札幌日記⑫リンゴのふるさと豊平区♪

皆さま、こんにちは!札幌在住コーラルスタッフ・仲澤です。
GWも終盤に近付き、札幌はやっと上着もいらない気候になってきました。
せっかくGWにはレンタカーでドライブと思っていましたが、予約いっぱいで家で過ごすことになってしまいました。考えが甘かったですね…
どちらにしろ、札幌の行楽シーズンはもう少し先なので、もう少し暖かくなったらあちこちへ出かけたいと思います。
昔から思ってたんですが、北海道だけGWは1ヶ月後にしてもらいたいものです。北海道では七夕だって8月に行うのですからね。

今日は、豊平区について書いてみたいと思います。
私は清田区出身と言っていますが、実は清田区は1997年に豊平区から分区されて誕生した区なので、元は豊平区だったのです。私が生まれたころにはまだ清田区は存在していなかったため、豊平区には特別な親しみを持っています。

豊平区の人口は約22.5万人。札幌市の南東部に位置し、中央区とは豊平川を隔てて隣接、白石区とは東北通を境に隣接しています。また、南西部は南区に、東は清田区と隣接しています。

豊平区の南部は緑豊かな丘陵地や山林が占め、区内には河川も多くあります。

豊平区のイメージは、平凡なファミリーが暮らすのんびりとした住宅地を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実際、区内のほとんどが閑静な住宅地を占めていて、日常の買い物には困らないものの、百貨店などの大きな商業施設もありません。

北海道は、開拓時代に日本全国から入植者がやってきたことから始まって、それぞれが自分たちの気に入った土地に集まって小さな村落を作っていきました。それがやがて「村」となっていったわけですが、豊平区も小さな村々が隣村と合併を繰り返して発展していったようです。

明治7(1874)年に、豊平区の前身である豊平村が誕生した頃にはリンゴ栽培が盛んだったようです。その頃に、岩手県から月寒・平岸・福住に入植がはじまったとのことです。

のちに、平岸村やいくつかの村が豊平村に吸収合併されていったようです。

当時は豊平・月寒・平岸の3村は非常に仲が悪かったそうです(汗)
ちなみに、私の祖父母は生前、月寒に住んでいて、そのような話を聞いたことがあるようなないような?でも今の若い人はそんな話知りませんよね。しかし、確かにリンゴは身近な果物でした。そういえば、私が子どもの頃には「リンゴまつり」というのが開催されていて、出店もあり楽しいお祭りだったのですが、1999年に終了してしまったそうです。なぜ終わってしまったのかな…?今でも区内にあるリンゴ並木は、先人の苦労を偲んで植えられたそうです。

その後、昭和に入ると宅地化が活発になり、リンゴ栽培は徐々に姿を消していったようですね。そうして、昭和46(1971)年に豊平区が誕生したとのことです。

豊平区内には大きな公園が2か所あります。
一つは、「豊平公園」です。
こちらは、旧林業試験場北海道支場の跡地に作られた公園で、園内には庭園や花木園、公園内の中央には緑のセンターがあります。
図書館のあるセンター内では、園芸教室や講習会も開かれています。
園内には四季それぞれに鮮やかな花が咲いており、テニスコートや温水プールもあります。
二つ目が「月寒公園」です。
月寒公園内には、野球グラウンドや、テニスコート、ボートを楽しめる池もあります。また、40mの長さを誇る札幌一のロング滑り台や、水の遊び場広場、大型の遊具もあり、小さいお子さんも喜ぶこと間違いなしです!

豊平区と言えば、「札幌ドーム」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。2001年に豊平区羊ヶ丘に完成した後は地下鉄東豊線福住駅もリニューアルされ比較的に発展し、にわか日本ハムファンが急増しました。収容人数は約4万3,000人の全天候型多目的施設で、野球だけではなく、各種スポーツや文化イベントの会場としても利用されています。

そのほかにも、豊平区にはスポーツ施設が多くあります。

「きたえーる」は北海道総合体育センターの愛称で、コンセプトは、「森と一体になった周辺環境にやさしいスポーツの伝統」。北海道スポーツ協会をはじめ、各種競技団体の所在地となっています。

「月寒体育館」は、1972年に開催された札幌冬季オリンピックのアイスホッケーの会場として利用され、現在ではだれでも気軽にスケートが体験できる施設となっています。私もこの冬子どもたちを連れて数十年ぶりに滑ってきました!小学生の頃は、冬になると校庭にスケートリンクがあったのでひと冬に何度も滑っていたのですが、久しぶりのスケートは意外と難しくて、前に進むだけでも大変でした。

「どうぎんカーリングスタジアム」は、国際大会をはじめとした各種大会の会場となっていて、初めての方でも気軽に参加できる「カーリング教室」や「カーリングレクリエーション」も開催しています。

また豊平区には多数の大学があります。
北海学園大学
北海商科大学
札幌大学
日本医療大学
札幌大学女子短大
が代表ですが、中でも北海学園大学周辺は札幌都心へのアクセスも良好で、学生だけではなくファミリー層にも人気となっています。

豊平区の交通アクセスは、札幌市営地下鉄の東豊線と南北線が通っています。
東豊線を通過する駅は、学園前駅・豊平公園駅・美園駅・月寒駅・福住駅、
南北線を通過する駅は、中の島駅・平岸駅・南平岸駅となっています。
場所によっては、ススキノから歩いて帰宅できるエリアもあり街中までのアクセスが良好です。

このように、札幌市内でも治安が良く、交通アクセスも良好で暮らしやすい豊平区ですが、土地価格相場は坪単価にして平均34万5,400円ほどになっています。豊平区の坪単価の最高価格は平岸2条の72万7,200円で、北海道以外の日本の主要都市と比較すると格安で土地を手に入れることができます。戸建てを建てる費用を抑えてゆったりとした生活を手に入れることができそうですね!

ここ数年は新型コロナのニュースで企業の倒産や所得の減少を目にする機会が増えています。札幌の不動産価格にも影響が出ているのではないかと心配になりますが、実際は札幌の不動産売却価格は一時的な落ち込みはあっても全体的には上昇しています。

現在は、金利が低く住宅ローンが組みやすい状況であることから、同じ返済額なら8年前に比べると2割高い物件が買えるようになっていることも理由です。また、札幌市の人口が増加していることも追い風となっています。

しかし、新型コロナの影響が不動産市況に全く影響がないというわけではなく、売却についてはもう少し様子見をしよう、という方がチラホラいるようです。統計でも、新型コロナによる緊急事態宣言が出されて以降は、新規売り出しが激減し、2022年4月現在も継続しています。そのことにより、在庫件数もどんどん減少し、一時期は深刻な品薄状態で、2022年に入ると若干上向き傾向ではありますが在庫不足は続いています。不動産売却には、内覧や手続きが必要になりますし、外出も増えることから、コロナがもう少し落ち着いたらと考える人も一定数いると考えられます。

このように、札幌の不動産市況については価格面では大きな影響はないものの、売却については様子見といった影響は多少見られます。

札幌市にお住まいの方で、マンションや一戸建ての査定をお考えの方は、売却査定はぜひコーラルとその他2社以上にお問い合わせすることをお勧めします!
1. 大手不動産仲介会社
2. 地元の不動産会社
3. 当社(コーラル)
このように、必ず3社からの査定を受けてください。一括査定サイトを利用してもいいと思います。
なぜなら、1社だけでは相場価格がつかめず、高いのか安いのか、会社によって異なる販売方法(売却戦略・戦術)を比較することができないからです。

当社、コーラルでは独自の売却戦略・戦術であなたの物件を高く売る自信がありますが、だからこそ、他社と比べてほしいと思っています。

今回は、コーラルスタッフ仲澤が、私が生まれ育った町である豊平区についての情報を書かせていただきました。これからも、札幌に住んでいるからこそ書ける記事を定期的にUPしていきたいと思いますので、ぜひご覧ください!

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