線路沿い物件はデメリットばっかり? そんなことありません!

皆様、こんにちは!
主婦ライターのヤマダです。

いきなりですが、最近ものすごく、踏切の夢を見ます。
シチュエーションは毎回違って、私は男性だったり、女性だったり、子どもだったり、大人だったりするのですが、とにかくその背景にやたら踏切が出て来るのです。
気になったので、踏切の夢にどんな意味があるのか、調べてみました。
すると、
・人生の転換期が近づいている
・なんらかのトラブルが迫っている警告
・チャンス到来。新しい変化が間もなく訪れる
といった意味があるようです。
ほえー。確かに踏切って、イメージで言うと「怖い」「どきどきする」「危険」が真っ先に挙がってきそうですけど、同時に踏切が開いたとき、ぱあっと目の前が開けるような感覚もあるような。私の夢がどの意味に該当するのかは不明ですが、まあ、チャンスは掴みにいくのが吉なんていいますし、ここは前向きに捉えたいところ。
なんて、踏切について語りつつ、ふと思い出したことがあります。我が家は夫が転勤族だったこともあって、引っ越しが多い家だったのですが、線路の近くの物件に住んだことが、3回あるんですよね。しかもそのうちの一回は線路のすぐ横!
3回というのが多いのか少ないのか、よくわかりませんが、住んでみて思うところはいくつかあって。
ということで今日は、線路の近く、特に線路沿いに暮らして感じたメリットやデメリットなどをお伝えしていきたいと思います。

線路沿い



1. 線路近くの物件は風水的にはNGらしい……。

皆様は線路沿いの物件に対して、どんなイメージをお持ちでしょうか。
どちらかというとマイナスイメージのほうが強いかもしれません。かくいう私も3回も線路近くの物件に住みながら、イメージは良くないです。
その理由のひとつとして、風水の視点で見た線路の考え方があります。
風水の基本は、すべてのものには気が宿り、良い気を家に招き、悪い気を外に出すようにすることで、運気を上げていくというもの。
つまり、線路にも気が宿っているということ。
じゃあ、風水で見た線路ってどんなもの……? と調べてみると、衝撃です。
・気が乱れやすい
・運気が下がりやすい
理由としては、線路や鉄塔のように電気を帯びた場所は、気の流れを乱してしまいやすくなるから、だそうです。

線路沿い2

なるほどなあ、と思いました。確かに家を建てる、部屋を借りるとき、線路のそばと聞くと、なんとなく落ち着かない印象はあります。住まいにおいて大切なのは安らぎ、と思っているヤマダとしても、風水的にいまいちと聞くと、やはり躊躇してしまいます。ダイレクトに運気が下がりやすいなんて聞くとちょっとねえ……。
ただ、この気が乱れやすい、に関しては、線路沿いの物件に住むことのデメリットに目を向けてみると、納得してしまう部分もあるのです……。



2. 線路沿いの物件のデメリット

ということで、線路沿いの物件に暮らすことに伴うデメリットを挙げてみようと思います。

・振動、騒音が著しく落ち着かない
・プライバシーが守られにくい
・洗濯物を外干ししにくい

ひとつずつ見てみましょう。

・振動、騒音が著しく落ち着かない

やはり一番は騒音、振動ですよね。これは実際に、線路沿いに住んだとき、感じました。もちろん最近の物件は遮音効果も考えられた作りになっているので、電車が通るからといっていちいち「え? 今、なに言った?」みたいになることは少ないけれど、それでも窓を開けたままにしていたりすると、電車の音でテレビの音がかき消されることはありました。
「今、まさに告白しようとしてたのに! 台詞聞こえなかった…!」と絶叫した記憶がある。(電車の音よりお前の叫び声がうるさい、と夫には言われたけど……)
そもそも、電車の騒音とは数値にするとどれほどのものなのか。
調べてみると、線路沿いで60db~80db(デシベル)、ガード下で100dbとのこと。ちなみに地下鉄の車内だと80db。普通に人が会話する声の大きさは、だいたい60db前後といいますから、線路近くの音が騒音と言われるのも納得ですね。なお、一般的に80dbを越えるとかなり耳障りな音とされ、85db以上の音を長時間聞き続けると健康被害も出てくるようです。だからこそ、線路沿いの物件は窓が二重サッシになっている、不動産売買、賃貸時に売主、貸主に告知義務がある、など、工夫や規定が施されている物件が多いのですね。
そして音だけではなく、振動もまた、線路近くだと気になるところ。断続的な揺れが日常的にあると、ストレスに繋がり、不眠、体調不良へと繋がりやすくなります。この辺りは個人差があるので、一概には言えませんが、穏やかに暮らしたいと思ったとき、うるさい、揺れる、というのが想像できてしまう土地はやはり敬遠したくなるところ。
ただ……揺れに関しては、私はそこまで感じませんでした。線路沿いではあったけれど、幅3メートルほどの道路が間に挟まっていたおかげかもしれません。なので、線路と物件の間の幅も考慮して物件は選ぶとよいかも!

線路沿い3

・プライバシーが守られにくい

電車に乗ると、スマホに視線を落としている人が増え、昔よりは窓の外を眺める人が少なくなったな、と感じます。その意味では電車からの視線は減ったかもしれません。とはいえ、毎日、通り過ぎる電車から、あるいは駅へ向かう線路沿いの道から誰かしかの視線が向けられるというのはまあストレスです……。
線路のそばに住んでいて、「プライバシーが……」と思ったのは、祭りのときですね。普段それほど賑わうこともない街だったのですが、お祭りのその日だけは、大勢の方がやってくる。そうするとまあ、気になるのですよ。人の目が! 前章の騒音にも通じるところはありますが、人声もばっちり聞こえてきて、なんかいたたまれなくなると申しますか……。人が増えれば気も乱れるのか、心がざわざわする。人目を気にして、自然とカーテンを閉めてしまったりして。
また、夜は電車からの光がちらちらして気になったりすることもあるので、その意味でもカーテンは必須。遮音と遮光、しっかりしたタイプのカーテンをつけていました。

線路沿い4

・洗濯物を外干しにしにくい

人目が気になったため、私自身はあまり外に干していなかったのですが、それでも線路側のバルコニーを見ると砂ぼこりがたまるスピードが早かった記憶があります。手すりもすぐざらざらになっていたし……。
この状態で洗濯物を干しても、綺麗に取り込めない。外干しをしっかりしたい方は、線路沿いの物件は避けたほうがいいでしょうね……。



3. 線路沿いの物件のメリット

さて、ここまでお読みいただき、やはり線路沿いの物件はやめたほうがいい、と思われたかも。デメリットを改めて言語化してみると、そうよね、と思うし、住んでみても、そうかも、と頷く部分は確かにたくさんあります。でももちろん、住んでよかったがないわけではない!
以下、住んでよかったメリットをお伝えしますね。

・騒音を逆手にとって好きなことがまあまあできる
・家賃が安価
・日当たりがよい
・駅が近くて便利
・人目があるからこそ防げる犯罪も

ひとつずつお話させてくださいね。

・騒音を逆手にとって好きなことがまあまあできる

これ、書くと語弊がありそうでどきどきしますが、落ち着いて静かな生活がしにくいは反面、多少音を立てても許容されるところはある、とも言い換えられる。というのも、実際、線路横の物件に住んでいたとき、私が住んでいたアパートではまあまあ皆自由で(笑) お子さんがいらっしゃるお宅もあったのですが、実に楽しそうに過ごされていましたし、別のご家庭では駐車場で熱唱する猛者も(ちなみにめっちゃ歌が上手だったので私的には騒音ではなかった(笑))。もちろん線路沿いだからといってご近所への配慮は必要です。ただ、「うちの生活音ご近所に迷惑になってないかな……」と気にしすぎてしまうような方だったら、線路沿いはありかもしれません。そもそも線路からの音を遮断するように防音対策された物件も多いので♪

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・家賃が安価

やっぱりここでしょ! 前述した通り、線路の近くの物件は敬遠されがちなこともあって、賃料、売り出し価格が線路から離れた物件と比べると安くなる傾向があるようです。実際、私も線路横の物件に住んだとき、その広さだったらもう1万円は賃料高いだろうと覚悟していたのに、安くて驚かされました。「ここ、もしかしてなにか出ます……?」と確認した私に、不動産会社の方が一言「線路の横なんで」と言われたのが印象に残っています。住宅コストは生活の上でもっとも家計を圧迫するものといわれます。その意味で線路沿いの物件はお得だと思います。

・日当たりがよい

これね、実際すごく、そうで! そもそも線路ってなかなかなくなったりしないじゃないですか。つまり線路が撤去されてそこに新しい建物が建つなんてことがまあ起こりにくいですよね。そもそも線路なので開けている。ちなみに線路ってどれくらいの幅なのか調べてみると、土地の状態によって違いはあるようですが、レールの幅は1067mm、1435mmの二種類が主流だそうです。車両本来の幅は車両によって異なりますが、約3mなので、もし複線となるとすれ違うために必要な間隔、線路点検用の通路の設置なども考えて10m以上は必要になりますよね。家の前に10m以上の開けた土地があれば、日差しはかなり期待できます。また、電車の高さ(乗ったときの床から天井ではなく、線路からの高さ)は概ね4m以上のようなので、3階以上の部屋なら人目もそれほど気にならず快適に過ごせますね。

線路沿い6

・駅が近くて便利な物件も

立地によりますので絶対ではないですが、それでも線路近くの物件は交通の便が良い物件は多いです。物件探しにおいて、最寄り駅までの距離は重要なポイントですよね。駅まで歩いてどれくらいなら許せるか、みたいな。
ふと思ったのは、今の年齢ならまだ大丈夫ですが、年齢を重ね、自動車免許を返納した後のこと。移動の足が交通機関メインとなったとき、どうなるのかと考えると、やはり駅までの距離は馬鹿にできません。その意味で駅が近くになりやすい線路沿いの物件はメリットがあるように思います。
そしてもうひとつ、駅が近いことは買い物にも便利になりやすいんですよね。
駅前には商業施設ができやすいし、タクシーの乗り場がああることも。住宅自体のスペックも大切だけれど、食料品など、日常必需品の買い出しに便利かどうかも住宅選びをする際、気にしたいポイントですものね。

・人目があるからこそ防げる犯罪も

駅前や繁華街は犯罪発生率が高いといわれます。人のあるところに犯罪あり、と考えるのはあまりに寂しいけれど、大勢の人が集まる場所だからこその犯罪も多いですよね。
ただ、住まいを軸に考えたとき、人目に触れやすい物件のほうが、空き巣や強盗など、進入犯罪は少ない傾向にあるよう。確かにニュースを見ていても住宅侵入による被害は郊外の物静かな住宅地で発生しているように感じます。もちろん、電車の走行音を利用して侵入してくる空き巣犯、強盗犯がいないわけではありませんが、人の目が多数あることはそれだけよからぬことを考えている側からしたらやりにくい物件といえるのでしょうね。
どこに住んでもなにがしかの不安はありますが、誰かの目があって、通報もすぐされやすい、という意味で線路沿いの物件は安心があると、実際住んでいて感じた記憶が蘇りました。



4. 終わりに

家を買う、部屋を借りることは人生において、大きなイベントといえると思います。我が家は引っ越しが多い家ではあるけれど、引っ越さねば! になったとき、生活における部屋探しの比重がぐん、と上がりましたもの。で、そうして部屋選びをする際、やっぱりできるだけデメリットの少ない物件を選びたいと考えるもの。その意味で線路沿い、線路近くの物件というのは候補から切り捨てられることも多いかもしれません。私も「線路沿いか~」と最初は候補から除外したりしていましたし。でも、実際に住んでみると住めば都とはよく申しますが、メリットも多いんですよね。むしろ、デメリットを逆手に取ることで、他の物件とは違う付加価値が生まれるようにも感じました。
ちなみに、以前線路沿いに住んだとき、ここいいなあと思ったのは、「風景」でした。線路脇にね、ツツジの花がずらっと植えられていたのですよ。4月から5月くらい、薄ピンクや白のツツジの花がずらっと線上になって咲いている、その脇を散歩するのがとても楽しくて。また、雪の日に線路を見るのもまた、風流で。真っ白な雪に覆われた中に、レールだけがすっとまっすぐに伸びている。それがとても美しくて。
住んでみると大変なことだってもちろんありましたが、日々の生活の中ですぐ近くに目を楽しませてくれる風景があったあの物件は、私にとってやっぱり住んでよかった物件だったと感じています。
もしこれから物件をお探しの方で、「線路沿いは……」「線路の近くだと……」と思われている皆さんがいらっしゃいましたら、実際に一度その線路のそばを歩かれてみるのもよいかもしれません。自分なりのメリットが見つかるかも!

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