墓地の近くの物件について検討してみた

皆さん、こんにちは!
転勤族の旦那さんとおじいさんチワワと暮らす主婦、ヤマダです!

私は実はお化け的なものが大の苦手・・・。
そんな私にとって墓地の近くの物件って正直、敬遠したくなるナンバーワン物件なのですが、先日旦那さんに言われました。

旦那さん
「君さ、霊感ないよね。ないくせにお墓のそばは嫌!とか言ってるの?」

「霊感なくても怖いものは怖いんだよ!」
旦那さん
「見えないのに?聞こえないのに?
ぶっちゃけ人間の方が怖いって。キレたときの君の方がお化けの300倍ヤバい(笑)」

「(# ゚Д゚)」

私は霊よりもおっかないキレ方をしているのでしょうか・・・。
どう思う?ワンコよ、と目線で聞くとなぜか目を逸らされ・・・。
ちょっと家庭でのあり方を反省しつつ、旦那さんに言われたことを考えてみました。

そもそも墓地の近くに住むって毛嫌いすることなのか?
私は墓地のそば物件のなにを知っているというのか!

ということで!本日は墓地の近くに住むってそんなに悪いことなのかについて考えてみたいと思います!

墓地の近く

1. 墓地の近くの物件が嫌われる理由

墓地の近くに住むことが嫌われる理由とはなんでしょうか?

・縁起が悪そう
・見たくないものを見てしまいそう
・カラスや虫の被害がありそう
・線香の香りや読経が気になって窓を開けられなさそう

この辺りが気になるところでしょうか。
一つずつなぜそう思うのか考えてみましょう。

・縁起が悪そう

墓地と言えば「死」を連想しますよね。実際、風水上では墓地と人の住む家とでは気が真逆のものと考えられているので、共存するには適さないとされているようです。
科学的根拠があると断言しにくいところではありますが、目に入る場所に墓地があることでなんとなく常に気が沈んでしまい、その消沈した状態により悪い運気を引き寄せるということも考えられるため、縁起が良くないと言われるのも頷けます。

・見たくないものを見てしまいそう

見たくないもの・・・・。平たく言えばお化けや幽霊ですね。
私が墓地のそばを敬遠してしまうのはこれが大きいです。
真夏にやっているテレビ番組のホラー特集で、
「寺の隣の家に引っ越したとたん、部屋の中に見知らぬ人が何人もいるのを見てしまった。霊能者に聞くと、ここは霊道、霊の通り道になっていると言われた・・・」とかとか、恐ろしげな話をよく聞きます。
墓地は多くの死者を弔う場所ですから、霊を連想するのも無理ないかもしれません。

墓地の近く 2

・カラスや虫の被害がありそう

墓地を管理する管理事務所や寺が頭を悩ませる問題として、これがあると聞きます。
墓地と言えばお供え物。供える側としては亡くなった家族やご先祖に食べてもらいたくて、生前好物だったものを好意で供えるわけですが、悲しいかな、死者はそれらを食べられません・・・。食べられなかったお供え物は墓地を管理する方が片付けてくれることになります。が・・・四六時中墓地の中をまんべんなく見回れるわけではないため、片づける前のお供え物を狙ってカラスや虫、ネズミなどが集まってしまうというのです。
そうした害虫や害獣による被害を受けるのではないか、という懸念から、墓地のそばの物件はどうしても敬遠されるわけですね。

・線香の香りや読経が気になって窓を開けられなさそう

線香の臭いも少しなら我慢はできるもの。
けれどそれがお盆やお彼岸となるとなかなかの量になります。読経においてもたまになら辛抱できるでしょうが、それが毎日だったり、一日中聞こえていたりだったりしたらさすがに神経が参ってしまいますよね。
ことに最近は外国から移住される方も増え、それぞれに信仰する宗教も多様化してきています。仏教徒ならまだしも、そうでない方からからしたら線香の香りや読経は苦痛かもしれません。

墓地の近く3

うーん、やはり住むとなると、墓地の近くは二の足を踏んでしまう場所に思えます。
が、マイナスばかりに思える墓地近く物件にも実は利点もあるのです。

2. 墓地の近くだからこその利点

墓地の近くは怖い。
墓地の近くは住みにくそう。
とは言うものの、そんなことばかり言っていたら、日本の特に都市部での土地運用は行き詰ってしまいそうです。
では墓地の近くだからこそのメリットはないものか。
調べてみたところ、以下の利点が出てきました!

・家賃が安い
・設備が良い物件が多い
・地盤がしっかりしている
・日当たり、風通しが良い

では、一つずつ見てみましょう。

・家賃が安い

墓地の近くというと、デメリットがどうしても先に頭に浮かびます。それゆえ、買い手、借り手が付きにくく、オーナーが家賃を下げるケースが多いです。どれくらいの金額の差が出るかはその土地の家賃相場にもよるので一概には言えませんが、物件探しにおいて周辺環境は重視されるポイントですから相場よりは安くなる傾向にあるようです。

墓地の近く4

・設備が整った物件が多い

墓地の近くというだけでデメリットを感じ、物件を見ることもなく選択肢から除外してしまう・・・という方もいらっしゃるかもしれません。
実は私はそんな人間です。墓地近くの物件のオーナーさん、申し訳ないです・・・。
けれど私のような人間でも入りたくなるような住居にするべく、周囲と比べグレードの高い設備を導入している物件が実はかなりあります。
流行のオール電化になっていたり、使い勝手の良い間取りにフルリフォームされていたり、主婦に嬉しい独立型のキッチンになっていたり、防音機能が完備された壁だったり、というように。
家賃を手頃な価格に抑え、設備の整った家に住めるので墓地近くの物件はむしろ穴場かもしれませんね。

墓地の近く5

・地盤がしっかりしている

一つ当たりのお墓の重さを調べると大体1~1.5トンほどとか。それが複数ひしめきあうわけですから墓地を作る際は、墓石が簡単に倒れたりしないようなしっかりした地盤を選ぶ必要があります。地震のたびに墓石が倒れてしまうような柔い地盤では安心して亡くなられた方を埋葬できませんからね。
逆に言えば、墓地がある=地震にも強いと言い換えることができるわけです。
ここ数年、災害による被害が多く報告されています。地震にせよ、台風にせよ、天災から身を守るのは容易いことではありません。けれど今ある情報でより災害リスクを減らせる環境を選ぶことはできます。
そういった意味で墓地のそばにあえて住むのも賢い選択と言えるのではないでしょうか。

墓地の近く8

・日当たり、風通しが良い

墓石の種類にもよりますが、見上げるほど巨大な墓石は日本の墓地には少ないものです。しかも周りの墓石の大きさを逸脱するようなサイズの墓石を建てることは、日本ではあまり好まれないので、墓石は基本的に低い位置でフラットにそろっている状態になりやすいです。
つまり、低い位置にしか墓石がない状態の墓地に隣接している物件であれば、遮るものがないので日光も風も入りやすいと言えるわけですね。
しかも墓地ですから、墓地を潰して別の建物を建てるというような計画も立ちにくいので、半永久的に日差しや風を享受できる環境で生活が可能というわけです。

随分前の話ですが、隣に空き地がある部屋に住んだとき、一年と経たずに別の建物が空き地に建ってしまったことがありました。それまでは空き地のおかげで日差しにも風にも困っていなかったところに突然建物が建ち、午前中しか日が入らなくなってしまったのです。日差しが気に入って入居しただけに、とても残念だったことを覚えています。
この経験を思えば、半永久的に日差しが与えられる墓地の恩恵にあやかるのもありかもしれないと感じました。

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3. 終わりに~墓地が真裏にある会社に勤めていたときの話~

私自身はお化けとか幽霊に関わる物件に住むのは断じて嫌なのですが、墓地が真裏にある会社に勤めたことはあります。
それも、私が入社して数年後、所属会社が突然墓地近くのビルに移転をしたためにです。
正直、かなり嫌でした(笑)

けれど、当時の会社の常務はあっけらかんとして私にこう言いました。

常務
「大丈夫大丈夫!墓地って言ったってさあ、見てみなよ。いわゆるデザイナーズ墓地だから。怖くない、こわくな~い♪」

「(デザイナーズ墓地って・・・)」

確かに真新しい霊園だったせいか、墓石の形がよくある和式の縦型の長方形だけではなく、丸だったり正方形だったり、西洋の墓所のように地面に光沢のある石を埋め込みそこに文字が刻まれていたり、と和洋折衷です。そのせいか和式特有の肝試し感はあまり出ていません。
霊が出るにしても、和式と洋式と入り混じった感じで出そうです。

とはいえ、墓は墓です。しかも私の席は、常務の陰謀なのかなんなのか、墓地が丸見えの席で、毎日墓地を眺めながら仕事をすることになってしまいました。
まー、テンションは上がりません(笑)

が、しばらくして常務の言うこともまんざら間違いでもなさそうだな、と思えるようになってきました。
なぜなら確かに墓石は目に入りますが、それよりも墓地を囲む緑の方が視界に入ることに気が付いたからです。
特にパソコンで目が疲れたときなど、ふっと目を外に向けるとそこに墓地を覆う木々の緑があります。この緑が仕事に疲れた目を癒してくれるのです。
また、前章でお伝えした通り、日当たりがとにかく良いので、猫たちが日向ぼっこに来ていて、それを見るたび、なんだかとてもリラックスできました。
薄気味悪く見える墓地も猫にとっては憩いの場なんですね♪

墓地の近く7

まあ、夜はさすがに癒しよりも静かさゆえの恐怖を感じたものですが。
残業はするな、という常務からの声なき命令でしょうか(笑)

今回、墓地の近くの物件について考えていて思ったのは、一概に「ここがだめだからこの物件はあり得ない」と可能性を切って捨てることのもったいなさです。
確かに問題と思う点が譲れないポイントであることもあります。しかしマイナス面にばかり気を取られ、本当はマイナスを覆い隠すほどの大きなプラスが眠っていることに気づかず終わるのはあまりにもったいないです。
などと偉そうに言っていますが、これまで私自身、墓地のような霊が出そうな場所に内見に行こうなどと決して思いませんでした。しかし行っていたら、燦燦と日の入るリビングやペット用の足洗い場、ペットの足に優しいクッションフロアを使用した床材など、私が求めるものが盛りだくさんの物件に住めたかもしれないのです。
うーん!なんとも悔しい!

物件探しで妥協はしたくないものですが、一つの妥協が思わぬ優れものを拾い上げるきっかけにもなり得ると、今回の墓地そば物件リサーチで思い知りました。

皆さまはいかがでしょうか?
やっぱり墓地の近くの物件はどうしても・・・と思われるでしょうか。
それも一つの価値基準です。ですからあえて墓地の近くに住むと良いよ!とまでは言いません。
けれど本日お話しした通り、墓地近く物件にはさまざまなメリットも隠れています。
住むかどうかは別にして、メリットを確かめるための内見に出かけてみてはいかがでしょうか。
その一歩で思ったより快適な生活がやってくるかもしれませんよ♪

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