生まれ変わった学園都市「折尾駅」

今回ご紹介するのは、JR九州鹿児島本線「折尾駅(おりおえき)」です。

この駅は政令指定都市である福岡県北九州市八幡西区に位置する駅であり、一日の平均乗車人数は約12,500人とJR九州の駅としては6番目に多い駅となります。また、折尾駅は北九州から筑豊地方を経由して博多へ向かう「福北ゆたか線」の停車駅であることや、近隣に多数の大学を抱えていることから、毎日多くの人が通学に利用しています。また、大分県や宮崎県などの九州東部へアクセスする日豊本線や、北九州モノレールも乗り入れている小倉駅や九州最大の繁華街である博多方面へのアクセスも良好です。

折尾駅

北九州市は関門海峡を挟み本州と接していることから、古くから九州の玄関口として栄えてきました。その歴史は古く、奈良時代から明治時代にかけては豊前国および筑前国に属しており、1871年の廃藩置県により北九州市の原型である小倉県が誕生しました。その後、小倉県は分割され1963年に当時の小倉市、八幡市、門司市、戸畑市が合併したことで北九州市が発足し、現在では福岡市に次ぐ県内有数の人口を有しています。高度経済成長期には日本有数の工業地帯であったことから公害問題が発生し、光化学スモッグや海洋汚染などが深刻化しました。そのような中でも環境保全に取り組み、1990年には国連が環境計画を表彰する「国連グローバル500賞」や「国連地方自治体表彰」を受賞する等、現在では環境問題に積極的に取り組む街として生まれ変わっています。その中でも八幡西区折尾エリアは学生・生徒数が1万人を超える学園都市として多くの人が居住地として選択しています。



折尾駅のアクセス状況

JR折尾駅は北九州市最大のターミナルである小倉駅から7番目に位置する駅であり、特急電車や快速・普通電車の全列車が停車します。主なアクセス状況としては、小倉駅までは約25分、博多駅までは特急電車を利用することで約30分となっています。

折尾駅周辺には北九州市営バスや西日本鉄道バスが多数運行しており、通勤・通学の時間帯には多くの乗客でにぎわっています。毎日の通勤・通学やお買い物はもちろん、北九州市内には2006年に開業した北九州空港が24時間営業しているため、海外へのアクセス状況も良好です。さらに、市内に面している関門海峡からは東京、大阪、神戸などの国内の主要都市に向けフェリーが出ている為、船の旅を満喫することも可能です。

新駅舎の誕生
JR折尾駅は1891年(明治24年)に建設された古い歴史を持つ駅で、鹿児島本線と筑豊本線が十字に交差している当時日本初の立体交差駅として誕生しました。しかしながら路線の交差の影響で非常に複雑で不便な駅舎だった側面がありました。そこで、「折尾地区総合整備事業」にともない、1916年(大正5年)に建造された旧折尾駅舎のイメージを可能な限り再現した新駅舎が2021年に誕生しました。旧駅舎で使用されていた化粧柱やベンチを再現し、当時の立体交差部分の枕木を展示するなど再利用可能なものは可能な限り再利用を行っています。新駅舎では路線やホームが構内で交差していないためスムーズな乗り換えを行うことが可能となり、近代的ながらも当時のレトロな雰囲気を残した駅として生まれ変わりました。



周辺のお買い物スポット

毎日のお買い物をする上でスーパーの位置はとても重要です。折尾駅周辺のお買い物スポットについて紹介します。
「ハローデイ共立大前」
レトロな雰囲気が魅力の旧折尾駅舎をイメージした内装で、落ち着いてお買い物ができるスーパーマーケットです
営業時間:10:00~22:00
住所:福岡県北九州市八幡西区藤原1-1-1
アクセス:JR折尾駅より徒歩19分

ハローデイ共立大前

「サンリブ折尾」
店内はバリアフリーとなっており、車いすの貸し出しや介助犬同伴が可能な店舗となっているため、どなたでも安心してお買い物ができます。
営業時間:9:00~21:00
住所:福岡県北九州市八幡西区大浦3-1-1
アクセス:JR折尾駅より徒歩13分

サンリブ折尾



おすすめのお出掛けスポット

折尾イルミネーション
折尾イルミネーションは地元の自治会や、周辺大学の学生で構成された「学園大通り活性化委員会」が毎年行っているイベントで、JR折尾駅前の学園大通り一帯がライトアップされるイルミネーションイベントです。約3万個のLDEライトが街を彩り、ハート形のオブジェが設置されるなどインスタ映えスポットとしても人気で、多くの人が訪れています。過去にはカウントダウンイベントやB級グルメの出店なども行われました。
点灯時間:17:30~24:00
開催期間:令和4年11月25日から令和5年2月25日まで
アクセス:折尾駅からすぐ

則松金山川花のボランティア公園
金山川沿いには遊歩道が整備されており、四季を通して様々な草花を鑑賞しながら気持ちよく散歩を行うことができます。ボランティアの方々が年間を通じで植物を管理されており、春には約300本の桜が開花し多くの人が訪れ、また秋には約30万本のコスモスが美しく咲き誇ります。毎年イベントも行われており、春のチューリップ祭りでは10万本のチューリップを鑑賞しながら、バザーやステージイベントを楽しむことができます。
住所:福岡県北九州市八幡西区則松
アクセス:折尾駅より徒歩20分

則松金山川花のボランティア公園

折尾神楽「夏越祭」
折尾神楽は島根県の指定無形民俗文化財である「石見神楽」を源流とし、昭和45年に折尾神楽保存会として発足しました。北九州市民の気質に合うように伝統芸能としての基本は守りつつ、豪華な衣装を纏いアップテンポで激しく舞い踊るのが特徴です。「鈴鹿山」、「恵比寿」、「大蛇退治」などの演目を小学生から高齢者まで地元の幅広い年代の方々により執り行われます。2020年には保存会発足50周年を記念し「記念切手」が販売されました。
開催期間:毎年7月30日
開催場所:折尾西公園
アクセス:折尾駅より徒歩7分



北九州市の子育て支援
北九州市は子育てに関する支援に積極的に取り組んでおり、NPO法人が認定する「次世代育成環境ランキング」では10年連続で政令指定都市部門ナンバーワンに輝き、2019年の合計特殊出生率は全国平均の1.36ポイントを大きく上回り1.52ポイントとなっています。

その理由としては、赤ちゃんの授乳やおむつ交換ができる施設「赤ちゃんの駅」が市内のあらゆる場所に400ヶ所以上も開設されており、行政と民間企業が連携し整備を推進しています。また、市内にある「北九州市立子どもの館」や「子育てふれあい交流プラザ 元気のもり」など屋内用の遊具を揃えたスペースが整備されている為、様々な年代のこどもが安心して遊ぶことができます。

全国的に問題となっている待機児童問題ですが、北九州市では待機児童「ゼロ」を達成しており多くの保育士を雇用することで充実した環境の整備に取り組んでいます。



まとめ

いかがでしたでしょうか?北九州市は古くから九州の玄関口として現在も発展を続けており、子育て世帯を中心に多くの人が居住地に選択しています。また、赤ちゃんの駅や待機児童対策をはじめとする様々な子育て支援を積極的に推進していることから、育児環境の整備も充実しています。さらに、八幡西区折尾エリアには多数の大学があることから学生が多く、新駅舎の誕生とともに活気あふれる街としておすすめのエリアだと言えます。






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