怖い 自然災害!

ここ最近地震が頻発している!

画像の説明

地震だけでなく、集中豪雨による土砂災害も多い。

不動産取引においても各自治体の発行しているハザードマップをみれば洪水、土砂災害の危険性の有無、液状化しやすい場所といった情報がわかるようになっています。

これらの自然災害は地形と密接に関係している。

画像の説明

地形は自然現象の繰り返しによって造りあげられたものなので、地形やそれを構成する地層を知ることは過去の自然災害の履歴を知ることにもつながります。

令和1年に台風でマンションが浸水した武蔵小杉駅一帯は多摩川の旧河道に位置していたことが地形図で確認することが出来ます。

画像の説明

・旧河道とは
地形分類(山地、台地、低地など)の低地に属し『周囲より低い帯状の凹地で過去の河川流路の跡』と国土地理院発行の『土地条件図』の凡例に書かれています。

・土地条件図とは
湿地帯や谷、埋め立て地など宅地として、地盤沈下や液状化の可能性があるエリアもわかり、ハザードマップ作成の基礎資料になっているものでとても有益な情報が得られます。

更に河川流域のうち主に平野部の治水対策を進めるために作成された『治水地形分類図』も国土地理院が発行しており、土地の成り立ちを知ることが出来ます。

不動産を購入する上で、その土地の成り立ちを知ることは、その土地のもつ性質を知ることであり、2次的な災害対策と同じくらい重要だと思います。

土地の成り立ちに関する資料としては、日本全国の自然災害伝承碑が公開されている『地理院地図』や『今昔マップ』などもあり、興味のある方は見てみてください。






コメント


認証コード8027

コメントは管理者の承認後に表示されます。