押さえておきたいマンション風水の基本とは

皆様、こんにちは!
最近、ちょっとついていない主婦、ヤマダです。

最近の私……ついていません。
まあ、大病をしたわけでもないし、思いもよらない大損をした、というわけでもないので、プチついていない程度ではあるのですが。
第一に、自転車にひかれた……。
これは私が悪くて、ちゃんと周囲に目を配っていなくて、道路を歩いているとき、直進してくる自転車があるのに気づかず右折しようとしてひかれた、という形なので自業自得ではあるのですが……。まあ、痛かった。去年の同じ時期にもひかれたので、季節的に呪われたシーズンなのかと疑いたくなりましたが、お尻と太ももにまあまあの青あざができて今も椅子に座っているとお尻が痛いです。
第二に、スーパーまで行って、ノリノリで一週間分の食材を買っていざレジに並ぼうとしたところで、財布を忘れたことに気付いた……。サザエさんかい! と自分で自分にツッコみを入れてしまいました……。
第三に……とまあ、これくらいにしておきましょう。とにかくなんとなくちょっとついていないことが、というか、集中力が落ちているのか、うっかりによるやらかしが多い日々が続いています。
気を引き締めることが大切と思いつつも、運気下がってるのか? と憂鬱になりながらてくてくと近所を散歩していて思ったのです。
マンションやアパートなど、集合住宅に特化した、風水の考え方ってあるのかな、と。
良い運気を招いてくれる風水的条件のそろったマンションってどんなものだろう。
そんな家だったら、私もサザエさん状態にならなかったろうか、なんて。いや、そこはまあ、私の問題なので無理かもしれないけれど(笑)
しかし、きっかけはどうあれ、興味が湧いてきました。
ということで本日は、マンション風水、家相について調べてみたいと思います!

風水



1. 押さえておきたい立地の話

自分が良いな、住みたいな、と思うマンションの立地ってどんなものか、考えてみると、私だと以下が挙げられます。
駅から近いか、歩いて行けるスーパーが二軒以上あるか、図書館が徒歩圏内にあるか、悪臭を放つ施設や設備が近所にないか……。
住みやすい立地を選ぶのって大事だと思うんですよね。住んでみて「うう、スーパーが遠すぎる……」「思ったより騒音が……」「交通量が多くて通学時、子どもが事故に遭わないか心配」などと感じるようなことはあってはいけないと思うのです。住まいに不満を覚えると、生活バランスが崩れ、心身にも影響が出てしまいかねませんから。
ですから大前提として自分の譲れないポイントは考えておくとして、それに追加して風水で良い運気を呼び込める立地、というものがないか調べてみました。
すると、以下のような言葉が引っかかってきました。

「四神相応(しじんそうおう)」

四神。これすなわち、青龍、白虎、朱雀、玄武のこと。
東西南北、それぞれにおわす神様で、適した地形があり、この四神に相応した土地に立つ建物は、四神の守りを受け、良き運気を招き、邪気を祓えるとされています。
具体的には以下のように言われています。

青龍 東 川
白虎 西 道
朱雀 南 湖、沼、窪地
玄武 北 山

この地形に合致する土地が風水的に四神相応の土地になるとか……。
あるのか?!
都市部だと難しそうですね……。と肩を落としましたが、以下のような解釈でも良いようです。

青龍 東 川、あるいは大きな道路
白虎 西 道、あるいは川
朱雀 南 湖、沼、窪地、あるいは広場
玄武 北 山、あるいは背の高い建物、ビル
少し……希望が持てそうな(笑)
ちなみに、現在の我が家はどんなかな? と考えてみて……うーん。
北側に山とか高い建物……。まあ、うちよりも階数があるマンションが北側には立っていますね。山……クリア?
東と西は川か道路か。
東側には道路があります! 西側には……ないな……。住宅を何軒か挟めば道路がありますが、これでもいいのかな。ただ東側の道路も西側の道路も小さいのですよね……。風水的には弱そう。
じゃあ南……。広、場……。うーん。これ、うちの集合住宅にくっついている駐車場があるけどそれは広場としてカウントしていいのか。それよりは家何軒か挟むけれど、大きな公園が南側にあるのでそれで許されないだろうか……。許されるということにしたい……。
ただ、気になるのは、我が家の東側に小学校があって、どう考えても北側のマンションより背が高いということ。山はこの小学校のほうかもなあ……。となると、うちは四神相応じゃなさそうです。残念。
ジャストフィットする土地を見つけることって難しいですね……。
そもそも風水とは気の流れを読み、良い気を留め、悪い気を流していくことを目的としています。だから流れてきた気を逃がさないよう、大きな山で食い止めたり、川で流したり、といった「流れ」が意識された土地が良いよう。しかもあんまり流れが速すぎるのは良くないとも言われていて、東側に川があったとしても急流ではなく、ゆったりと穏やかに流れる川であることが良いとされています。淀むのはだめ。ちゃんと流れがあることが重要。
そして、南側は日当たりがちゃんと臨める場所が吉とか。
ある意味、理に適っているなあと感じます。日光が心身に与えてくれる恩恵は大きく、日当たりの善し悪しで体調は変化すると感じますから。そう思うと、いやいや、風水なんて、と笑えなくなります。
よく聞くのは、平安京は四神相応の土地にあったからこそ、千年も栄えたのだ、というお話です。平城京も四神相応が取り入れられているけれど、一部不完全だったから長続きしなかった、なんて説もあるとか。国単位で風水を取り入れて都を建て、千年という実績が残っていることを思うと、風水の底力、恐るべし、という感じですね。
そう考えると、狭い範囲で四神相応を考えるのではなく、範囲を広げて見てみてもいいのかもしれません。街ひとつすっぽり収まる広範囲で。範囲を広げれば、理想の四神相応の土地もあるかも。

風水2



2. 押さえておきたい階数の話

さてさて、平面で考えた後は立体的に考えたいと思います。
マンションといえば、階数。何階が良い運気を呼び込める階数なのか!
猛烈に気になる。

調べてみたところ、3階以下の奇数階が良い、とされていました。
つまり、1階、3階ですね。これは陰陽道の、奇数は吉兆、偶数は凶兆とする考え方からきているようです。日本でもそういえばありますよね。結婚式のご祝儀は2で割り切れる枚数ではなく、お札は奇数枚数にすることがマナーとか。2は別れるから、なんて話を耳にしては、「いやいや、そんなお札の枚数くらいで……」と思ったりもするけれど、奇数なのか偶数なのかについて知らず知らず気にしているところが私にもあります。ちなみに、奇数の奇が奇妙の奇と同じなのはなぜか、気になって調べてみたのですが、これは英語から来ているらしいです。奇数は英語で、odd number。odd は「奇妙な」「規定からずれた」といった意味があるようで、意味だけ聞くとなんとなく奇数のほうが凶兆に思ってしまいそうですが、奇妙で、規定からずれているは、「珍しい」「稀に見る」とも言えますよね。奇跡的とも言い換えられます。そう考えると、奇数階を吉兆とする考え方にも頷ける気がいたします。
あと気になるのは、なぜに3階以下なのか。
これは風水のもともとの考え方によるところが大きいようです。というのも、風水とは大地、自然から良い気をいただくためにどうするかを考えた学問であり、大地からエネルギーをもらえる高さは樹木が伸びる高さくらいとされているからなのです。樹木が伸びる高さといえば、10メートルほど。なるほど、3階くらいですね。
頭を過ったのは、高層マンションに暮らしてしまったら、風水的には良い気をもらえないんじゃ、という懸念です。
まあ、高層マンションは高層階になればなるほど、価格が高額になります。反対に低層階は安価になることも。風水を基準に考えることでコストダウンが図れると考えたら、これもまた吉兆なのかも、と思えなくはないのですが……なんとかならないものか。
調べてみてほっといたしました。
大地を感じさせる観葉植物などを取り入れることで補えるそう!
良かった! それにしても植物、すごい!

風水3



3. 押さえておきたい建物の形、色の話

風水において、欠けていたり、出っ張っていたりといったいびつさは、気を乱すとされてあまり良くないと言われています。ゆえに、建物の形においてベストなのは、正方形や長方形だそう。
面白みもなんもない! と思ってしまいそうだけれど、住んでみると感じますよね。複雑な形より、安定が一番だと。家具の配置も考えやすいですし。
ただ、真ん中が抜けたロの字型のマンションは、あまり良くないようです。コの字型も同様に。ホテルの入り口などで廊下に対して少し引っ込んだ形に玄関が作られているのを見かけますが、ああした凹みも風水的には避けた方が良いよう。
うーん、なかなかに条件が厳しい(笑) とはいえ、ロの字型やコの字型が風水的にはNGであると聞いて少し、腑に落ちた部分もあります。ロの字型のマンションもコの字型のマンションも、日当たりが正方形や長方形のマンションに比べ、制限される部分があるなあ、と思ったためです。実際、ロの中部分って真上からしか太陽の光、届かないんですよね。日光にはパワーがあると風水関係なく思いますから、これもまた、理に適った考え方なのかもしれません。

風水4

じゃあ。形はともかく、どんな色にどんな効果が風水では見込めるのか。
建物の色について、着目してみました。
調べてみると、解釈はいろいろですが、大まかに以下のような効果が外壁の色で期待できることがわかりました。

① 白系……浄化や安定をもたらす。家族運、仕事運に恵まれる。
''② ベージュ系……温かさ、安定感があり、家庭運、仕事運、健康運など幅広い運気に優れている
③ ブラウン系……家庭における安定感をもたらす。家族運、健康運、金運にも良い。''
④ ブラック系……勝負運に優れていて、秘密保持など信頼にも優れている。
⑤ グレー系……バランス感覚に優れ、堅実、安心をつかさどる。仕事運や心の安定に吉。

わりとよくあるタイプの外壁の色をまとめてみました!
ではひとつずつ、みてみましょう!

① 白系

お城みたいに真っ白な建物も実のところあまりない……かも。でも憧れはあります。風水のことを知らずに見たとしても、浄化力高そう、と感じます。実際、風水でも白は抜きんでて浄化力が高く、なにかで濁ったとしてもリセットすることが可能な色とも言われています。生きていればいろいろなことがあって心が濁ることもあるけれど、疲れて帰ってきた目に外壁の白が目に飛び込んでくることでもやもやがリセットされ、家族と新鮮な気持ちで向き合える。仕事においても家族との悩みを引きずらずに過ごせ、結果、どちらの運気も上がる、ということなのでしょうね。

② ベージュ系

街を見回していてもっともポピュラーなのはこの色の外壁ではないでしょうか。かく言う私が今住んでいる建物もベージュです。多いからなのか、風景に溶け込みやすいからなのか、ベージュはやはり落ち着きますね。建物自体、大きく見えますし。個性が強くなく、どんな色とも調和が可能なベージュは包容力に優れた色と考えられています。他の色と相性がいい=どんな色とも仲良くできる、ということから、人間関係、各種の縁を高めるのに最適な色だそう。
確かに内見をしていても感じますが、ベージュが基調の部屋はどんな色の家具とも相性が良い印象があります。この抜群のバランスがあるからこそ、各方面の運気を引き寄せてくれるのだといえそうですね。

③ ブラウン系

茶色といえば。住まいにおいては欠かせない色と言えるかも。日本は木造建築が主流だった国ですし、木の色である茶色には親しみやすさを覚えます。そして木の色であると同時に茶色は土の色。そのことからなにかを育む力が茶色にはあると風水では考えられているようです。育てる。母なる大地なんて言葉がありますけれども、茶色が持つ安心、安定を守る力はここから来ているのですね。茶色に守られたマンションであれば、安心できますし、資産を育てるという意味で金運も期待できそうです。

④ ブラック系

黒は陰の気を強く持つ色でもあると言われています。陽の良い気を取り込むことを目的とした風水だと良くないものとして考えられることもあるようだけれど、一方で守りに強い色でもあるとか。
守り。確かにシークレットサービスも黒い服着られていますね……それとこれは違うのかもしれませんが……。
黒い外壁に対して私は、スタイリッシュな印象を受けます。鋭角的で温かさとは少し遠いような? ただとても背筋が伸びるようにも感じます。実際、秘密保持の意味も持つ黒は、心地よい緊張を感じさせる色でもあります。勝負運を開くというのも頷けます。しっかり気を引き締めてことに当たりたくなりますから。起業し、これから前進あるのみ!とお考えの方、あるいはクリエイティブな才能で道を切り開いていきたい方にはぴったりの色かもしれません。

⑤  グレー系

風水において、白と黒の両方の気質を持つと言われるこの色は、堅実さ、落ち着きなどをもたらしてくれる色とされています。白で心をリフレッシュさせ、黒で背筋を伸ばす、その結果、堅実に守りたい場所を守り抜ける強さが手に入る、ということのようですね。外壁に留まらず、グレーは洋服でも財布でも、身に着けているとしっくりと落ち着けるように思います。面積が大きくなればなるほど、色の力は強くなりますから、グレーの外壁は、乱されず落ち着いた生活を送りたい方にとって、強い味方になってくれそうです。

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4. 終わりに

うちの夫は風水を信じません(笑)
「色や方角に左右されてたまるか! 運気は自分でつかみにいくもんじゃ!」
とよく吠えています。
その心意気、素晴らしいと思います。もとの運気がどうあれ、気持ち次第で運は変化していくことって多いと思いますから。
ただ、学問として古くから存在している風水には、スピリチュアルな観点以外にもやっぱり意味はあるように思います。白でリフレッシュ、とか、日当たりが良いほうが運気が、というのは、風水を知らずとも直感的に感じる部分ではないでしょうか。そしてそれはなぜなのかといえば、人間の体に埋め込まれたセンサーのようなものが自然に反応しているからなのではないか、などと想ったりするのです。人間もまた、自然の中で生まれ、生きてきた生物ですから。そしてその人間の直感的部分を言語化したものが風水なのではないか、と思ったりして。
だとするならば、風水を取り入れて実践していくことは、結果的にプラスになるのではないかとも思っています。
すべてを取り入れる必要はないでしょうし、難しいと思います。だから、取り入れたいものだけ取り入れればいい。その取り入れたいが、自分の体が求める、必要な要素なのではないでしょうか。
あくまで主観ですが(*´σ-`)エヘヘ
それにしても、風水って調べれば調べるほど、面白いものが出てきますね。
今後も、風水的観点から見た住まいについても、お話できたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!






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