自然と歴史が調和する街「二日市駅」
今回ご紹介するのは、西日本鉄道大牟田線「西鉄二日市駅（ふつかいちえき）」です。
福岡市の南東部に位置するベッドタウン筑紫野市の中心駅として人気が高く、西日本鉄道内の駅では利用者数が７番目に多いことから、毎日たくさんの方が通勤・通学に利用しています。重要なベットタウンとして駅周辺は現在も発展を続けており、ファミリー層に人気のエリアです。
福岡市と久留米市の中間に位置する筑紫野市は、福岡市の発展とともにベットタウンとして栄えてきた地域で、人口約１０万人の小都市です。
中心駅の「西鉄二日市駅」の周辺には多くの商業施設や大型店が立ち並ぶことから買い物にも非常に便利で、小学校や中学校など教育機関も多いことから、多くのファミリー層が居住の地に選択しています。
エリア内には西日本鉄道大牟田線のほか、JR九州鹿児島本線も乗り入れており、中心部へのアクセスも良好です。そのため、ファーネスト二日市グレイスやアンピール筑紫野、エイルマンション筑紫野、アーバンパレス二日市駅ビオステージ、アソシアテラス筑紫野などのマンションや住宅地が広がり、住環境としては市内でも上位の高い人気を誇っています。新しい世代と多くの転勤族の人口流入が街の発展に貢献し、ファミリー世帯なら必ず候補にあげられる人気のエリアです。ゆえに直近では、オーヴィジョン二日市駅（竣工予定2023年10月下旬予定）や、アルバガーデン朝倉街道（竣工予定2023年6月予定）などのマンションも新築されます。
「博多駅」「天神駅」へのアクセス
福岡市は政令都市の中でも人口増加数、人口増加率ともに1位を誇る、未来に期待された街です。そんな福岡市の南東部に位置する筑紫野市も同じく増加傾向が著しい人気地域で、その理由は何と言ってもアクセスの良さです。
「西鉄二日市駅」は西日本鉄道大牟田線に位置し、福岡市の中心部「天神駅」まで約２０分で到着することができます。また、「西鉄二日市駅」から徒歩１０分の場所には、JR九州鹿児島本線「JR二日市駅」がたっており、交通の要所「博多駅」へ最速１５分でアクセスすることができます。
市内にはコミュニティバスが運行しており、市民の足として大変親しまれています。さらに、筑紫野市には九州自動車道が南北に走っているため筑紫野ＩＣから乗り込むことにより九州各地の拠点や福岡空港にもスムーズにアクセスすることも可能です。このように、通勤・通学にも便利なアクセス面の良さを背景に、居住者を増やしています。
筑紫野市の子育て・教育支援
筑紫野市の子育て支援事業として中学生以下の子どもに対し「子ども医療証」を発行しており、通院や入院にかかる医療費を助成しています。さらに、ひとり親家庭に関しては高校生まで助成の延長が行われます。
市内にある２２か所の幼稚園や保育園、その他の認定こども園は無償で入園することが可能です。市内各所には通称「赤ちゃんの駅」が設置されており、オムツ交換や授乳に利用することができます。市役所内には「筑紫野市子育て世代包括支援センター」が設置されており、子育てに関する専門家への相談を行うことが可能で、子育て世代の不安や悩みを手厚くサポートする体制が整えられています。
筑紫野市では都市部で深刻な問題となっている「待機児童問題」へも積極的に取り組んでおり、学童保育の１００パーセント受け入れを達成しています。そのほか、市内全ての小学校に「放課後児童クラブ」を設置しており行政と教育機関が連携し質の高い教育環境を実現しています。
自然あふれる環境
筑紫野市には多くの公園やキャンプ場が整備されており、その中でも脊振山系の「天拝山」が人気のハイキングスポットとして親しまれています。また、「博多の奥座敷」と称され由緒ある二日市温泉や、歴史ある名所旧跡が多く情緒ただよう風情を感じることができます。
「天拝山」
人気のハイキングスポットである天拝山は標高約２５７メートルの低山であることから、初心者にもおすすめの登山スポットです。古くは学問の神様で有名な「菅原道真」が自身の無実の罪を訴えるため、何度も登頂したといわれています。駐車場から頂上までの所要時間は約３０で登山道もきれいに整備されていることから、気軽にハイキングを行うことが可能です。山頂の手前には「天拝神社」が建立されており、自由に参拝することができます。頂上には展望台が整備されており、天気の良い日には筑紫野市はおろか福岡市内まで眺望をのぞむことが可能です。
「筑紫野市総合公園」
人気のハイキングスポット「天拝山」のふもとにある「筑紫野市総合公園」は、小高い丘の上にある入園無料の総合公園です。敷地内からは豊かな自然と天拝湖を一望することができ、巨大な帆船を模したアスレチック施設「天拝の船」が公園のシンボルになります。その他にも、風車のモニュメントや飛行機型のメリーゴーランド、巨大なイカリ、迫力あるローラースライダーなど多くの遊具が整備されており家族で楽しむことができます。また、小さなお子様向けの安全な滑り台や、きれいな小川も流れており水遊びも楽しむことができます。約２７０台の無料駐車場やオムツ交換もできる多目的トイレも整備されています。天気の良い日にはお弁当を持参している人も多く、近隣には野球やサッカー出来る運動広場も整備されていることから、人気のレジャースポットとして大変親しまれています。そのほか、４月には「二日市温泉藤まつり」が１０月には「天拝山観月会」などのイベントが開催され毎年賑わいを見せています。
「二日市温泉」
古くは万葉集で歌われ「博多の奥座敷」と称される二日市温泉は、奈良時代に開湯されたと言われ１３００年以上の歴史を誇ります。九州には数多くの温泉スポットがありますが、そのルーツを奈良時代までさかのぼる温泉はそう数多くはありません。市内には７軒の温泉旅館と２軒の共同浴場が営業しており、その中には昭和天皇や美空ひばりが宿泊した老舗「大丸別荘」も含まれています。純和風造りで豪華な日本庭園をもつため繰り返し訪れるファンもいるほどです。泉質が大変良いことから、古くから病を治すための湯治場として長く栄えてきました。効能は切り傷、皮膚病、神経痛とさまざまで、万葉集の和歌で歌われたとおり当時多くの歌人が二日市温泉を訪れたと言われています。現在は温泉ブームにより県内の至るところで温泉を楽しむことができますが、１００年ほど前までは県内唯一の温泉として知られていました。その後昭和２５年に当時の「武蔵温泉」、「次田暗線」、「薬師温泉」が統一され現在の二日市温泉の名前になったと言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
筑紫野市は福岡市のベットタウンとして栄えてきた地域で、子育て世帯を中心に県内でも人気のエリアとなっています。
筑紫野市はマンションのみならずニュータウンによる宅地開発で一戸建てが多く、また、情緒ある街並みや自然豊かな環境の中、家族での住みやすさは抜群です。アクセス面に関しても、西日本鉄道大牟田線とJR九州鹿児島本線による中心地へのダブルアクセスが実現していることから、快適に通勤・通学を行うことができます。さらに、市内に九州自動車道が走っていることから、自家用車やレンタカーでの移動にも適しており、九州各地へ快適にアクセスすることができます。この４０年で人口が倍増しているデータが示すとおり、今後も発展することが予想されるおすすめのエリアだと言えます。
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