猫はセキュリティの弱点を教えてくれる

皆さん、こんにちは!
おじいさんチワワと暮らすもふもふ大好き主婦、ヤマダです!

さて、今日はちょっと私の主観が強めの話・・・。

猫が大好き!そして猫は思わぬことを教えてくれるかも?のお話です。

犬か猫かといわれたら、正直犬派ではあるのです。が、猫には犬とはまた違った可愛さがある。

かけた愛情と同じくらい、いやそれ以上の熱量で突進してくる犬と違い、猫はなんともクール。自由気ままに人間を翻弄し、気がついたら猫の手の上で踊らされているかのごとく、猫なで声で猫じゃらしを振り回している。

まさに、一度知ったらやみつきになる、ちょっと中毒性すら感じる可愛さ。

加えて身体能力がヤバい。高いところにも軽々と飛び乗れてしまう柔軟な体を持ち、犬にはない鋭い爪を駆使して、まるで忍者のごとく壁をよじ登る。
さらにさらに、もしかして人間?と思うくらい、人間の表情を読み、懐に入り過ぎず、かといって距離を置き過ぎずの絶妙なバランス感覚で人に寄り添う。

正直、人との距離の取り方にいまだに悩む人間である私から見ても実に素晴らしい。

そんなこんなで、犬派ではありながらも猫も好きな私は、よく猫の姿を町中で探していました。

そうして気がつきました。

猫って人間の死角にいること、多くないか?と。

いやいや、もちろん毎回毎回というわけでもありませんし、それぞれの猫で個性がありますから一概にはいえません。

しかし、本当にびっくりするようなところにいたりするんです。

集合住宅の一階の部屋のベランダの下とか、外壁に突き出している換気扇カバーの上とか、はたまたエアコンの室外機のちょっと浮いている隙間とか!
「なんでこんなとこに!」と叫びたくなるようなところに。

で、よくよく考えてみると、そういう死角って空き巣や強盗など、悪事を働こうと考える人にとっても狙う場所じゃないの?と。

というわけで今日は、猫から学ぶ、住宅のセキュリティの盲点について考えてみたいと思います。

セキュリティ

1. 高いから大丈夫は逆に危険

私は猫を飼ったことはありません。
が、旦那さんの実家では子どもの頃猫を飼っていて、その猫に驚かされたことが多々あったそうです。

思いもよらない高所に猫がいることで。

一度など、電気の傘の上にいるのに気づかなくて、本気で心臓が止まりそうになったそうです。

よくアニメや漫画でも戦っていた敵が突然いなくなり、「どこいった?!」と見回すと上空から攻撃が!みたいなのがありますよね。

あれと同じことが猫で起こったようなのです。(いや、攻撃はそんなにされなかったようですが)

この旦那さんの猫体験談から見えてきたのは、自分の目線より上で行われていることに案外、人は気づかないらしい、ということでした。

これは裏を返せば、悪事を働くなら通行人からの目線も届きにくい、上層階で行おうと思われやすいということになります。

が、しかし。

なぜか私たちはついつい3階以上の部屋ならそんな簡単に空き巣に入られないと思ってしまいます。

お部屋探しのときも「2階だと窓から入られちゃいそうだけど、3階以上ならさすがに上ってこられないよね」と考えてしまいますよね。

確かに逃げやすい1階や2階が狙われる確率は高いです。
実際、警視庁発表の令和元年の侵入窃盗の場所別発生状況によると、住宅を狙った空き巣は全体の57.8%であり、住宅のうち空き巣に狙われやすい順番として以下が挙げられています。

1位 一戸建て 34.5%
2位 その他の住宅(3階建て以下の共同住宅、テラスハウス等)15.5%
3位 中高層(4階建て以上)住宅 7.8%

引用:令和元年中の侵入窃盗の傾向
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/akisu/ppiking.html

けれど、こんな発表が出ているくらいです。空き巣側だって、じゃあランキングが下位の方が手薄になるんじゃないかな、と思うものではないでしょうか。

逃げやすさよりもそもそも空き巣がしやすく、なおかつ人目につかない場所、と考え、猫が死角となる高所を安全な場所と考えてくつろぐのと同じように、高いところを狙うようになる可能性は当然高くなります。

そもそもそんな高いところから侵入してくるなんて住人自体が思っていないわけですからガードも甘いし、高所なので通行人からも覗かれにくいですものね。

なので、
「最上階だし大丈夫」
とか、
「狙われるのはもっと下の階のはず」
と考えることなく、上層階こそ死角になりやすいと注意してセキュリティ対策はしておくべきかと思います。

セキュリティ 2

2. 自然が多い場所は要注意

猫がよくいる場所。

やっぱり緑の多い場所ですよね。森や林。あと神社や公園なんかもそうですね。

こうした場所の近くの物件って本当に気持ちよくて、昼間窓を開けて木々のざわめきを窓から取り入れるだけでリフレッシュできるので人気も高いです。

が、しかし!

こうした木々が生い茂った場所は、下着泥棒や空き巣などからしても格好の場所。

なぜなら、

・木は住居へ侵入する際の足場にしやすい
・木々が姿を隠してくれるので犯行がしやすくなる

から。

「いやいや、そうはいってもかなり大きい木だし、一番下の枝だって地面からじゃなかなか届かないんじゃ」

と私などは思ったりしてしまいます。

が、猫を見るとその気持ちが薄れます。

手を掛ける場所なんてそれほどないのに、なぜあれほどの木を登れてしまったのだ!と。

住宅への侵入を試みる人もそこは同じで、猫と違って道具が使えるので、ちょっとした引っかかりさえあれば簡単に上がれてしまいます。

特に、防犯系のテレビ番組などでも最近注意喚起されているのが、エアコンの室外機を最初のステップにする手口ですね。

下階の室外機を足場にした後、さらに上階へ向かうため、雨どいや隣家から張り出している木の枝などを伝い、目的の部屋までたどり着く、というやり方です。

確かにこのやり方をされたら、上階だからって安心、とは言えないですよね。

また、姿を隠しやすいという点でも林や森、神社や公園はちょっと注意が必要です。

なぜならこれらの場所は夜間に人気が激減し、なおかつかなり視界が悪くなる場所だからです。

猫もそうですが、子どものころ、かくれんぼをする場合、こうした木がたくさんあるところでしませんでしたか?

つまりそれくらい身を隠せる場所が多いということになります。

もちろん、普段の生活において、木々が多い場所、神社や公園の近くは心穏やかに住める好条件な立地です。

セキュリティ  3


が、防犯の観点からいうとちょっと不安があるのも事実。悪事を働こうという人からしたら、人目につかず、万一見つかっても身を隠してやり過ごすことができる絶好の場所となってしまいますからね。

以上のことを踏まえ、防犯を重視した物件を探す際は、

・1階の部屋のエアコンの室外機が上階への足場になっていないか
・自分の部屋の窓の近い場所に木々が張り出していないか
・街灯の数は少なすぎないか
・窓に二重ロック、雨戸など、外部からの侵入に対して何らかの防御策が取られているか
(窓までたどりつけても開けるのに手間取るのは空き巣も嫌がりますからね)

は、チェックしておくべきポイントだと思います。

3. ゴミ捨て場が汚い集合住宅は危険度アップ

日向でぽかぽかまどろんでいる姿を見ているとただ可愛い生き物である猫も、飼われているのではなく、野良だった場合、自分で餌を見つけなければ生きていけない、野生の生き物といってもいいかもしれません。
(そんな過酷な生活を強いてしまっている私たち人間はもっと己を律しなければならないわけですが)

そしてそんな野良猫がやっぱり食べ物を得る場所の一つが、人間たちの廃棄したゴミだったりするんですよね。

だからゴミ捨て場を餌場としている猫は多いです。

特に、人間があんまり手入れしていないようなゴきミ捨て場だったりすると、野良猫によって食べ物を漁られてしまいます。

そしてこの手入れが行き届いていない、はセキュリティ面でも大きなマイナスになってしまいます。

なぜなら、

・管理人が常駐していないことがバレバレ
・住民同士の関わりが希薄な可能性が高い
といったことが荒れたゴミ捨て場からは簡単に読み取れてしまうからです。

これはすなわち、そこに住む人間の気質、有事の際の協力体制の有無といった情報までもが外部の人間にダダ漏れになっている、というのとイコールの意味になります。

セキュリティ  4

たとえば、どこかの部屋に空き巣が入ろうとしているとしましょう。しかし、住人はあまり周囲に関心がないために空き巣の侵入に気づきません。
あるいは空き巣を近所の人が目撃したとしても、普段からご近所同士仲良しの地域であれば協力して空き巣を捕まえたり、連携プレイで警察を呼ぶ、といったことが素早く行えるかもしれません。
しかし、顔すらも記憶にないようなご近所同士だとなかなかとっさにそこまでのチームプレイは難しく、空き巣を取り逃がす結果になってしまいます。

つまり、荒れ果てたゴミ捨て場はそのまま、近隣住民との関係性の薄さを露呈していることになり、悪事を働こうとしている人にとってはねらい目になり得てしまう、ということなのです。

それに、ゴミ捨て場が荒れていて、いつもなにかしらゴミが捨てられている、という状態は、火災も懸念されます。

なので、もし物件をこれからお探しの方は、自身が住みたいと思う住宅だけではなく、近隣にそうした荒れたゴミ捨て場がないかも念のため確認をしておくことをおすすめします。

4. 犬は最強のガーディアン

猫と犬が仲良くしている動画を見てほっこりすることもあるので一概にはいえませんが、子どものときから一緒に室内で飼われている猫と犬ならともかく、野良の猫と犬が仲良くというのはなかなか難しいのではないでしょうか。

そもそも猫は大きな音を嫌う性質がありますので、大きな音が日常的に聞こえる場所は避けるもの。

自然と、吠える犬がいる住宅の近くには寄らなくなります。

戦いたくないですものね。私も吠える犬の家の前はなるべく通らないようにしています。猫ではないですが(笑)

そしてこれは犯罪をもくろむ者にも共通します。

空き巣など、他者の住宅に踏み入ろうとする人はとにかく人目を嫌います。

だから犬が吠える家は敬遠するのが普通です。

実際、うちもおじいさんチワワと暮らしていますが、高層階で窓拭きの業者の方が窓を拭いてくださっただけでも、異常に気がついて吠えてくれました。業者の方には悪かったなあ、と思いつつも安心を覚えたものです。これだけ侵入者に吠えてくれれば誰かが異常に気づいてくれそうだし、留守にしても大丈夫だな、と。

また、犬を飼っていなくても、近所の家の犬が吠えているのを聞くと、「あれ? なにかあったのかな? 大丈夫かな」と気になったりもします。

このように犬の吠える声で近隣の住民が異常を察知するケースが多いので、犬を飼っている家が近所にある、ペット可のマンションである、というのはセキュリティ面では優れた環境といえるのではないでしょうか。

セキュリティ 5

5. 終わりに

この記事を書いている最中も、ときどき町中で猫を見かけました。
するとやっぱり思わぬ場所からひょっこり顔を出すものですから、その様子から、

「ここ、ちょっとセキュリティ甘くないかニャン? 俺でも入れたニャン?」

と言っているように見えてしまって、セキュリティ師匠!ありがとうございます!とそのニャンコに言いたくなってしまいました(笑)

ちなみに、猫の話からは少しそれますが、警視庁発表の、令和元年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況によると、集合住宅における空き巣の手口としてもっとも多いのは、「無縛り」、つまり、施錠していない場所を探して入る、というものだそうです。

一軒一軒、開いているところがないか確認したうえで侵入する、ということですね。

意外と原始的な方法で少し驚きました。

が、これなら住人自らが施錠することでも当然防げますし、万一戸締りし忘れたとしても、侵入者にいち早く気づいてくれる存在がいれば防げます。

そう考えると、やっぱり管理人さんが常駐している物件はポイントが高いですよね。

仕事として常日頃から不審人物の立ち入りがないか見ていてもらえますし、窓を割って侵入しようとしている人がいたとしても、清掃など普段から建物の周りを見ていてくれればこれも防げますし。

と、猫から教えてもらうセキュリティの弱点について、今日はお話させていただきました。

いかがでしたでしょうか。

主観に基づく部分も多かったと思いますが、警視庁のデータからもわかる通り、住宅を狙う犯罪は今も数多く起きています。

そうした犯罪に巻き込まれないで済むためにはちょっとした気づきが何より大切です。
この記事がその気づきの一つの助けになれば、この上ない幸いです。

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