住まいと水について考えてみた
皆様、こんにちは!
住まい、不動産情報が大好きな主婦、ヤマダです。
毎日暑いですね……。ご近所の方との挨拶が「こんにちは」ではなく「暑いですね……」へと変化してしまうほど、暑さに生活が浸食されていると感じるこの頃です。
そしてこの暑さによって問題になっているのが「水不足」。
毎年、日本のどこかで水が不足しているというニュースは耳にするように感じていますが、今年は特にそれが顕著です。
実際、暑い場所として有名な場所以外でも最高気温を記録してしまうなど、今年は異次元の暑さが続いています。雨も少なく、家の前の用水路もここ最近、水量がぐっと減っています。米の値段もやっと少しずつ落ち着いてきたかな……と思ったのに、水不足が影響し、今年の秋はまた上がるかもしれないなどという話題も聞こえてきて不安が押し寄せてくる。
・・・・、
いけませんね。昔は夏といえばスイカと花火と海! とわくわくしていられたのに、ここ最近は夏が来ると暗くなってしまう。
事実として大変なことはあるけれど、暗くなってばかりもいられません。
問題があるならあるで、それをなんとか乗り切れる方法を見つけなければ。
さしあたっては水不足です。この問題に関しては今だけではなく、来年、再来年だって起こり得るだろうことです。だとしたら、一個人がこの水不足をどう乗り切れるかを考えることも大切ですよね。
そこで考えました。水不足を上手に乗り切れる設備が住まいにもないのか探してみようと。
本日は節水が可能な住まいとはどんなものか。また、個人ができる節水術ってどんなものかについて調べてみようと思います!

1. そもそも人は一日どれくらいの水を使うのか
日本は複数のプレートが重なった場所に存在しているため、地震が起きやすい国ではあります。そのため万が一の防災については日常的に叫ばれていますよね。そんなとき、常備しておくべきものとして「水」が挙げられています。
農林水産省のガイドラインによると、飲料用、調理用で1日3Lを目安に3日程度準備しておくことが必要とされています。合計すると9Lですね。ただ、生活していると飲む、料理する以外でも水を使う現場はさらにあるもの。
では、災害時ではなく、日常的に私たちが使う水の量とはどれくらいなのでしょうか?
調べてみたところ、以下のようなデータがありました。
“
家庭で一人が1日に使う水の量は、平均221リットル(令和3年度)程度
●用途別使用量の目安
用途 使い方 使用量
洗面・手洗い 1分間流しっぱなしの場合 約 12リットル
歯みがき 30秒間流しっぱなしの場合 約 6リットル
食器洗い 5分間流しっぱなしの場合 約 60リットル
洗 車 流しっぱなしの場合 約 90リットル
シャワー 3分間流しっぱなしの場合 約 36リットル“
引用:東京都水道局 もっと知りたい「水道」のことページ
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/faq/qa-14#1
衝撃的ですね……。まず221Lというこの数字。2Lのペットボトルにすると111本といったところ。しかもそれがひとりあたり。家族が増えればその分使用量も増えます。
我が家も防災用にと水を備蓄してあるのですが、ふたり家族で2Lペットボトルを20本程度です。リットルにすると40L。たったそれだけでもまあまあの存在感で部屋の片隅に鎮座しております。一日あたりひとりで111本のペットボトルを使うとなると、×2で222本。今ストックしている5倍の量。置けなくはないけど、圧迫感がすごい……。でもこうして実際に目に見える形で想像してみると自分たちがいかに水というものを当たり前に使ってしまっているかを思い知らされます。
ちなみに、水道から出た水を飲料水としてそのまま飲める国は世界でも限られており、9か国といわれています。日本はその数少ない水が飲める国というわけですね。そもそも水の惑星地球なんて呼ばれているくらい地球には水がたくさんあるイメージがあるけれど、地球上にある水、14億立方キロメートルのうち海水は97.5%、淡水は2.5%だそうです。しかも淡水のうち大部分は地下水であり、川や湖、池のように地表にあって使いやすい形の水となるとさらに少ないとか。
日本は降水量も比較的多く、水に恵まれた国です。温暖化が止まらず地球環境が激しく変わってきていることから、この先水の価値はますます高くなっていくと思われます。
水不足が深刻ですが、そうでなくとも水というもののありがたさを忘れてはならないと数字を見ると感じますね……。

2. 節水機能のある設備について
水の大切さがわかったところで思ったこと。設備面で節水ができるようなものはなにかないのか。調べてみるといくつか出てまいりました!
① 節水トイレ
そもそもなのですが、トイレって一回あたりどれくらいの水が必要なのでしょう? 興味があったので調べてみたのですが、メーカーによって差があることがわかりました。しかし古いタイプの便器ほど必要な水の量は多く、10L以上だとか。10Lとなると2Lのペットボトル5本分ですよね……。多い……!
最近のトイレはここまでではなく、大レバー使用で8L、小レバーで6L、や、大レバーで6L、小レバーで4Lなど、ずいぶん水が節約できる仕様になってきたと感じます。その中でも特に節水を謡っているものもいくつかあって、大レバー使用にもかかわらず、4L台で洗浄できるものもありました。進化がすごい……!
しかしなぜこれほどに水を少なくできたのでしょう。秘密は水流の流し方と便器の素材にあるそうな。
従来のトイレは水が縦向きに流れていたためにたくさんの水でないと流せなかったけれど、節水型のトイレだと水が渦巻状に流れるそうなのです。そうすることで少ない水で汚れをまんべんなく落とせるわけですね。なるほどな~!!! 試しに我が家のトイレを覗いてみたら……縦型だった……。古い家だし仕方ないけど水の価値を考えたら変えたくなります。
また便器の素材もつるっとして汚れが付きにくく落としやすいものとなったとか。どんなところの掃除もそうですけれど、汚れがひどければひどいほど水は大量に必要になりますものね。
② 節水浴槽
実際のところ、生活していて「これは水大量に使ってるよね……」と目で見て思うのはお風呂ではないでしょうか。お風呂に一回お湯を張ることでどれくらいの水を使っているのか。めちゃくちゃ気になる。
調べてみたところ、浴槽の形やサイズによって違いはあるものの、200L~300Lの間のようでした。
200L。2Lのペットボトルにすると100本分! 多い!
とはいえ、しっかりお湯につかることは健康上有効といわれていますよね。血行もよくなりますし、緊張していた心身をほぐしてくれる効果もあります。だからお風呂はシャワーではなく、浴槽にしっかりつかりたい。しかし水の量は押さえたい。そんなときどんな浴槽ならば、節水が可能なのか。
調べてみたところ、どうやら浴槽の形に秘密がありそうでした。
・エコベンチ型浴槽
ベンチ型というのは、浴槽の中に段があって腰かけられるようになったタイプの浴槽です。昔ならではのタイプの浴槽と比べてみるとわかるのですが、浴槽の中に段差があることでその分、水が少なく済むんですよね。確かになー! とうなりました。
また節水の観点以外にも、ベンチ部分に腰かけて半身浴ができる、子どもや介助が必要な方の入浴がしやすい、といったメリットもあるとされています。
もし節水ができる浴槽をとお考えの場合はこの形、すごくいいかも。
・斜めカット型浴槽
言葉そのままで、長方形の一部分が斜めにカットされていて、いびつな台形になっているタイプの浴槽ですね。広い辺のほうに背中を預け、狭いほうへ足を伸ばす形で入浴します。これも斜めにカットされず、長方形だった場合を想像するとわかりますが、水の量がかなり変わりそうです。また、節水以外のメリットとしては斜めにカットされることで洗い場が広くなるということ。先ほどのエコベンチ型だと足を伸ばすという感じではなかったけれど、ゆったり足を伸ばして入りたい方はこちらのほうが少ない水でしっかり入浴できてよいかも!
③ 節水シャワーヘッド
これ! これは実に興味深い。便器にしろ、浴槽にしろ、これからお部屋を選ぶ場合なら考える余地があるのですが、引っ越し予定がなく、リフォーム予定もないとなると手が出せない。しかしシャワーヘッドならわりと簡単に取り入れられる!
前章でシャワーによって使用する水道の量も示されていましたが、それによると3分間流しっぱなしで約 36リットルとありましたね。36L。2Lペットボトルで18本! これまた多い…。
そもそもシャワーってどれくらいが平均なのだろう? 調べてみましたが、季節や人によってまちまちなようですね。大体5分から10分といったところでしょうか。自分はどうかな? と考えてみました。浴槽にお湯を張った場合だと髪を洗って体を洗って……5分くらいですね。でも浴槽にお湯を張らないと10分は確実に浴びている。ずっと出しっぱなしではないけれど、100Lは確実に使っていると思います。
これはゆゆしき事態、と調べてみると、節水シャワー、いろいろ出ていました!
節水と名がつくくらいですから当然水の量は少なく済むように設計されているのですが、どうやら「水圧」がキーのようです。
確かに旅館やスーパー銭湯、誰かのおうち、それぞれでお風呂に入って感じることありますよね。うちのシャワーと浴び心地がなにか違う…と。あれは水の勢い、水圧が理由。人によって水圧の好みはそれぞれですが、節水シャワーの場合、水が出る穴の間隔を狭く、穴を小さくすることで水圧を高めることが可能となり、少ない水の量でも満足感を感じられるように設計されているようなのです。なるほどなあ…。
また止水機能というものもついていて、蛇口をひねらずとも手元のスイッチで水を止められるようにすることで節水できるものも多いです。確かに蛇口を止めるよりもこのスイッチがあるほうが止めようという気持ちになりますものね。ほんのわずかな違いではありますが、お風呂場で前が不鮮明な状態で水道のノズルの上げ下げを億劫に感じることも実際ありますし、止水機能がついたシャワーヘッドによる節水は効果が高いと感じました。

3. 個人の力でできる節水術
と、いったようにさまざまな節水機能を持つ設備、アイテムも世の中にはある一方で、やはり自分達でできる節水術というのも知っておきたい!
ということで調べてみました!
・家族で決まった時間にお風呂に入る
水の使用量が多いお風呂。しかも浴槽にお湯をためてとなると家族それぞれの時間での入浴はガス代もかかりますよね。けれど同じ時間帯に、まあできれば一緒に入ればかなり節約にはなります。また、浴槽の水位も一緒に入ってしまえばかなり低めでも問題なし!確かになあ。お風呂ではちょっと深刻な話もなんとなく話せたりするところあるから、節水を理由にして一緒にお風呂に入るというのもありかもしれませんね。
あと、浴槽の水位を上げるという意味で、水の入ったペットボトルを浴槽に沈めて水位を上げる方法もありました。何年か前のドラマで見た覚えがある! やってみようかな。
・食べ終わった食器は付け置きする
これ! 確かにその通り。気が短い私は短時間で全部終わらせたくなるので、付け置きという工程が好きじゃなかったんですが、実際、食べ終わった食器をしっかり付け置きしてから洗ったほうが、水で流しながら洗うより短時間で洗い終えることができました。付け置きしている時間に他の家事をこなすようにすればタイパも悪くないですし、この方法は今後もどんどんやっていきたいなと思いました。
・トイレのレバーは大、小をこまめに使い分けすること
これも結構大事らしい。先ほど、節水トイレのところでもお話しましたが、メーカーごとに使用する水の量は違うものの、概ね大と小で2Lの差がある印象です。2L! ペットボトル1本分も違うわけですね。トイレ自体を変えることはもちろん効果絶大ですが、具体的な水の量を頭に思い浮かべながらレバーを選択してトイレを流すことだけでも癖にすれば、2Lずつしっかり節水できます。これは大きいと感じます!
基本的には「ぱなし」をせず、時間を意識することが大切なよう。
水の量はその場ですぐには把握できずとも、時間なら明確にすぐさま数値で確認できます。なので、まずは時間に意識を向け、「ぱなし」をしている部分がないのか、振り返ってみることが節水の第一歩かも! と感じました。

4. 終わりに~誰かと競い合う節水もあり?~
さて、住まいと節水について考えてみましたが、いかがでしたでしょうか。
水はいつも身近にあってついついありがたみを忘れてしまいそうですけれど、なければ生きていけない死活問題に発展してしまう大切な資源。限りあるその貴重な資源を守るためになにができるのか、住まいを通して考えてきましたが、ひとつ面白い取り組みをしている方がいたのでご紹介しますね。
それは友達のAちゃん。夫婦二人暮らしなのだそうですが、節水についてちらっと聞いたところ、
「どちらがより早く皿洗いを終えられるか、毎日タイムを取って競っている」とのこと。
・・・なんて仲がいい……!
でも彼女からすると仲良しだからとかではなくて、お互いに皿洗いが嫌い過ぎて押し付け合うくらいならいっそゲームにしてやろうと思った末に出た案らしいです。
「短い時間で皿洗い終えられるし、ゲームだと思ったら皿洗いが少し嫌いじゃなくなれるし、節水にもなる」
なるほどなあ、と思いました。
節水せねば! と意気込むことも大事だけれど、その活動の中にゲーム要素を取り込んで行うことで長続きもしそうです。
どんなことも義務だと思うとしんどくなりますものね。
設備の面から見直すか、行動を見直すか。どちらもか。
いずれにしても自分のできる節水とはなにか、考えることから進めていくことが大事だなと感じました!
ということで!本日はここまで。
また次の記事でお会いできれば幸いです♪

