赤ちゃんはどんな住まいに住みたいのか
皆様、こんにちは!
住まい、不動産情報が大好きな主婦、ヤマダです。
先日私が住まうマンションにご夫婦が入居され、そのお宅に赤ちゃんが生まれました!
ハッピーな空気がこちらにも伝わってきていいものですね♪ そのご近所さんはとても物腰が柔らかく、挨拶も丁寧。素晴らしいです。見習わねば。
ただ顔を合わせるたびおっしゃるのです。
「毎日うるさくして申し訳ありません」と。
おそらくは赤ちゃんの声にかな? 気にされているみたいなのですが……。正直、全然気にはなっていなくて。
すまなそうに頭を下げるお父さん、お母さんを見ていて思ったんですよね。
静かに周囲の方に迷惑をかけず暮らすことが集合住宅では求められるからこうおっしゃるのもわかるけれど、赤ちゃんが泣くことはむしろ仕事だし、気にせずにいてほしいな、と。
難しい問題ではあるのですけれどね。在宅で集中が必要な仕事をしている場合とか、隣家から響いてくる声、物音に、悪気はないのはわかっていても苛立ってしまうという気持ちだってすごく理解できる。だからとても難しい。
とはいえ、譲り合うこと、相手の状況を考えることは集合住宅で暮らすなら必須の気質なのだろうとは思います。そのほうが自分自身の心の平穏にも繋がりますものね。「なんで〇〇してくれないの!?」と怒るよりも「なにか事情があるのね」と考えているほうがずっと。自分自身、音を出す側、出される側、どちらの気持ちにも思いを馳せられるようにしていきたいなと思っています。
さて話を少し戻すと……。赤ちゃんと暮らすってとても大変だなと感じます。家の外にも気を配らなきゃいけないのもそうだけれど、家の中にこそ注意しなきゃいけないことがたくさんあるようで。
大人ならなんてことのないことでも赤ちゃんにとってはしんどいことだってたくさんあって。
そこで気になりました。赤ちゃんにとって住みやすい部屋ってどんなものなのか、と。
ということで今日は赤ちゃんと暮らす部屋について調べてみたいと思います。

1. 大人と赤ちゃんの違い
大人と赤ちゃんの違い。もとは自分も赤ちゃんだったはずだけれど、赤ちゃんを見ていると自分が赤ちゃんだったという事実が信じられなくなるくらい、違うなあと思いますね。
サイズ感も然り、肌の質感も然り、瞳の美しさも然り。ああ、汚れちまった大人だなあ、自分、と思ってしまうことも。
ただ、汚れちまった大人ではあるけれど、赤ちゃんについて調べてみると、綺麗だ! で終わらせてはいけないとても無防備な状態にあることがわかってきました。
・赤ちゃんの肌は非常に乾燥しやすい
赤ちゃんみたいな肌、なんて言葉をよく聞きますし、事実赤ちゃんの肌は瑞々しくぷるぷるしているなあと感じます。さぞや保湿機能に優れているのだろう、とも。
しかし、実際のところ、赤ちゃんは大人よりもずっとずっと乾燥しやすい敏感肌だそうです。
肌に潤いを留めてくれているのは、一番外側の層、表皮の角層という部分になるそうですが、大人と違って赤ちゃんはそもそも皮膚が薄くて、保湿をしてくれる角層細胞の数もぐっと少ないそうなのです。だから肌に水分を留めておくことができず、乾燥しやすくなってしまうとか。肌が薄く乾燥もしやすいことで傷もつきやすく、炎症にも繋がりやすいそう。
私は自分自身がすごく肌が弱くて、皮膚科にも通っているのですが、担当のお医者さまに言われたことがあります。
「皮膚の調子が悪いときはかなりの確率で乾燥が原因です。保湿だけは絶対怠ってはいけませんよ」と。
大人でも乾燥に悩むことはある。でも赤ちゃんはそもそも保湿機能が未発達ですから、肌トラブルも多くなってしまいますよね……。あの美しいぷるぷるのお肌は親の愛情により保たれているのか、と感動しました。

・体温調節が苦手
赤ちゃんの体温調節が難しい理由はいくつかあるようですが、ひとつは未発達の皮膚が原因。もうひとつは、体を作るためにたくさん栄養を取り、熱を発散するけれど、その発散した熱を効率的に外に出すことができないから。だから外部からの熱にも弱いですし、内部からの熱をため込んでしまうこともあるとか。赤ちゃんを抱っこすると大人よりもずっと高い体温を感じるけれど、それはこうしたことが理由なのですね。体温の調節が自分では上手にできない赤ちゃんにとって暑すぎる今年の夏はどれほど過ごしにくかったろうか……。
・赤ちゃんに強すぎる光はNG
大人でもまあ、そうではあるのですが、赤ちゃんにとっても眩しすぎる光はよくないとされています。直射日光や写真のフラッシュなどが直接目に入ることは赤ちゃんの目の発達を阻害してしまうのだとか。
調べてみると生後間もない赤ちゃんは視力がとても低いそうですね。小さな体の中で少しずつ作っている段階といいますか……。そんなときに強い光を与えてしまうと、目に疲れや痛みが出てしまう。
大人にも通じるところはあるかもしれません。強すぎる光、刺激は思わぬ病を引き起こしてしまうことにもなります。赤ちゃんは大人よりもその刺激を受けやすいと考えられます。注意が必要ですね。
ちなみに……昔から疑問だったことを調べてみました。赤ちゃんはなぜに人の顔をじっと見るのか。
これは発達途中だからで、見て学習をしているようです。色や形を学んだり、成長が進めば人の顔を覚えたり。あるいは表情から感情を読み取ったり。あのじいっとはなにを意味しているのかと思っていたのですが、やってくる刺激を感知して学んでいたのだと思うとなんとも愛おしいです。

2. 赤ちゃんを守るためにはどんな住まいがよいのか
赤ちゃんと大人の体の違いを調べてみて総じて感じたこと。
とても、デリケートだ、ということ。
大人なら大丈夫な刺激でも赤ちゃんにとっては大変なことになる。だとするならば、そうならないようにしっかり環境を整えばですね。
ということで、デリケートな赤ちゃんの体を守るために、住まい環境において注意すべきことはなにか、調べてみました。
・温度、湿度に気を配る
・直射日光、強い光が直接目に入らないか注意する
ひとつずつみてみましょう!
・温度。湿度に気を配る
前章にて赤ちゃんは乾燥に弱く、体温調節も苦手ということをお伝えしました。となれば、そこをクリアしたお部屋でなければなりません。
まず温度。ベストな温度はどれくらいか。
夏と冬で違うようで、夏だったら26度から28度くらい。外気温より5度ほど低い温度がよいとのこと。エアコンを適切に使用して、室温を28度以内に収めることがよさそうです。
冬になるとまた違って20度から25度くらいがよいよう。
こうしてみると大人とそれほど変わらないようにも感じますね。
ただ、これはあくまで目安で、温度計通りにしていたとしても必ずしも快適ということではなく、実際の赤ちゃんの状態を見て判断することが大切なようです。
暑すぎる、と赤ちゃんが感じている場合、汗で髪が湿っていたり、顔が赤くなっていたりするなどの変化が出て来ます。ですので、赤ちゃんが今どんな状態なのか見極めて室温は設定していく必要がありますね。
またエアコンの話で言うならば、風向きも重要。直接風が当たることで室温以上に暑く、寒くなってしまうことはよくあること。ありますよね……飲食店などでもエアコンの風が直で当たる席に座ってしまい、真夏なのに凍えながらアイスコーヒー飲む状況……。赤ちゃんにあの苦しみを与えてはならない。
そして湿度のことも忘れてはなりません。快適に部屋で過ごせる湿度について調べてみると、40%から60%と言われる場合もあるし、50%から60%とする説もありますね。とするならば、50%から60%を目指しておけば問題ないのかな?と感じました。
湿度が低すぎると乾燥が気になりますし、赤ちゃんは乾燥肌になりやすいということですから潤いは大事!
調べてみると、赤ちゃんにとっての適切な湿度もだいたい50%前後のようです。
大人も子供もこの辺りは一緒でほっといたしました。感染症などにもかかりやすいデリケートな赤ちゃんに合わせるべきですが、もし快適湿度が大幅にずれていたら大人もしんどくなりますものね。
温度、湿度を適正に判断するためには、エアコンや加湿器に備わっている、温度、湿度表記だけではなく、専用に温度、湿度計を設置することがよいとされています。
これは納得です。実際、エアコン設定の温度より暑かったり、寒かったりすることって珍しくありませんものね。複数の計器から判断して正しい、温度湿度を把握することが赤ちゃんを守ることに、さらには自分自身も快適に過ごすことにつながるのだろうなと感じました。
出典:大田区赤ちゃんのための室内環境
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/hoken/eisei/sumai_soudan/baby/akacyannotamenositunaikankyou.html

・直射日光、強い光が直接目に入らないか注意する
今年から高校野球でもサングラス着用が許可制から申出制になったとニュースでも話題になっていますね。年々、日差しが強くなる印象があるこのごろ、日光における目への刺激や、見えにくさについて考える機会も増えたように感じます。
そして赤ちゃんにとっては大人以上に強い光に対して注意が必要。まだまだ発達途中ですから、光についても過度にならないように大人が注意しなければなりませんよね。
特に赤ちゃんの場合、仰向けで寝ていますから、光がダイレクトに目に入ってしまいます。大人なら眩しいと目を塞ぐなり態勢を変えるなりできるけれど、赤ちゃんにはそれが難しいですよね。
実は友人もこんなことを言っておりました。
「うちの家、リビングにダウンライトがあるんだけど、私でもちょっと眩しいって思うのよね。赤ちゃんだとますますそうなんじゃないかって思ってダウンライトは避けてベッド置いてる」
同じような話は調べてみるとたくさんあって、ダウンライトの真下は避けたほうがいいとされているようです。実際大人でも痛いですよね。ダウンライトの光……。赤ちゃんだったらなおのことそうかも。

また、眩しすぎる光は体内時計にも影響を与えるようで、寝つきが悪くなる原因にもなるともいわれています。目も体もしっかり守るためにも大人が眩しいと感じるものについては子どもにはさらに注意を払っていく必要がありますね。
寝つきという観点からいうと、寝つきを良くさせるためには昼と夜で過ごす場所をスイッチすることが効果的という話もありました。昼はできるだけ音や光など刺激が届きやすいリビングに、夜は光を完全に落とし寝室に、というようにメリハリをつけることで、昼と夜を認識して寝つきがよくなるとか。
実際、赤ちゃんだけではなく大人も昼は活動しているし、大人が滞在している時間が長いリビング、あるいはリビングからすぐ目が届く部屋に赤ちゃんを寝かせておき、夜は大人も眠りますから自分達が眠る寝室で赤ちゃんも寝てもらうというのは、赤ちゃんを見守る上でも理にかなっていると感じます。
ただこれもそれぞれの住まいの状況や子育ての意見があるので、これが正解!といえません。が、光というものが赤ちゃんの体によくも悪くも影響するものであることは頭に置いておかねばと感じました。
そうそう、光といえば実はこの昼夜の光について調べていて、寝室のライトは赤系のライトにするとよいという記事を発見しました。
蛍光灯やスマホなどからは青い波長の光が出ていてそれは体内時計に影響を及ぼすけれど、赤い光に対しては影響を受けないのだとか。だから寝室のライトは赤色の光の電灯にすると赤ちゃんの寝つきがよくなる、というものでした。
参考:子の寝かしつけに「赤い電球」が効く科学的理由 ノーベル賞受賞研究室の睡眠学者が教えるコツ
https://toyokeizai.net/articles/-/392715
なるほどな~! とうなりました! 眠りを守るように光を遮断していたとしても、おむつを替えたり、授乳のタイミングで電気をつけることはあるかもしれない。そんなとき青を含む光を浴びてしまっては体内時計が影響を受けてしまいますものね。赤ちゃんの体内時計を守るためには光にこだわることも大事だといえそうです!
実際のところ、今回調べた以上に赤ちゃんと住まいについては注意すべきところが多々あります。
まず、落下。赤ちゃん自身が高所から落ちてしまう、という意味もあるけれど、頭上からものが落ちてくる事故も多いです。ですから赤ちゃんが寝ている場所、また赤ちゃんが移動する場所などは、なにかのはずみでものが落ちやすい構造になっていないか、よく考えたうえで家具の配置を決める必要がありますし、収納棚は開けっ放しにせず、きちんと扉を閉める習慣が大事なだとか。
あと、有事の際、すぐ赤ちゃんの元に駆けつけられるように、ベッド周りを整理しておくことも重要とのことでした。
今回この記事を書くにあたり、複数の友人にリサーチしたところ、こんな意見をもらいました。
「一回自分が赤ちゃんの気持ちになって寝転がってみるのがいいのよ。視点を変えるとびっくりするくらい気持ちわかるし、いろんなものが大きく見えて危険も見えやすいから」
確かに。
育児書やネットの記事、世の中にはたくさんの情報が溢れていますが、リアルに体感してみた感覚って大事ですよね。
大人と赤ちゃんはさまざまな部分で違うけれど、それでも寝転がってみることで、想像しやすくはなりますから。
誰かにとって住みやすい家とはなにか。一番はその誰かと共に考えることだけれど、それが難しいならその人と同じ状況に近い状態に身を置いてみる必要があるのかもしれない。
すくすくと育っていく赤ちゃんにとって住みやすい、優しい家をみんなで作っていけますように♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いできれば幸いです。
