだあるの?!って感じですが……私はこれが一番問題と思いました。
そう、眩しい、そして暑い!
光を取り入れる目的で作られているので、明るくなるのはよいことだと思うのです。しかし、太陽の光は熱も含んでいるもの。近年の暑さを鑑みると、天窓によってダイレクトに家の中へと導かれた光が暑さも連れてきてしまうことになる。
ただ、きちんと開閉でき、遮熱、断熱タイプのガラスであれば、ある程度は暑さも防げるようですので、素材や開閉のしやすさ(高い位置なので、自動で開閉できるかどうか)もしっかり内見時に確認すべきかも。それらの確認が不十分だと「いらなかった……」になってしまいますからね……。

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6. ロフト

ロフト。階と階の間や、天井近くに作られたスペースのことで、ちょっと隠れ家みたいな素敵な設備。モデルルームで内見が一緒になったお子さんなどは、ロフトを見て大はしゃぎされていたもの。やっぱりね、こう、梯子で上り下りするような設備って、わくわくしますよね。探検みたいで。
ただこの梯子の上り下り、探検感がデメリットになりやすいのも確か。
そもそも梯子を使って移動するから、どうしても両手は塞がってしまうのです。そうなると物の上げ下ろしができない。結果、物置として使うにしても、上げたきり、永遠に、それこそ引っ越しするまで開かない荷物がロフトに溜まることになる。清掃もしにくいから、衛生面にも問題が出てきます。さらに言うなら、若いうちは上り下りについてそれほど苦ではなくても、年齢を重ねるとなかなか難しくなります。その意味で、ロフトという設備は長い目で見たとき、「なくてよかったかも」になってしまいやすい。
また、前述した天窓にも通じる部分なのですが、とにかく熱気が籠りやすいというのもロフトの弱点です。暑くなりやすいから、勉強部屋や寝室として使うのも使いにくい。結局物置になる……というケースが多いよう。
住み替えを考えて、若いうちだけということなら、使い道もありそうだし、ロフトもありかもしれませんが、ちょっと不安要素が多い設備ですね、ロフト……。

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7. 終わりに

実は私、断捨離にはまっています。片付けがあまり得意ではなかったのですが、片づけることでずいぶん、心も住まいもすっきりするなあ、と思うようになってきて。ただ、そうやって普段使っていない洋服や小物を処分しながら思うのは、住まいにおける設備は「これ、いらないかも」と思っても、簡単に手放せないんだよな、ということ。お金も手間も小物を処分するのとはけた違いで大変ですから……。
だからこそ、新しい住まいを探す、買う、建てるときは、「これ、本当にいる?」を吟味することってすごく大事なんですよね。そしてその吟味の際は、「今」だけではなく「未来」の自分がどうなっているのかにも思いを馳せることが重要になってきます。人もものも永遠に同じではない。今の自分が必要でも、未来の自分はそうじゃないかもしれない。求める形は変わっていくことを考えながら、住まい選びをしていきたい。
今回の記事を書きながら、そう感じました。
ということで! 今日は住まいの「これ、いらなかった……」についてお話いたしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました! また次回の記事でお目にかかれたら、幸いです♪






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