こんなレンタルスペースがあったらいいな♪
先日、仲良しのママ友と子供たち5家族で集まって、みんなでお菓子を作ったりお昼ご飯を食べて遊ぼう!という計画が持ち上がりました。
食育、という言葉がたいぶ浸透してきた今日このごろ、子供とお母さん2人きりで作るのも楽しいのですが、みんなでわいわい楽しく作るのも、母子共に良い刺激になるだろうなと思ったからです。
そこで早速ネットで近隣のレンタルスペースを検索したのですが、予想以上に条件にあう場所が見つからなかったんです。
たまたま仲間内のひとりが住んでいるマンションのパーティールームが空いていたので予約をとることができましたが、もし予約が埋まっていたら計画が白紙になってしまうところでした。
需要があるであろうレンタルスペース、こんなレンタルスペースが近隣にあってほしい!という条件を考えてみました。
どんな条件か考えているうちに、ふと資産価値が下がりにくい場所のマンションを独身世帯が購入するケースが増えているという記事をみつけました。
・独身時にマンションを購入する人が増えている
思い出せば一昨年、去年あたりから上記のようなタイトルのコラム記事などよく見かけるようになりました。
それらを読んでみると、なるほどずっと賃貸に住むよりも長い目でみれば購入した方がお得になることもあるんですね。
条件としては、1Rもしくは1Kや1DKかつ駅から徒歩10分以内の場所を選択する人が多いのではないでしょうか。
ファミリー向けではなく、朝早く出勤し夜遅く帰宅する独身の人たちは部屋の数や広さよりも、まず駅からの距離を気にするかと思います。
最近はやりのロードバイクで出勤するという人は、駅からの距離は徒歩15分以上離れていてもさほど気にしない人がおおいと以前ネットでみたことがありますが、特に女性の一人暮らしの場合は少しでも最寄り駅やバス停から近い方が安心ですね。
・結婚や転勤の時どうする?
結婚した場合、夫婦二人の場合はある程度広さがあるリビングダイニングキッチンがあれば、1LDKでも良いのかもしれません。
しかし、子供ができた場合赤ちゃんの頃は良いとしても、大きくなるにつれて子供部屋が必要になってきます。
そうなると、もう少し広い部屋に引っ越さなければならなくなります。
ここで、部屋を売却するか、賃貸にして家賃収入にするか選択肢ができます。
資産価値があるうちに売ってしまうのか、駅近というメリットを活かして賃貸にするべきか。
待ってください!
このような条件の物件は、レンタルスペースとしての条件が十分にそろっているんです!
・まるでおうちのようなレンタルスペース
子供が小さいうちはなかなか思うようにお出かけもできず、かといってずっと抱っこしているわけにもベビーカーに乗せているわけにもいきません。
私は娘がまだハイハイやつかまり立ち、よちよち歩きの時はよくママ友達とカラオケに行って、歌うわけでもなくおしゃべりしたり、お茶をしていました。
カラオケのお部屋は防音ですし、授乳する際も仲間内だけなので、カフェのように周りを気にしながら授乳をしなくても安心でした。
でも、そこまで行くのがバスだったり電車だったりなかなか大変です。
できることなら、徒歩で行ける範囲にあったらいいなと思っていました。
誰かのおうちにお邪魔するのもきをつかいますし、かといってあちこち動きたくなってくる月齢になるとカラオケの部屋ではハイハイしたりおろすことができません。
そんな時、レンタルスペースというものをネットで見かけました。
いわゆる普通のマンションの一室や民家を、時間ごとでレンタルできるということでした。
普通のおうちであれば靴を脱いであがりますし、子供たちを床に下しても平気です。
自由に動き回ることができますし、私たち母親の肉体的な負担も減ります。
また、マンションの一室や民家を貸し出しているレンタルスペースには、大抵家具がある程度備え付けになっています。
ソファーやクッション、テレビなどはもちろん、電子レンジやケトルもあります。
電子レンジとケトルがあれば、子供のミルクを調乳することもできますし、離乳食を温めることもできます。
もちろん、大人の食事も持ち込んで温めることもできますし、場合によってはデリバリーサービスを利用することも可能です。
食器類は備え付け、もしくは紙皿や紙コップをご持参下さいという場合もあります。
トイレも外出時のように場所を確認する必要がありませんし、誰かにお願いしていくことも可能です。
・どのような設備がなら嬉しいか
内装はポップな感じだったり、カフェのようなナチュラルテイストだったり、デザイン次第では様々な仕様にすることができます。
今は100均で色々なDIYグッズを購入することができますし、ネットでも格安で入手することができるようになりました。
私の周りの子持ちママたちが好むのは、おそらく大きく分けて2パターンあるのではないかと私は思います。
①SNS映え間違いなし、フォトジェニックなお部屋
子供の可愛い写真を撮りたい、残したいというのはどのお母さん達も同じなのではないでしょうか。
しかし、スタジオをレンタルしたり知らないカメラマンにレンズを向けられると泣いてしまったり、なかなかうまくいかないことが多いかと思います。
しかし、レンタルスペースを友達同士で借りれば、お互いに撮りあうこともできますし、子供たちもいつもとは違う雰囲気にそわそわしつつも楽しんで写真を撮らせてくれるはずです。
小物や衣装も持ち込みし放題なので、気兼ねなく撮影することができます。
②なによりリラックスしたい、アットホームなお部屋
私がこのテーマを書こうと思ったきっかけのように、みんなで集まって軽く調理をしたりのんびりお茶をしながら話をしたりできるスペースは人気かと思います。
用途やターゲットが限定されるわけではないので、私たちのような子連れや、個人かつ小規模なワークショップを開きたい人、ちょっと変わったところではコスプレをしたりポートレートを撮る人など、集客するお客さんのタイプが限定されずアプローチできます。
・これは欲しい、これはいらない
どこまでなにを用意しておけばいいのか、ちょっと悩むところかもしれませんね。
欲しいものとしては、テレビ、洗面所、台所、テーブル、ケトルや電子レンジなどの調理家電がまず思い浮かびます。
テレビはDVDを持ち込んで上映会をすることもできますし、調理家電はお茶を淹れたり買ってきたものを温めたりすることもできるので必須だと思います。
いらないものとしては、食器類がまずあげられます。破損した場合の保障はどうするのか、使用した後の後片付けはどうするのかなど、細かく決めていくときりがなくなってくるので、食器類は紙皿や使い捨てのフォークなどを持ち込んで貰うのが無難かと思います。
・後片付けのルール
使用したあとのゴミの始末や掃除についても決めておいたほうが良いと思われます。
ごみ袋を持参してもらうのか、24時間マンション内ごみ捨て場がある場合は捨てていってもらうのか、コンセントは抜いていってもらうのかなど、指定しておいたほうが双方ルールが明確になるので楽です。
逆に指定がない場合、ごみの処分について物件からクレームがきたりすることもありますので、注意が必要です。
ここまでさまざまな条件をあげてきましたが、備え付けのものとしては一人暮らしの家電やインテリアなどそのまに、お部屋のテイストをどう仕上げていくかでターゲットが変わってくるのかなと思いました。
レンタルスペースという流動的なお客の流れなので、SNSやホームページでいかにアピールしていくかも集客のポイントになるかと思います。
実際、様々なレンタルスペースのホームページやSNSをみてみると、人気のあるところほど念入にサイトやSNSを更新していました。
人の流れが流動的、ということはつまり、それだけ沢山の人の目に留まる必要があるのではないかと私は思います。
気兼ねなく利用できてリラックスできる場所、という需要は、マンション世帯が増えていく現代、もう少し続くのではないかと私は思います。
特に都心部ほどマンション世帯が多いので、誰かの家に集まるよりは、多少お金を払ってでも、遠慮なくくつろげる場所があっても良いのではないでしょうか。
売却、賃貸という選択肢の中に、ぜひレンタルスペースという選択肢もいれてみて良いのではないかな、と私は思います。