エアコンにまつわるエトセトラ

皆様、こんにちは!
住まい、不動産情報が大好きな主婦、ヤマダです。

さまざまなことが起こる世の中。流れていく情報の速さにも驚かされ、翻弄されつつもなんとかしがみつかねばと思っておりますが、そんなヤマダ家でも変化がありました。
夫が完全リモートワークで仕事をすることとなりまして。
聞かされたとき、
「そうなのか~、出社なくなるのか。ってことは、私のひとりの時間がなくなる……」
とちょっとだけげっそりしたことは内緒です(笑)
まあ、それはともかくとして。そうなった場合、取り急ぎ必要なのは仕事に集中できる部屋の確保となります。
幸いにも我が家には私が主に使っていた書斎があるので、その書斎を彼の仕事部屋とすることで話が落ち着きました。いや、私はリビングへ移動になったからちょっとむっとしたけど、これも内緒。
ただ問題がひとつあって。うちの書斎、エアコンがないんですよ……! だから夏は熱帯のごとき暑さ、冬は北極のごとき寒さになる。しかも北側だから日は差さない。
これまでは夏になったら書斎は放棄し、リビングへ流れて過ごしてきたのですが、夫と同じ室内で仕事なんてできる気がしない。あの人、いきなり歌いだしたりするし。
ってことで、考えました。考えて決めました!
書斎にエアコンを付けることを……!
エアコンってまあまあ金額するし、いやだあああ、と思ったことも内緒だけど(笑)
とにもかくにも夫と家電量販店へ赴き、メーカーごとの多彩な機能に目を輝かせつつ(高いから買うのが嫌だと言いつつ、見ると面白くてつい)エアコン購入に踏み切りました。
夫がずっと転勤族で賃貸マンションを渡り歩く生活をしていたため、実はこれが初めてのエアコン購入! まあね、最近の賃貸物件だとエアコンが付いていないほうが珍しいようにも思いますから、わざわざ自分で買うことも少ないのかも。
そんなこんなで、初めてエアコンを買う、ということにあいなったわけですが……。エアコン買うのってこんなにいろいろ訊かれるのね! と驚きました。
毎日、スイッチひとつで快適生活を届けてくれるエアコンについて何も知らなかったのだとおののきもしました。
そもそもエアコンっていつから存在しているのだろう?
エアコンを取り付けるとき、こんな場所だと取り付けるのは難しいとか注意点はある?
ベランダがない場所にエアコン付けるのってやっぱり大変?
などなどなど。
ということで!本日はエアコンについて気になったことを調べてみたいと思います! よろしければお付き合いくださいね。

エアコン



1. エアコンの歴史

そもそもなのですがエアコンというのはいつから存在していたのでしょう?
現在、私たちの生活を支えてくれているエアコンの原動力は電気です。じゃあ電気はいつからあるの? と気になったのでそこから調べてみると、電気という概念についてはなんと紀元前600年ごろのギリシャにてすでにあったようです。発見したのは哲学者タレスで、コハクをこすることで、羽などがくっつくことを発見しました。おお、静電気ですね!
ただもちろん、その発見がエアコンに直接は結びついてはおらず、電気が実用化するのは、17世紀、18世紀、電気の研究が進んでから。そして電気の歴史と並行するように、化学によって空気を冷やす技術が研究され、エアコンはどんどん形になっていきます。
空気を冷やす技術の先駆けは1758年、ベンジャミン・フランクリンとジョン・ハドリーによって行われた液体の蒸発によって物体を冷やす実験でした。この実験により、アルコールのような揮発性の高い液体を使うことで、空気を氷点下まで下げられることが発見されました。
しかし、まだまだエアコンにはたどり着きません。その後、1820年、イギリスのマイケル・ファラデーによってアンモニアによって空気を冷やす技術が発表。さらに数年後の1842年、ジョン・ゴリーによって製氷機の技術が開発されます。ジョン・ゴリーは医師で、液体を圧縮する技術によって患者の病室を冷やしたとされています。素敵ですね……!
そしてそして、1902年、ついにエアコンの始祖ともいうべきものが生まれます。発明したのはアメリカのウィリス・キャリア。しかし家庭で使うものではなく、印刷工場での作業に使われていたそう。
そこからも開発が進み、やがて現在のエアコンにも通じるフロン類を使ったエアコンが誕生していきます。
エアコンの歴史、というよりも、空気を冷やす技術の歴史となっておりますが、空気を冷やすってめちゃくちゃ大変なのだな、とこの歴史を見るだけでわかります。実際、アンモニアを使うことで有害なガスが発生してしまい、事故が起こったこともあったとか。また、フロンについてはオゾン層の破壊につながることも現在では広く知られていて、フロンに代わる冷媒の研究も進んでいるようです。
日本においては1935年よりエアコンの商業利用が開始されています。家庭への販売、普及が始まったのは1950年代に入ってから。
歴史的背景を考えると、なるほど、という気もいたしますね…。終戦が1945年。その前後であれば家にエアコンをつけるどころではなかっただろう…と。
少し、コンピューターの歴史と通じるところがあるかもしれません。
今、私はこの記事をノートパソコンで書いています。しかしその始祖と申しますか、元祖のコンピューターが開発された背景には戦争があり、ミサイルの弾道計算のための計算機として生まれたそうです。
この話を聞いたとき、正直、納得ができませんでした。人間はその技術を使って人を幸せにできるはずなのに、どうしてそんな使い方をするのか、と。
しかしその技術を使ったパソコンを今私は使っている。それがなんだかやるせなくもなります。
エアコンは軍事利用の過程で生まれたものではありませんでしたが、工場における作業工程をスムーズにするためのものでした。それが今ではすべての人が健康で快適に過ごすための必須家電として存在している。
これからどんな技術が生まれていくのか想像するのはなかなか難しいけれど、個人の幸せのためにを起点とした技術がどんどん生まれていってくれたらな、などということを今日も私を癒してくれるエアコンの白い顔を見ながら思っておりました。

エアコン2



2. エアコンを取り付ける際の注意点

さてさて、気持ちを現代に戻して。
歴史の中でもお伝えしましたが、空気を冷やすエアコンって、実はさまざまな化学反応を駆使されて作られた技術の結晶なわけです。
だから、エアコンをネットで買って、はい、取り付けって結構危ないという話も聞きます。
知識のない状態でエアコンを設置するとどんなデメリットがあるのか。
調べてみたところ、以下のような事態が起こり得るそうな。

・エアコンが動かない
・漏電、感電リスク
・漏水により住宅自体にも被害が
・壁の穴開けに失敗。家が破損
・冷媒ガスが漏れ、結局業者のお世話になることも
・室外機の落下、破損、近隣住宅へ被害を及ぼすことも
など……。

自分で工事して失敗したという話を私も聞いた覚えがあります。
エアコンとは、電気、ガス、水が複雑に絡みあっていますよね。電気だけに注意すればいいわけではない。しかもエアコンは本体と室外機の二重構造。この二種それぞれがどんな働きをしているのか、知識がないままに手を出すのは危険と感じます。
特に上記の中で気になるのは、冷媒ガスが漏れる、の部分。こわ! と思ったけれど、この冷媒ガスというのは吸い込んだとしても人体に影響があるものではないといわれています。ただ、冷媒、と名がつく通り、このガスがあることで空気を冷やせているわけなのでこれが漏れちゃうとエアコンが存在意義を失います……。
また「室外機の落下、破損」。これも気になりますね。最近、とある町へ行ったとき、衝撃の光景を目撃しました。
少し古いタイプの建物に見えたのですが、その建物の壁一面、各部屋の窓下にずら~っ!とエアコンの室外機が取り付けられていたのです。
いや、すごいなと思いました。室外機の重量ってどれくらいなのか、ざっくり調べてみたところ、エアコンの種類、冷やせる面積規模などによってかなりの差があるものの、家庭用のものだと軽いものでも20kgはあるよう。重いものだと50kgくらい? 人間ひとりくらいはあるっぽい……。
これをですよ? ベランダのない場所にあんなふうに付けるとか、素人にはとても無理、と私は感じます。プロに任せたい、と思う……。

エアコン3

さてさて、話題は少し変わって、今回、家電量販店でエアコンを購入したのですが、その際、以下のことを確認されました。

・住宅構造
・壁に室外機とつなぐための穴が開いているかどうか
・室外機を置く場所が確保できるか 配管ホース、必要な長さについての確認
・ブレーカーの容量
・エアコン用のコンセントの位置
・すでにエアコンが付いているかどうか。取り外し工事が必要かどうか

いやー、炊飯器とかコーヒーメーカー買うのとはわけが違うと思ってはいましたが、思った以上にいっぱい訊かれて「あう、あう」とアザラシのような声を出してしまいました(笑)
でもそりゃあそうですよね。全館空調の家であれば家を構成するパーツにさえなる。後付けタイプであっても室温を快適に保つためのものを取り付けるわけですから、これくらいの質問は当然されて然るべき。なんの事前準備もなくぽんと買うのはいかんのかも。というか、これくらいしっかり訊いてくれるところでこそ、エアコンを買いたい。
今回、質問内容の意味、重要性を、エアコンを買った量販店の店員の方が教えてくださったので、それを書かせていただきますね。

・住宅構造
具体的になにを訊かれたかというと、木造か、RC構造かといった住宅の構造についての確認でした。木造やモルタルなどだとわりと対応はしやすいそうですが、タイルの壁や漆喰、土壁だと、エアコンの設置工事が難航することがあるそう。室内機と室外機をつなぐための配管を通すのに穴を開けないといけない場合や、室内機取り付けの際など、ここがかなり影響してくるようです。だからエアコンを買うときは我が家の住宅構造や、壁の素材がなにかを把握しておくべきかと!

・壁に室外機とつなぐための穴が開いているかどうか
住宅構造の話にも通じますが、そもそもホースを通す穴が開いているかどうかをかなり気にされていました。これはでも想像に難くないですね。穴が開いていないなら壁に穴を新たに開けないといけないですものね。家の壁にしかも外壁に開けるとなるとまあ……大変そう。ちなみに穴の開いている位置についても訊かれました。室内機のそばにちゃんと穴が開いているかどうか。ここもかなり大事なので、対面でエアコンを買うときはお部屋の写真持参がいいかも。

・室外機を置く場所が確保できるか 配管ホース、必要な長さについての確認
ここもすごく気にされていました。まず、建物の何階にエアコンを設置したいのか、ベランダはあるのかを確認されました。我が家は一階なので直置きができるということであっさりクリアでしたが、二階以上でベランダなしの場合、室外機が落っこちないように標準の工事に追加する形で工事が必要になります。そのため料金も追加になるそう。また、室内機と室外機の距離が長めだとホースも長いものが必要になるそうで、4m以上離れるかどうかを尋ねられました。なので、エアコン設置の際は室内機と室外機がどれくらい離れるか、ざっくりとでも予想しておくとよいように思います。外壁の写真を撮って見せる、というのもありですね。

エアコン 4

・ブレーカーの容量
そう、エアコンといえば、電気。電気は各家庭によって契約容量が違いますが、この電気容量がエアコン稼働においてやっぱり重要。
量販店の方がおっしゃるに、エアコンを設置するには30A以上の電気容量が必要とのこと。言われて思い出したのは、以前一人暮らしをしていた家でのこと。そこは確か30Aでしたが、エアコンと電気ケトルと電子レンジをいっぺんに使ったらブレーカーが落ちたなあ、と。
主観ですが停電を気にせず使える40A以上がいいなあと思ったりして。

・エアコン用のコンセントの有無と位置
まずエアコンは他の家電と一緒のコンセントを使うことはできないです、とはっきり言われました。使う電力がまったく違うので、大丈夫でしょ、なんて気軽な気持ちでエアコン用コンセントではないものを使うと火事の危険も出てくると。なので、もしエアコン用コンセントがない部屋ならば、新たに専用コンセントを取り付けする工事をしてもらわねばなりません。コンセントの位置については室内機を設置する壁上部にあることが多いよう。延長コードを使うわけにいかないのでこれも納得です。

エアコン5

あとはもともとエアコンがある場合は、旧エアコンを外す工程が新たに入るのでそこもしっかり確認されました。
確認事項が多い=取り付けは素人には難しい、をまたもや感じました。



3. 実は多いエアコンをめぐるトラブル

エアコンは室内を涼しくするための家電。しかしこのエアコンが原因でご近所トラブルになることもあるよう。

・室外機の音、振動が伝わってしまいトラブル
・室外機からの風が隣家に向かって出ていたためにトラブル
・室外機用日よけが破損してトラブル

エアコン6

具体的にひとつずつみてみましょう。

・室外機の音、振動が伝わってしまいトラブル
これに関しては心配になったことがある方も、隣家の室外機の音に、うるさいな、と思った方もどちらもいらっしゃるかも? ちなみに私はどちらもあります。
室外機って思ったより音が大きいですよね。エアコンを入れていると窓を閉めているので中まで音が届きにくいから気づかないけれど、外に出てみて「うわ、こんなに大きな音だったんだ……」と青くなることもあります。エアコンだって家電ですから経年劣化もあります。古くなればなるほど異音を発生させてしまうケースも。自分の家の中だけの話ならいいのですが、音や振動がご近所にまで届いてしまうとトラブルの原因にもなりかねません。音って一度耳につくと意識してしまいますからね……。なので、購入時の音をちゃんと覚えておいて、音が大きいと思ったら修理をしてもらうことが大事だと感じました。

・室外機からの風が隣家に向かって出ていたためにトラブル
エアコンの構造上、冷たい風が室内へ、熱風が外へ出てしまうのはもはやどうしようもない現象です。が、この風を浴びたくもないのに浴びることになってしまったら? きついですよね……。特に集合住宅だと部屋と部屋の距離が近く、ベランダも隣接しています。そんなとき、室外機からの風がまっすぐに自分の部屋のベランダに入ってきていたら…? 洗濯物にも影響が出そうだし、なにより暑さ倍増! 苛立ちもマックス!
こうならないようにエアコンを設置する際、室外機からの風の向きもちゃんと考えて設置しなければなりません。そのあたり、専門業者の方であれば熟知されているので安心だけれど、自分で設置する場合は要注意かと。

・室外機用日よけが破損してトラブル
これは……実は我が家で実際にあったことです。
エアコンの効きをよくするための方法として室外機に日よけをする、という方法を知り、ネットで日よけを購入したのです。実際、かなりエアコンは効くようになりほくほくしていたのですが、ある日、気付きました。
なんか、エアコンを入れると外からかさかさ音がする、と。
なんの音かしばらくはわからなかったのですが、外に出てみてわかりました。
私が購入した室外機カバーは室外機の上部に載せて日よけとして使うタイプだったのですが、表面をアルミ箔のような薄い素材でコーティングされていたんですね。そのコーティング部分が長期間日光にさらされたため劣化してぼろぼろとはがれてしまって……。しかも細かくちぎれて風に舞っていて……。
慌ててご近所にも謝りに回りました……。これはエアコンカバーの素材や、長期間使いすぎたゆえの事例ですが、思わぬところでご近所に迷惑がかかってしまうこともあるので、室外機にカバーをつける場合は破れていないかなど定期的な確認が必要と肝に銘じました……。



4. 終わりに

今年の夏は特別暑い気がします。とここ数年、毎年思っているような(笑)
でも笑いごとではなく本当に地球環境は数十年前とずいぶん変わりましたよね。昔は複数台のエアコンが家庭にある家のほうが少なかったのでは? と感じます。エアコンが高級品だったことももちろんあるだろうけれど、暑さが命にかかわるレベルではなかったことも事実としてあるかと。
今は違います。熱中症という言葉が浸透し、暑さによって命が脅かされるようになりました。エアコンはそんな暑さに苦しむ私たちにとって水や食料のような存在になったといえるでしょうね。
ということで、本日はその大切な相棒、エアコンについてお話しました。主観も多分に含んではおりますが、この記事がエアコン導入をお考えの方の力になればこの上なくうれしいです。






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