札幌日記㉔北海道移住・おススメの街5選

みなさん、こんにちは!札幌在住コーラルスタッフ仲澤です。
私は札幌で生まれ育ち、北海道内では札幌市にしか住んだことがありませんが、道内をあちこち旅行したり、知り合いに聞いたりなど、他にも住んでみたいなという場所はたくさんあります。
コロナ禍をきっかけに都会から地方へ移住したいという人が増えている昨今、北海道へ住んでみたいという方も少なからずいるのではないでしょうか?
というわけで、私がもし本州から北海道へ移住するならばおススメだと思う街をピックアップしてみました♪

札幌市

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まずは私の故郷である札幌から行ってみましょう。

札幌市は人口約196万人、北海道最大の都市です。
札幌に通勤・通学している人がいる圏内の人口は約260万人と、他の北海道の地方都市とは桁が一つ違っていて、札幌経済圏と言われる範囲の人口は約340万人いるそうです。これは、福岡都市圏の約350万人、仙台経済圏の約300万人と比較しても、ほぼ同水準であることが分かります。

札幌市をお勧めできる理由としては、人口が多く北海道の中では最もたくさんの物が揃っていて買い物に困ることはないという点、また求人の面でも北海道で一番多い点です。
交通アクセスの面でも、路面電車やバス、市営地下鉄、JRと豊富で、札幌の中心部に住んでいれば車がなくても困ることはありません。

寒さの面でも、道外の暖かい場所から引っ越してきた場合は大変かもしれませんが、北海道の主要都市では函館に次いで暖かい地域です。また、北海道に住むと雪の心配はつきものですが、札幌の中心部では雪は決して多くはないのです。いや、降雪自体は多いのですが、雪が降ったとしても中心部では除雪がかなり頻繁にされていますし、ロードヒーティングが整備されているため影響は受けにくいのです。そのため札幌の中心部を生活圏にするならば見た目の積雪量がとても少なく感じると思います。札幌駅から地下に入るとたくさんのお店があって、札幌駅からすすきの駅まで約2kmの間は地下歩行空間(チカホ)が伸びており、地上に出なくても買い物や移動が可能です。札幌は雪が多いこともあり、地下街がとても発達していて、慣れないと迷子になるくらいです。地下鉄は雪の影響を受けずに動いていますし、札幌中心部を生活圏としている限りは雪の影響はほとんど受けないと言ってもいいでしょう。

札幌をお勧めしたい理由のもう一つには、北海道観光がしやすいという点があります。札幌は、北海道のほぼ中心となるので道内の主要都市まで車なら300kmくらいで行くことができます。知床と根室は400kmを超えてしまいますが、それ以外の主要都市まではほぼ300km圏内にありますので、北海道をまんべんなく楽しみたい方にはとてもいいと思います。車以外の交通機関であるJRも札幌が中心となっているために、道内各地へ行くことができます。

と、嬉しい点を挙げてきましたが、札幌市に住むデメリットと言いますか、気になる点も挙げてみたいと思います。都心部ほどではありませんが、やはりほかの道内主要都市と比較すると車も人も多く、北海道感にはやや欠けるかもしれません。北海道は道路が広くドライブも快適♪というイメージがありますが、札幌の中心部では毎日のように渋滞がありますし、道も狭いところが多いです。そのため、大きな車だと運転しにくいかもしれません。また、週末の商業施設は満車になることも多く、冬は雪の影響で渋滞がさらに多くなり、中心部で運転するのはストレスになりそうです。
JRや地下鉄での移動に関しても同じく、都心部ほどではありませんが、通勤の時間帯や週末前の終電の時間帯はかなり人が多いです。もちろん、東京と比較するとそれほどではないかもしれませんが人混みが苦手な人には札幌の中心部は住みにくいかも…。

それでも、ある程度仕事もあり、北海道全体を楽しむこともでき、都心部と変わらず便利な生活もできるということもありおススメの地域ですよ!

釧路市

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釧路市は太平洋側に面する人口約16.5万人の街で、道東では一番大きな街です。ところがこの釧路市、数年前までは北海道第4位の都市でしたが、数年前に苫小牧に抜かれ、2021年には帯広にも抜かれてしまい現在は道内第6位の人口となってしまいました。
実は、私が小~中学生の頃、父が釧路に単身赴任していまして、長期休みの度に2~3週間遊びに行っていたんですよね。その頃は駅前も活気がありにぎやかで子どもも多かったんですけど、最近は郊外にショッピングモールができた影響もあり駅前商店街はシャッター街と化しているそうで寂しい限りです…。

この釧路市ですが、おススメの理由としては札幌までJRを使うと1本で行くことができます。また、釧路空港から羽田空港までは直行便が出ていて、1日1本と本数は少ないですが東京まで約2時間で行くことができます。
釧路市は、隣の釧路町と合わせて二つで一つの経済圏となっていて、二つ合わせると約18.5万人の人口規模になります。このくらいの都市であれば普通に生活するうえで必要なものはほぼ揃えることができますし、飲み屋街などもあって特殊な物でなければ特に問題なく生活することができます。また、選ばなければ仕事を見つけるにもさほど苦労はしないと思います。

釧路市の魅力の一つに「夏涼しく、冬は雪が少ない」という点が挙げられます。
冬の積雪は道内の他の地域に比べ圧倒的に少なく、気象庁の発表では平均すると15cmほどとなっています。街中でもうっすら積雪がある程度で、毎日雪かきを日課とするようなことはありません。釧路市の1年で1番寒い月は1月ですが、平均最低気温は-10.4℃となっていて、札幌と比較すると寒いですが、帯広や旭川に比べるとかなり暖かいですし、カラッと晴れた気持ちのいい日が多いのが特徴です。釧路市は、年間通しての日照時間が長く、日本一日照時間の長い山梨県に比較すると少し少ないですが、北海道で一番日照時間の多い帯広に比較しても大きく劣りません。

ただし、私も昔父親のところへ行った時に感じたことなのですが、夏は霧や曇天が多く気温は低いですが、カラッとした夏らしい夏は少ないですね。暑いのが苦手な方にはとてもいいと思いますが、私は個人的に夏はそれなりに暑い方が好きなので、釧路の夏はちょっと苦手でしたね。確か、夏でも半袖がいらないくらいだったと思います。調べてみると、釧路で一番暑い8月の最高気温の平均は21.2℃となっていました。札幌は26.4℃、東京は30.8℃ですから、釧路がいかに涼しい(寒い?)かよくわかりますよね。東京の10月と釧路の8月の気温が同じくらいらしいです…

釧路のいいところは、道東観光の拠点になるという点でしょう。網走、知床、根室など道東の主要観光地のほぼ中心に位置していて、日帰りで観光地に行き放題です!知床の流氷、広大な釧路湿原などの大自然を堪能したいという人にはいい位置にありますし、摩周湖や屈斜路湖などなどへは100kmくらいなので2時間程度で行くことができます。

魅力たっぷりの釧路市ですが、気になる点としては人口減のペースが速く、中心部に少し活気がない点です。北海道は全体的に人口が減少していますが、その中でも釧路市は早いペースで人口が減っています。同じ道東の帯広市と比べても活気がない感じがします。それもあり、求人も減っていますし、札幌までの距離が少し遠いのが不便だと思います。北海道の中心地である札幌までは仕事や遊びで何かと行く機会がありますが、札幌までの飛行機の直行便はあるものの、車だと高速を使っても5~6時間と近くはない距離です。もちろん、札幌までの通勤は不可能ですし、週末にちょっと札幌へ買い物というのもなかなか難しい距離です。

気になる点はあるものの、道東の自然や環境が好きで満喫したい方や、暑いのが苦手な方にはおススメの街だと思います。

函館市

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函館市は、毎年市町村魅力度ランキングでも札幌や京都と並んでトップを競っている街です。周辺の七飯町や北斗市を含めると約33万人と大きな経済圏となっていて、実際に函館の街中を歩いていると観光客が多いためもあり、人口以上にとても活気がありにぎわっている街です。
函館がおススメの理由としては、交通アクセスが良好なことが挙げられます。札幌までJRで1本で行けるのはもちろん、飛行機で札幌の丘珠空港まで30~40分で行くことができます。また、羽田空港までの直行便があり1時間半くらいで東京まで行くことができます!

函館市は、七飯町と北斗市を合わせると33万人近い人口があるため、普通に生活する分においては買い物で困ることはないですし、飲食店もたくさんあります。観光客向けの美味しい店も多いですし、街中にはJRの他にもバスや路面電車が走っていて、車がなくても生活が可能です。そして、函館を中心とした経済圏には人口も多く観光客もたくさん来るため、北海道の地方都市の中では仕事が多い方だと思います。

函館のもう一つの魅力は、過ごしやすい気候にあります。北海道の中では暖かい地域で、冬も比較的雪が少ないために本州からの移住者にも住みやすい場所だと思います。函館の一番雪深い日の積雪は、函館は平均30センチほどで、釧路の約15センチよりは多いですが、札幌の半分以下の積雪量です。

函館は観光名所が多いので、道内観光の拠点とすることができますし、本州に気軽に行けることも魅力です。フェリーで車ごと本州に移動することもできますし、青函トンネルがあるので電車や新幹線に乗って青森まで簡単に行くことができます。このように、北海道全域はもちろん、東北くらいなら同じくらいの距離で移動が可能です。北海道に限らず、北日本全体を楽しみたい方に函館はとてもいい場所にあると思います。

魅力たっぷりの函館市ですが、気になる点としては札幌まで少し遠いところでしょうか。車・飛行機・JRで行くことはできますが、距離は結構あるので気軽に買い物というわけにはいきません。また、観光地特有の雰囲気があるので、移住してまで人の多いところへ住みたくないとか、にぎやかなところは避けたいという場合は考慮する必要があると思います。
私は個人的には、見どころもたくさんで食べ物がおいしい函館に一度は住んでみたいと思っています。なかなか難しいので観光で我慢しますが(笑)

千歳市

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「新千歳空港」があるので名前だけは有名かもしれませんが、観光地として名前が上がることは少なく、意外と盲点かもしれませんが千歳市はかなりおススメの街です。
人口は約10万人で、札幌中心部まで約45km、北海道第4位の都市苫小牧中心部までも約30kmの位置にある千歳市は、札幌経済圏の一部と言われます。
おススメの理由の一つとしては、平均年齢が北海道で一番若く活気があることですね。平成27年度の北海道市町村別平均年齢ランキングで千歳市は42.9歳と、2位を大きく話してダントツで1位となっています。ちなみに札幌市の平均年齢は46.2歳、北海道全体では48.3歳、全国平均は46.4歳となっていました。
子どもの数も多く、現在全国で1,2を競うような1500人ほどのマンモス小学校があります。理由の一つとして、自衛隊員が多いということもありますが、若い街で活気があり楽しい雰囲気があり子育て世代にはとても良い街ですね。

また、千歳市は札幌にも苫小牧にも通勤通学が可能な位置にあります。札幌の中心部までは約45kmですが、清田区までは30kmくらいとなっていて、車通勤も可能です。苫小牧の中心部までも30kmくらいで行くことができます。高速もあり、JRもあり簡単にアクセスが可能です。実際、札幌市内まで毎日通勤はちょっときつい?と思う方もいるかもしれませんが、通勤している人は結構多い印象です。仕事や買い物に関しては、北海道の中ではかなり有利なのではないでしょうか。

空港やフェリーターミナルが近いというのも千歳市の魅力でしょう。
苫小牧のフェリーターミナルまでは車なら30分くらいで行けますし、空港までは15分くらいで行くことができます。飛行機の出発時刻の1時間前に家を出ても間に合います。空港までJRで行く場合も千歳から新千歳空港駅まではたった2駅ですぐ行けますし、日本の主要都市へアクセスしやすいのは魅力です。旅行や仕事で北海道からよく出る人にはとてもいい街だと思います。

雪が少ないのも千歳市の魅力の一つですね。気象庁のデータによると札幌のだいたい半分くらいの積雪量で帯広と同じくらいのイメージです。札幌の周辺地域では最も雪が少なく雪かきに追われることも少ないと思います。ただ、冬の寒さが気になるところです。道央圏ではダントツに気温が低く、平均最低気温が2月は-12.8℃、1月は-12.3℃となっていて、釧路より寒いのです。札幌から45kmしか離れていないのに、明らかに空気が違う感じがします。夏も涼しく、データ上では札幌と1℃くらいしか違わないのですが、体感はもっと差があるような気がします。千歳市は30℃を超える日はほとんどなく、夏も暑いと感じることは少ないと思います。

千歳市は北海道の中心で、どこでも行きやすいです。北海道の中心という意味では、札幌よりも千歳が当てはまっていて、車を使えば稚内・知床・根室の一番遠い地域でも380kmで行くことができますし、道南の松前までは304kmです。

千歳市で気になる点と言えば、新千歳空港があるために民間機の騒音があることでしょうか。それ以上に航空自衛隊があるので戦闘機の音が本当に大きいらしいです。話によると、旅客機の比じゃないほどの爆音が鳴り、車に乗っていても助手席の人と会話ができないくらいの大きな音だそうです。場所や地域によりますが、住む場所を間違うと昼間はとてもうるさいようなのでよく調査をした方がいいですね。

以上、千歳市のメリットデメリットを挙げてみましたが、北海道全体の観光を楽しみたい方、暑いのが苦手な方、にぎやかな雰囲気で子育てをしたい方には千歳市はとても住みやすいと思います。

苫小牧市

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苫小牧市は人口約17万人と、北海道第4位の都市です。周辺の地域は人口が少なく「白老」「厚真」「安平」各1万人くらいと、千歳も合わせると経済圏としては30万弱くらいとなっています。

苫小牧の魅力としては、とにかく雪が少ないこと!
気象庁のデータによると一番雪深い日でも平均12~13cmくらいで釧路より少ないのです。千歳や札幌と比較すると半分程度ですし、道も広くて冬も車の移動が快適にできます。そのため、雪が少ないエリアからの移住であればとても暮らしやすいのではないでしょうか。苫小牧市の平均最低気温は、札幌よりはちょっと寒いですが、隣の千歳市に比べるとかなり暖かいです。また、太平洋側なので冬は晴天が多く気温があまり下がらず雪も少ないため冬はとても過ごしやすいと思います。夏もあまり暑くはならず、平均最高気温を見ると札幌市よりかなり涼しいですが、釧路よりは暖かいといったイメージです。真夏でも、半袖入らないかもしれません。

人口は17万人程度なので、買い物にも特に困ることはないですし、札幌中心部まで約68kmと離れているため通勤は難しいですが仕事も北海道の中では多い方です。札幌まで週末の買い物であれば、高速で1時間くらいなので朝出かけて昼過ぎには帰ってくることも可能でしょう。一つ気を付けたいのは、苫小牧市は東西に長細く、東側・西側でかなり活気が違うことです。苫小牧駅を中心に東側は活気があり、西側はちょっと寂しい感じなので、住むには東側がおススメです。ただし、雪が少ないのは西側です。

そして苫小牧市内にはフェリーターミナルがあるため、仙台や名古屋まで車を載せて移動することが可能です。道外によく行くという方には千歳市と同じく苫小牧もとてもいい街だと思います。

本州に出張や旅行が多く、雪が少ない方がいいという方、また人混みはいやだが札幌に気軽に買い物に行きたい!という方には苫小牧はおススメの街です!

最後に

今回は、札幌市・釧路市・函館市・千歳市・苫小牧市をご紹介しましたが、他にも北海道に魅力的な街はまだまだたくさんあります。コロナ禍をきっかけにリモートワークが普及し必ずしも通勤が必須ではなくなってきました。かつては移住というと定年を迎えたシニア世代が中心でしたが、子育て世代の若い人たちも生活コストが高く、人口が密集する東京を出たいと考える人が増えてきたと思います。これからは利便性だけではなく、本当に自分の居心地のいい場所を自由に選ぶという生き方が増えてくるかもしれませんね。

それでは、これからも北海道の地域情報を書いていきます!また次回、お会いしましょう。

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