神社のそば(真裏)に住んでみた!…神社の近くに住むってどんな感じ⁉

皆さん、遅ればせながら・・・・。
新年あけましておめでとうございます!!!
転勤多めの旦那さんとおじいさんチワワと暮らす主婦、ヤマダです!
旧年中、物件にまつわる情報や体験談などをお話してまいりましたが、本年も引き続き、「この設備ってこんな秘密があったの?」や、「実際に住んでみたことあるけどこんなだったよ!」などなど、住まいの情報をお話していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!

では!新年最初は、このテーマ!

「神社の近くに住むってどんな感じ?運は良くなるの?悪くなるの?」

です!

現在、私が住む集合住宅の真裏には小さな神社があります。
もともとはここら一帯、1つの家の土地だったとかで、その土地の方災避けのために建立された神社だったそうで、小さいながらも綺麗に手入れされた神社です。

今回、神社の傍に住むことになったよ〜、と話したところ、友人たちから以下の反応がありました。

Aちゃん
「神社の傍か〜。良いね!守られてそうで。神様がバックについていてくれれば安心でしょ〜」

Bちゃん
「私は・・・ちょっと怖いかな〜。風水とか見るとあんまり良くないとか聞くよ?」

Cちゃん
「のどかで良さそうじゃーん。猫とかいっぱい来そうだし。あんた猫も好きだしいいでしょ」
などと三者三様でした。

ただ正直申しまして、私自身の感覚はBちゃんに近かったので、神社の傍に住むのは少し抵抗がありました。

その理由として、
「神社はパワースポットだし、運気が良くなる」
という説がある一方で、
「神社の傍に住むと運気が下がる」
という話もよく聞くからです。

運気って、目に見えるわけでもないので、どうにも怖いんですよね。

とはいえ、すでに引っ越してしまったわけなので、欝々思い悩んでいても仕方ありません。
というかむしろ、噂を確かめてみる良い機会かもしれない。

というわけで今日は、

・風水の観点から見た神社の傍物件の吉凶
・1年間実際に神社の裏に住んでみた感想

をまとめてみたいと思います。
神社の傍の物件をご検討の方はぜひ、参考にしていただけたらと思います♪

神社



1. 風水で見た神社について

神社とは、風水でいうところによると、「山」と同じ扱いになるそうです。
山とは強いエネルギーを秘めたものであり、神社もまた同じように強いエネルギーがあると考えられます。

じゃあ、その「山」が傍にあるとどうなるのか。

それを考えるには、「太陽」について知っておかなければなりません。

太陽の光は風水において、運気を上げる大切な要素とされています。特に東から昇る朝日、強い熱量を含む昼の光は良いエネルギーを運んでくれるものとして大変重要とされています。
そのため、風水においては太陽光を遮らないよう「東」「東南」「南」が低く開けた土地が、運気が良い土地とされています。
確かに太陽光が入らない部屋では、カビも発生しやすくなりますし、気持ちも塞ぎます。そういう意味でも太陽光が運を運んでくるという考え方は非常に理に適っているといえるでしょう。

ではその太陽の光が入る方角に「山」があったらどうなるのか。

当然ですが、山によって光が遮られ、光は室内には届かなくなります。
これは実際に太陽光が入っているとかいないとかとは関係ありません。
そこに「山」=「神社」があることで運気が遮られてしまうのです。

ですから、自分の住む土地から見た以下の方角に神社があるのはあまり良くないということになります。

・東
・東南
・南

そうはいってもすでにもうその方角に住んでしまっている・・・という場合もあるかと思います。その場合は敷地の境界がはっきりするよう、フェンスや生け垣を神社との間に設置するのが大切らしいです。そうすることで凶相が緩和されるとか。

また、自分の家の入口と神社の入り口が向かいあっているのも凶とされています。
これは確かに感覚的にわかる気がします。
神様の住まわれている神社をそのまま覗き見えてしまうような位置に入口がある、ということになりますから、失礼にあたりそうですものね。

ただ、逆に以下の方角に神社がある場合は吉とされます。

・西
・北
・北東

これは「衰退」を意味する西日を山が受け止めてくれることから、吉になるそう。

つまりまとめると、

神社が近くにあるからといって、運が良いとか悪いではない
神社がある方角が重要

ということのようです。

ではそれを踏まえ、自分の家がどうなっているのかみてみました!

神社2



2. 風水的に私の家は・・・。

はい。我が家の家の裏手にある神社の方角。調べてみました。

南!!

あちゃ〜・・・・。

しかも風水だと見下ろすような形で家があるのも良くないらしいのに、私の家、もろに神社の屋根が見えてしまう・・・。

これ、あかんやつ?!

ものすごい悩みましたが、引っ越してしまったものは仕方ない。
と、腹を決め、ここで生活をし始めて1年が経ちました。

今のところ、それほど困った状況にもなっていません。

というか・・・むしろ、ちょっと運が上がっている気がする(笑)

年末ジャンボで1万円当たったし。いつも300円とかなのに(笑)

また、風邪もそれほどひかなかったし、こうして文章を書く仕事も続けられています。
神社との間にフェンスがあるからそれが効いているのかな?

あと、運気がそれほど下がらずにいられた理由がこれかどうかはわかりませんが、今の家に越してきてから以下のことはするようにしています。

・朝、窓を開けたら神社に向かってご挨拶をする。
「おはようございます、神様」のような形で。

・節目ふしめにお参りに行く。
たとえば、年の終わりや、年の始まり。誕生日や、新しい仕事を始めるとき、など。
あくまで我流ですし、必ずしもこれが良いとも言えないのですが、風水的には良くないと思われている家にいながらもそれほど運気の低迷を感じずにいられるのは、神社のことを意識して生活しているからかなあ、と少し感じています。

もし現在、私のように風水的にはちょっと・・・な方角に神社がある物件にお住まいの方はお試しいただければと思います。

神社3



3. 神社の傍に住んで良かったと感じたこと

ここからは風水のことは置いておいて、実際に神社の裏に住んでみて良かったと感じたことをお話したいと思います。

神社の裏に住んでみて良かったと思ったことは以下の3点です!

① 四季折々の自然が楽しめる
② 風景が半永久的に変わる心配がない
③ 空気が清浄な気がする

1つずつみてみましょう!

① 四季折々の自然が楽しめる

これはやっぱり一番に感じました。
神社って都心にあるものでも樹木が1本もない神社は少ないのではないでしょうか。
木々に守られるように佇む、それが神社ですよね。

我が家の裏手にある神社もまさにそれで、神社を包むように桜、梅などの木々が敷地に植わっています。
引っ越したのは11月だったので木々も徐々に冬枯れていた状態だったのですが、冬から春、夏、秋を経て再び冬へと移ろっていく様が実に美しかった!

最初に目を楽しませてくれたのは梅でした。
うちの裏手の神社に植わっているのは白梅で、それはもう真っ白で綺麗で!
また桜と違って梅は香りもあるので、窓を開けると梅の良い香りがふわりと漂っていてなんとも風流でした。

その後に咲いたのは桜です。神社の屋根に桜の木がわずかにかかっていて、屋根の赤と薄紅色の花びらのコントラストが本当に目に鮮やかで、とっても素敵な春を迎えられました。

しかも!木々が多かったためでしょうか。ウグイスがやってきていました!
普段からスズメや鳩、カラスなどはスタメンとしてよく目にしていたのですが、まさかウグイスまで来るとは!
「春が来た〜!」を存分に味わえました♪

神社4

夏になると木々の緑も増します。昼間はセミの大合唱が聞こえるのでちょっと「おおい、ボリュームが・・・」とも思ったりもしましたが、夕方になるとヒグラシの声が響いてきて、夏の夕べに涼を感じました。

その後、涼しくなってくると今度は紅葉がやってきます。木々が徐々に赤くなっていく様子を、洗濯物を干しながら眺めていると、心得はそれほどありませんが一句読みたくなるような気持ちになったものです。

神社5

我が家の裏手の神社の話ではありますが、このように四季折々の姿を見せてくれる神社は多いと思います。
特に桜に関していえば、境内に桜が植わった神社も少なくありません。
昔勤めていた会社の近くに合った神社などは、お花見シーズンになると、レジャーシートを貸し出してくれ、予約をすれば花見ができるようになっていました。

2020年、2021年と自粛が叫ばれているこんなときですが、窓を開けたらすぐ自然が楽しめる、という意味でも神社の近くはお得物件かもしれません。

② 風景が半永久的に変わる心配がない

物件を内見するとき、近接する施設がどんなものか、窓から外を眺めたときの風景に窮屈さがないなども注意して内見されると思います。

ただ、街というのは風景が移り変わっていくものです。
内見時は自分の買おうとしていた部屋の窓を塞ぐような施設はなにもなかったのに、引っ越してしばらくして近接する土地に大型マンションが建設され、窓からはマンションしか見えなくなった、なんてことも起こり得ないとは限りません。

賃貸なら、
「景色も悪くなったし引っ越そうかな・・・」
と、簡単に切り替えが可能ですが、分譲ではそうはいきません。

が、しかし!
神社が近接している場合、その心配はほぼありません!

神社とは人々の信仰の元、古くからそこにあり、そしてこれからもまずそこから動かされる心配がないものだからです。
それこそよっぽどのことがない限り!

なので、窓から見える風景が変わってもらっては困る!と思うなら神社の近くに住むのは賢い選択といえます。

かつて住んでいた家で、突然隣家が改装を始め、平屋から3階建てに変わってしまったことで、南側の窓からは壁しか見えなくなった、なんてことも経験しているので、この普遍的な風景というのは実に貴重だと感じています。

もし、これから先、近隣の風景に変化が起こったら嫌だな、などとお考えの場合は、あえて神社近くを選択してみる、というのもありかもしれません。

③ 空気が清浄な気がする

気がする、っておい!
と言われるかもしれません(;’∀’)

ただ、実際のところはわかりませんが、パワースポットとして紹介される神社が数多くあることからも、神社の敷地内になんらかのパワーや空気が漂っていると考えてもいいかも、とは思っています。

我が家は私が窓を開けるのが大好きなので日中、太陽光が入る日はよっぽど冷え込まない限り窓は開けっぱなしなのですが、実に清々しい風が神社側から室内に流れ込んでくるのを感じます。

やっぱりなんらかのパワーがあるのかも?とそういうときは思ったりして。

まあ、パワー云々はわかりませんが、先ほどお話した通り、木々が多く、また地面もコンクリートではなく土なので、新鮮な空気が多くある場所であるのは確かだと思います。

昨年、今年と新型コロナウイルスが流行し、室内の換気の重要性が叫ばれている現状を思うと、新鮮な空気を多く取り入れられる神社の近くはもしかしたら穴場なのかもしれません。



4. 神社の裏に住んでちょっと困ったこと

良いことばかり書くのはフェアではないので、とりあえず困ったことも挙げておきます。

① 虫がまあまあいる
② 人の声がまあまあうるさいことも

順にご説明しますね。

① 虫がまあまあいる

これは想像ができた方も多かったかもしれません。
自然豊かだったらそりゃあ虫もいるよね、という感じですよね(笑)

1年住んでみて思いましたが、花が咲くシーズンは虫が多かったですね。洗濯物になぞの小さな虫が付着していて、「おうっぷ!」となったことも何度かありました。
ただこれも、市販の虫よけを窓に取りつけたり、洗濯物をこまめにはたいてから取り入れたり、と工夫をすることで乗り切れました。

困ったのはセミくらいですかね(笑)
大きなセミが網戸に張り付いて全然飛んで行ってくれないの(-_-;)

大音量でセミに鳴かれて、「うるさいわい!」と旦那さんが叫ぶ、という夏の一コマが印象的でした。

② 人の声がまあまあうるさいことも

神社は1年に何度か活気づくときがあります。
お祭りのときと、年始ですね。

いつもはそれほど人の声も気にならないのですが、このときばかりは普段それほど神社にお参りに来ない人も神社へやってくるので、まあまあ人の声が聞こえるようになります。

神社の鐘もひっきりなしに鳴るようになります。

うちの裏手の神社は日々神主さんが常駐しているタイプの神社ではありません。
が、神主さんがいらっしゃるところであれば、厄除けなど祝詞をあげられることもあるので、その声も聞こえてくるでしょうね。

私は神社の鐘の音も祝詞も結構好きな部類で、しかもお祭りや正月ははなから仕事にならない、と思っているタイプなのでそこまで気になりません。
しかし在宅で仕事をする方で、音に敏感な方だと不自由を感じるかもしれないですね。

また、これはうちの裏手の神社の話ではありますが、神社を管理する組合があって1か月に1回程度、神社の境内の木々や芝を刈ってくれています。本格的なチェーンソーや芝刈り機を導入して行っているため、結構な音がするんですね。
しかも日曜の朝が芝刈りの日なので、「眠れん!」となることも(笑)
※ちなみに、この組合が芝刈りの後必ず境内で会議をしており、その声もよく聞こえてきます。うちの旦那さんなどはそれを「柱合会議(By鬼滅の刃)」と呼び、「日曜の朝からきついわ〜」と布団をかぶっています。

音の種類や規模は神社にもよるものの、常に整えられた神社であれば手入れの音もつきものですから、神社の傍物件であれば、普通の集合住宅とは違う音が聞こえてくるのもやむを得ずと心得ておいた方が良いかな、と思います。



5. 結局のところ神社の裏に住んでどうなの?

結局のところ、神社の裏に住んでみて私は、

「正解だった!」と思っています。

風水的には確かにまずい方角ではあるものの、住んでみると不都合はまったく感じません。
むしろ快適と感じるときの方が多いですね。

もちろん住む人によりそれぞれ感覚は違うと思いますので一概には言えません。
が、ネットや本などの情報だけで判断し、「風水的に神社の傍はちょっと・・・」と考えるのはもったいないかな、と感じています。

神社6

あと、参考までに現在の家に引っ越す際、不動産業者の方が仰っていたことを最後にお伝えしておきます。

「この物件は、長く住まれている方が多いです。なので、心配されているような不吉な物件ではないと思いますよ。もしそうならもうちょっと出入りがあるかな、と思いますので」。

確かに引っ越してきて1年ですが、昨年、隣に人が入ったくらいで出て行った人は見当たらないですね。
まあ、まだ1年なので引き続き、定点観測はしてみたいと思いますが、現状は至極平安なものです♪

ということで!
いかがでしたでしょうか?

今後お引越しをしたい、神社の傍の物件が良さそうだけど大丈夫なのだろうか、といったお悩みをお持ちの方にとって、私の体験が少しでもお役に立てば幸いです!

コメント

  • まさにうちも

    神社の裏に住んでいます。
    四半世紀位たつのかな。
    大きな樹木の側、秋の今は風に舞う落葉、ドングリ、銀杏、彼岸花、キノコ、色んな鳥、狐の足跡、泣き声、銀木犀、金木犀、
    冬の雪化粧、雨の日の風情、真夏の日陰、新緑の緑、楽しませて頂いています。
    ありがとうございます。と、いう気持ちです。



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