札幌日記㉓札幌市制100周年♪

こんにちは!札幌在住・コーラルスタッフの仲澤です。
先日、息子のリクエストに応えクワガタを求めて札幌近郊の森巡りをしてきました。
最初に向かったのは、野幌森林公園です。入り口には、1970年に北海道開道100年を記念して建てられた「北海道百年記念塔」がドーンとそびえ立っています。

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老朽化で取り壊しが決まっています。
子どもの頃からよく訪れた場所が
なくなるのは寂しい(;;)

その高さは百年に合わせて100mに設計されており、周りに建物がないため、かなりの存在感です。小学生の頃、階段を使って途中まで登った記憶があるのですが、何階まで登ったのか…覚えてません。当時札幌にはこのような高い建物はなかったため、新鮮でわくわくしたのを思い出します。

ところが、この百年記念塔、複雑な構造ゆえに塔内に雨水がたまりやすく、近年では老朽化が進み、2022年度中には解体工事が着手されるということです。子どもの頃から身近にあった百年記念塔がなくなってしまうというのは寂しい限りですが、存続は財政的にも難しいとのことで致し方ないのでしょうか。

さて、森の方へ入っていきます。一番の目的はクワガタ探しですが、ざっと見た感じでは見つけられませんでした。クワガタは、もっとジトっと湿度が高く気温も暑い時でないといない気がしますね。残念ですが今年の北海道は涼しくよく言えば爽やかな気候のために、クワガタには適さない環境かもしれません。

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野幌森林公園は
東京ディズニーランド44個分の広大な敷地。
マップを見ないと迷ってしまいます。

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絵本に出てきそうな可愛いキノコ
でもきっと毒入りですね(笑)

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目玉がいっぱい!怖い~

祝!札幌市制百周年

さて、話題が変わって札幌は今年の8/1に市制100周年を迎えました!100年というと長いようですが、街の歴史としてはまだまだヒヨコですよね。札幌市制が始まったのが1922年8月1日で、当時の人口は約12万7千人だったそうですが、100年後の2022年には約197万人の人が暮らす大都市へと成長しています。50年ごとに人口が約100万人増えた日本でも珍しい都市ということです。

札幌ビアガーデン
札幌の短い夏を謳歌する姿でいっぱい

そんな札幌市ですが、9割以上の市民が「札幌が好き」と答えていて、観光客の方にも「食べ物がおいしい」「空気が清涼」など、良いイメージを持っている方が多く好感度の高い街です。碁盤の目の街並みということで、道の先が空まで抜けていて解放感があり、都市の賑わいがありながら自然もすぐそばに感じられるのも札幌の魅力ですね。

大通公園
碁盤の目の街並みは観光客も迷いにくいですね。

近年では、プロスポーツを楽しめる場が増えたり、1997年にはコンサートホール「Kitara」が開館したことにより、質の高い音楽・芸術がより一層身近に楽しめるようになりました。また、1992年に初開催された「YOSAKOIソーラン祭り」は10チーム1,000人の参加者から始まりましたが、2019年には279チーム28,000人が参加するイベントに成長しています。

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世界的に有名なアーティストのコンサートが
数多く開催されています♪

このように、活気のあふれる魅力的な札幌市ですが、今後は今以上にグローバルな都市になることが予想されています。いろいろな国の人たちが街を行きかうことが当たり前になってくるのではないでしょうか。元々、移住者たちの街であった札幌市ですから、新しい人たちを受け入れる土壌があり、異なる文化の人にも寛容な街であり続けるでしょう。

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