私が不動産業界に興味を持ったきっかけと、宅建受験記

皆さま、はじめまして。

私は先月よりコーラルの事務員としてお世話になっております、ナカザワと申します。
今後は、定期的にこうしてブログを書かせていただきますので、よろしくお願いします。

最初の記事は何にしようかな~と悩みましたが、
せっかくなので私が不動産業界に入ったきっかけと、宅建受験の話をしたいと思います。

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きっかけは東日本大震災

今から約10年前…。東日本大震災がありました。
皆さまはどこでどう過ごされていたでしょうか?
私は当時、新橋で働いていました。

ちょうど昼過ぎで睡魔との戦いをしていたところに怖ろしい揺れはやってきました。
しばらくたっても収まらず、ほかの社員と顔を見合わせて外へ飛び出しましたが、
それはもう、高層ビルが風にしなる植物のように揺れていて、
まるで映画の世界の終わりか?と大げさでは無く思ったものです。

そこからは、(当時子供たちは未就学児だったため)徒歩2時間かけて保育園へ迎えに行き、
深夜になっても家族や親せきとも連絡も取れず、マンションは常に揺れっ放し。
その後も数ヶ月にわたり揺れは続きましたよね。

そして、何と勤めていた会社の社長が震災の影響で実家に戻るということになり、
会社を閉めるということになってしまいました。
こんな震災で世の中が大変な時に就活?!と途方に暮れていたところに
声をかけてくれたのが知り合いの不動産会社だったのです。

そういったご時世だったので、出来ることは何でもやろう!やるしかない!と思い、
不動産会社に入社を決めました。
不動産なんて…右も左も分かりません。
最初は間取図を作ったり、簡単な事務作業をしていましたが、
人手の足りない時に案内などを手伝うなどしているうちに、

不動産の仕事っておもしろいな、と思うようになったのです。
そして、もうひとつ魅力的だったのが、体さえ元気なら何歳になってもできそうだ、
ということでした。実際私を指導してくれた上司は70代の元気なマダムでした(笑)

ワーキングマザーの宅建受験記

そこで、せっかくやるならば、宅建というものを受けてみようか?
最低限の知識があった方が、仕事も面白くなるだろうし、
お客様から聞かれた時に言葉の意味も分かりません~では話にならないなと思ったのですね。

と、思い立ったのが夏の終わり。しかも、子供たちは5歳と2歳!
下の子は大人しく、いつもニコニコご機嫌で寝かしつけもしなくても
一人でコロっと寝てしまう大変手のかからない子だったのですが、
上の子がそれはもう暴れん坊の野生の猿状態でして(女子ですが…)。

子供たちが寝静まって家事も終わった11時~。
体も頭も疲れ果てヨレヨレ状態…のところに、慣れない法律用語。
日本語なのに英語よりも意味が分からない!
何度読んでも、読んでも、読んでも、1ミリも覚えられない(涙)
それでも、何とか満員電車や会社の昼休みなどの隙間時間に
一問一答アプリなど活用してド根性(笑)で勉強し試験当日を迎えましたが、結果は不合格…。
さすがに無理だったか…。

それでも諦めず(何のとりえもない私ですが、根気だけは自信あり)、1年後にはリベンジ合格出来ました!!

記憶力がない方へ。宅建受験勉強のアドバイス

もし読者様の中で、宅建に興味がある、これから勉強してみようとお考えの方に
アドバイスというのもおこがましいとは思いますが、大変な状況の中なんとか合格できた身として、
思うところをお話させていただきます。

やっぱり「何としても受かるぞ!」という強烈なモチベーションが大切なのではないかと思います。
中には地頭もよく、一度読めばスラスラ~っと理解できる方もいらっしゃるとは思いますが、
私は自慢じゃないが記憶力のなさではだれにも負けません(笑)。
というのも、自分の携帯番号すら覚えられませんし、人の名前もすぐに忘れてしまいます。
学生の時から、丸暗記とか、平家物語の冒頭部の暗唱ですか?ああいったのは全くできません
(何度やっても無理なんです)。

そこで、手始めに過去問を意味が分からなくても無理やりでもいいので、
とにかく過去問5年分を解説と一緒に読み込みます(解かなくても大丈夫です)。

①問題を読む(さっぱり意味わからん…)→ 
②解説を読む(分かるようなわからないような、でもやっぱりわからない…)  
1週間後に①②を繰り返す。

そして、当時と違って今はYouTubeで分かりやすい動画が沢山UPされてますよね?
私もたまに気まぐれで視聴してみますが、これでは資格の学校も儲からないんじゃないか?
と心配になるほど丁寧に解説されています。

ここで意味が分かったとしても、しばらくたてばまた忘れてしまうでしょう。
ですが、その繰り返しをするしかないと思うのです。

「3歩進んで2歩下がる」という言葉がありますが、まさにその通りだと思います。
私などは(残念ながら…)その中でも特に記憶力の悪い方なので,
100歩進んで99歩下がる状態だったと言っても過言ではありませんが、
何があっても諦めない気合だけでゴールに到達することができました。

ちなみに、当時はお小遣いなしの主婦だったので、スクールや模試などお金のかかることは一切していません。
市販のテキストと、他によくお世話になっていたのが一問一答サイトですね
(今はアプリも沢山あると思います)。
なので、宅建受験にかかった費用はテキスト代のみの1万円以下だと思います。

今日は、私が不動産業界に足を踏み入れたきっかけと、宅建受験の思い出をお話させていただきました。

今後は、何か役に立つネタや、楽しいネタなど定期的にアップしてきたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。

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