売却後、購入か賃貸どっちが良い⁉
先日、HPからマイホームを売却して後、これからの事を考えると、
購入するのが良いのか賃貸が良いのかというご相談をうけた。
周知のとおり、現在不動産の市況は東京23区や、その近隣の主要駅、大阪府や福岡市などの大都市など一部の地域において高値市況です。
不動産価格が上がり始めたのは東京オリンピック開催が決まった平成25年以降です。
その前はというと平成20年のリーマンショック、平成23年東日本大震災などの影響で
不動産市況は厳しい状況が続き、不動産価格も今と比べると大分安かったわけです。
その頃に購入した人達のなかには、今売却すれば、購入価格を上回った価格で売却出来るというケースが散見されます。
売却して利益が出て手元に自己資金が生まれ、それをもとに購入するか、
賃貸物件にとりあえず移るかという選択のどちらが良いのかというお話なのです。
なぜ、ここで賃貸という
選択肢が出てくるのか?
今は高値市況なので購入すると物件も高いものが多い。
それならば、少し様子を見て、もう少し価格が下がってから購入したほうが良いのではと考えるからです。
では、、実際の所どっちが良いかですが、
今、どうしても購入したい理由がない人は、
賃貸が無難かなと思います。
賃料の安い築古の物件などを定期借家契約かなんかで安く借りられるものがあれば、ベストですね。
では、今、購入したい理由が有る人はどうでしょう。
お子様が小学校に入る前に購入したいとか、
転勤になる前に購入しておきたいなど様々な理由が考えられます。
重要なことは家を購入する理由が何かということです。
『何故、今、家を購入しなければいけないのか』を良く分析して、判断することが最重要なのです。
実は、プロの私たちでも不動産の価格変動を予測することは難しいです。
コロナ禍が始まった頃の事を思い出してください。
不動産アナリストや不動産コンサルタント、不動産評論家の一部の人を除きおおよそ99%の方が、不動産価格を見誤っていたのですから。
価格が何年後に下がるのかは、誰にもわかりません。
もしかすると5年くらいはこのまま高値市場が続くかもしれませんし、半年後には価格が下落しているかもしれません。
今、家を購入したいけど、市況の様子を見ているうちに、購入するタイミングを逸してしまうという可能性もあるでしょう。
コーラルではこのような相談に対して、中立的な立場でアドバイスをしております。
最終的に、どちらが良いかは、相談者の以下の事情(属性)を勘案してよく考えましょうと申し上げております。
・現在のお勤め先、
・家庭内の状況、
・家族の今後予測
・今後の給与の見通し、
・年齢
などこれらを熟考し、今、購入すべきかどうかをご判断頂くことになります。
コーラルでは、これらをヒアリングによってお客様のベストな答えを導いていくような対応を心がけております。
ゆえに、もしマイホームを買うかどうか悩まれている方が居れば、まずはお気軽にご相談ください。
コーラルには、ファイナンシャルプランナーも居ますので、安心してご相談して頂けると存じます。