玄関の前に敵がいる?!

皆さん、こんにちは!
通販好きの夫とおじいさんチワワと暮らす主婦、ヤマダです!

今年二月に引っ越しをし、新しい生活が始まったヤマダ家。
転勤が多いこともあり、一所に住む期間が短い我が家ですが、部屋探しには都度心を砕いてきたつもりです。
間取り、周辺環境、利便性などなどなど。
住み心地が良き家を、とプラス要素にも目を向けながら部屋探しをし続けてきたここ数年、それほど不動産運は悪くない、と思ってきました。実際、今回の家も設備的にも交通機関へのアクセスに関しても満足いく住まいだと思います。
ただしかし……私は見落としていたのです。季節と共に変わる周辺環境というものがあることを。

そう……我が家がこの家に引っ越してきたのは一月の終わり。もうあと数日で二月が始まるという日、つまり真冬。
そのときにはわかっていなかったのです。まさかこの家の玄関口にこんな恐ろしい敵が現れるなんて!

それが現れたのは、三月の下旬のこと。
桜が満開を過ぎ散り始めていたころでした。

せっせと夕飯づくりをしていた私はふいの物音に驚いて顔を上げました。
こつこつ、という窓ガラスを叩くような音でした。
風かな?
最初はそう思いました。しかし、どうも風にしてはおかしい。音は断続的に意思を持ったように続いていたからです。
こういう怪談あったよね……。
次に過ったのはその思い。怪談を聴くのは大好きな私ですが、体験は断固ごめんこうむりたいタイプ!勘弁しろよ!と願っているにも関わらず、音はリビングの向こう、窓の外から聞こえ続けてきます。
どうしよう、どうしよう、とおろおろしている間にノックの音はどんどん強くなっていきます。怖いよう!とビビりつつもそろそろと窓ガラスに近づいた私の耳に、開けて!という声が飛び込んできました。
その声は……夫の声でした。
一体、なんの嫌がらせやねん!
瞬間めちゃくちゃ腹が立ち、怒りながらカーテンを開け、窓ガラスを開けると、ベランダの柵を乗り越えて窓の近くに立っていた夫はすごい形相でこう言いました。

「なんで早く開けないんだよ!もうもう!勘弁しろよ!」

いや、勘弁しろよはこっちなんですけど?!
リアル怪談とかほんとふざけんななんですけど?!

怒鳴りつけたかったのですが、玄関ではなくリビング側の窓から入ろうとするなんてよほどのことに違いありません。仕方ない・・・。


「なんでこっちにいるの?玄関から入ればいいじゃん」

「無理!玄関の前に敵がいる!」

「はあん? 敵ってなに」

「めっちゃ大量の、蚊がいる!」

なんだ蚊かよ!
大騒ぎし過ぎだろ!

と呆れたのですが、夫の言葉を確かめるために玄関ドアの外を確認してみて絶句しました!
・・・蚊?!
これ全部、蚊?!

直径にして四十センチくらいの塊になって蚊が浮いてる!!!

というわけで……今日は我が家を襲撃した敵との闘いについてここに記録したいと思います……!

敵



1. あの塊は「蚊柱」というらしい!

どんなものも大量に並んでいると気持ち悪かったりするものですが……虫はいけませんね!一匹でもぞわぞわするのに集団だと視覚的破壊力が大です!
と恐れおののいてばかりもいられません。正直申し上げましてこのままの状況で放置しておくなんて耐えられない。
ということで、まずはそもそもなんでこんな大群が固まって一所にとどまっているのか。それを調べてみました。

そこでわかったこと。
あの蚊の大群は「蚊柱」と呼ばれるものらしいのです!
かばしら!もうなんていうか聴覚で受け止めても破壊力がすごい。読み方は違うけれど「火柱」をとっさに想像してしまいました。
が!「蚊柱」なんて呼びならわされていますが、この蚊柱を構成するのはユスリカと呼ばれる昆虫の場合が多く、私たちが認識している人の血を吸う蚊とは別物らしいのです。
いや、もうびっくりしました!見た目、蚊に見えますもん!
詳しく調べてみると、人の血を吸う蚊は「ヒトスジシマカ(ヤブカ)」「アカイエカ」「チカイエカ」などと呼ばれるもののよう。なんか早口言葉みたいですね。ちなみに私たちが一般的に想像する蚊はハエ目(双翅目)糸角亜目カ科に属するらしいのですが、ユスリカはハエ目(双翅目)・糸角亜目・ユスリカ科らしい!科目を聞くとまずまず近いところにいるもののようですね。だからあれほど姿が似ているのか。
しかし、ユスリカは蚊と違い、刺すことはありません。刺さないなら目くじらを立てることもないのか?とも思ったのです。確かに飛んでいられるだけならそれほど害はないですし。けれど問題は刺さないからと言ってまったく害がないとも言いきれないところです。
まずベランダの近くに蚊柱が出た場合。洗濯物に付着してしまうことも考えられるため、洗濯物を外に干せません。
次に問題となるのは彼らの死後。
調べていて切なかったのですが、彼らの一生は非常に短く蚊柱を作れるような大人になってから息絶えるまで三日程度だとか。あの蚊柱というのは雄のユスリカだけで構成されており、雌を探すために固まっているらしいのです。
息絶える前に子孫を……という生存本能なのかと思うと、なんだか切なくなってまいります。もうそっとしておいてあげようかとか思ってしまう。
けれど、そういうわけにはいかない事情が人間側にもあります。ユスリカが死した後の死骸によりユスリカ喘息なとどいうようなアレルギー症状が引き起こされてしまうこともあるからなのです。

敵2

気の毒だとは思うけれどそうなってくるとさすがに放置もできません。



2. どこに出やすいのか

蚊柱が出やすい場所とはどこなのか。
調べてみると、水の近くに多く出るよう。
池、湖、河川、住宅地にある道端の側溝……。
実はですね、今私が住んでいる街はもともと水害も多かった地域のようで、側溝が街全体に張り巡らされているのです。つまるところ、それだけ水が流れる場所が多いといえます。
正直、今まで住んだ場所でこれほどの量の蚊柱を見たことがなかったので、まず間違いなくこの側溝にたまった水が原因なのだなということがわかりました……。
また、蚊柱を形成する場所の特徴として、以下も挙げられます。

・ガードレール、ポールなど突起物の上
・階段の踊り場
・周りと色の違うところ

ようはちょっと高いところに出るようです。
これがなんのためなのか、というと、目立つためらしい。
前章でお話しましたが、蚊柱を彼らが作るのは雌を探すお見合い、というか、アピールのため!だから目立つところにいよう!という本能ゆえの行動なのですね。
つまり、我が家の玄関の前は目立つ場所ということになる!ユスリカにとってのハチ公前的な?
複雑な気持ちになりましたが、なんのことはない、街灯があって数段階段を上ったところに玄関口があるからみたい。
彼らにとっての絶好のアピールスペースだったと知って光栄だとは思いますが……いや!やっぱり困ります!

敵3



3. 蚊柱への対処方法

どうしたら蚊柱が出なくなるのか。
めちゃくちゃ調べましたよ。
とりあえず市販の虫よけを置いてみました。
玄関のドアに引っかけるタイプの。
効果は……うーん。あんまり感じられず……。
ああした置き型タイプは実は難しいらしいですね。風向きとか周辺の環境に左右されるので……。
でもすこーし、減ったかな……。
ってことで次なる手段。
ユスリカを撃退するタイプのスプレーを購入してみました。早速使ってみたのですが……。
うん!効くには効くんです!
でもスプレー自体の臭いがまあまあ強い!
私、鼻の粘膜が弱いのでくしゃみが止まらなくなってしまいました💦
ただ、集まってしまったユスリカを撃退するには効果がありました!
なんか使ったスプレーに一定時間ユスリカを寄せ付けなくなる成分が入っていたようで、おかげさまで少しの間は蚊柱を散らすことができました。
……翌日には戻ってきてましたけれど(笑)
ちなみに!このスプレーを準備する前、あまりにユスリカがいっぱい出てもう我慢ならん!とゴキブリ用のスプレーを噴射してもみたのです。
結構、効きました!ただ噴射する場所が悪かったのか、スプレーの勢いが強すぎたのか、彼らが壁にいっぱいくっついてしまって。結局、くっついた彼らを壁から取らなければならなくなってかえって大変でした。
まあ、速攻力を期待するならスプレータイプだなあと思いました。
とはいえ、スプレーによって出てしまった虫の死骸を掃除しなければ、アレルゲンの原因を生み出してしまうので、スプレーを使う場合、掃除は絶対に必要といえますが……。(我が家も退治のあとは必ず掃き掃除をしています)

また、家の中にユスリカが入ってこないようにする対策として、家から明かりが漏れないようにするのも有効なようです。
ユスリカを始め、昆虫とは光に吸い寄せられるもの。
夕方になり家の明かりが点くとその光に虫たちも吸い寄せられます。ですから虫に感知されないように遮光性の高いカーテンをかけておくと侵入を大幅に防げます。
実際、我が家は遮光性の高いカーテンをかけているためか、玄関以外からのユスリカの侵入はほぼありません。
また、蚊柱ができやすいのは夕暮れ時から夜にかけてですから、ユスリカが蚊柱を作る時間帯まで洗濯物を外に干しておかないというのも大事だな、と感じました。

敵4

ユスリカが蚊柱を作りやすいのは春と秋、特にちょっと暑さを感じるようなときによく出る印象があります。ですので、気候を見て春、秋にしては少し気温が高めかな?という日は洗濯物を外干ししないというのもユスリカから洗濯物を守る対策として効果的かもしれません。



4. 部屋探しのときここに気を付けて!

今回部屋探しをして失敗したな〜と思ったのは、蚊柱が出る可能性をまったく!考えていなかったところです。
私が部屋探しをした時期は真冬。冬は虫の活動もほぼありません。ですからこんなに蚊柱が出る場所だとまったく気づかなかったのです……。
じゃあどうしていたら蚊柱が多い場所であると見抜けたのか。
やはり蚊柱ができやすい場所がどんなところか知識として知っておく必要があったと思っています。
すなわち、ユスリカのような蚊柱をつくる虫が生息する水辺が周囲にないかどうか、もっと気を配るべきだったと!
我が家の場合ですと家の横手に幅一メートルくらいの側溝があるのです。確実にそこが発生源だと思われる!
とはいえ、運が良かったなあと思う部分もあります。それはベランダが側溝には面していなかったという点です。確かに玄関側は側溝が正面にあるので入室の際、めちゃくちゃ注意しなければなりませんが、洗濯物を干すのはベランダ。側溝からは建物を挟んだ位置にあるので洗濯物にユスリカがついてしまうリスクは低くなります。
以上の事から、お部屋探しの際は、

・なるべく水辺を避けること
・どうしても水辺が近い場所に住むしかないのならば、洗濯物を干す場所が水辺に接していない部屋、家であるかを確認すること

ここは大切だと思います。あ、いやでも待って!

敵5

注意点を追記するとしたら、これもお伝えしておきたいです!

・虫よけを窓などに貼っている家が多い場所は虫がほぼ確実に出るので目安にすること

正直、ちょっと気にはなっていたのです。私たちが引越しを検討していた部屋の上の階の方が虫よけを窓と玄関に貼られていたことが。
しかしまさかこんな大きな蚊柱が出るとは思っておらず。
あのときもうちょっと気にかけていたらなあと思ったりもします。
ただ、あまりにも蚊柱が出過ぎるという場合は自治体に相談してみると対処してくれることもあるようなので、私も様子を見て相談してみようかなと思っています。

ということで本日は蚊柱への対処について調べてみました。
虫だって生きているので退治とか対処なんていったら可哀想という気持ちもあるのです……。あんまり嫌うのもどうなのか、とも。
ただやはりアレルギーのことなど考えると共存が難しい部分も多いのが事実です。
宇宙船地球号という言葉があります。解釈としては飛躍し過ぎかもしれませんが、生きているもの皆、同じ船に乗り合わせた仲間だと私は思っています。苦手だからという理由だけで敵視したくはない。
だからこそ悩ましいのですが、無駄な殺生をしないで済むためにこちらから距離を取れるよう、彼らのことをよく知ってから部屋探しをすることが大切かなと今回、学びました。

いや〜しかし、住まいを眺めているとまだまだいろいろと考えるべきことがありますね。
今後も実体験に基づいたものから、住まいにおける基本などをお伝えしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!






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