不動産業界は自分のことしか考えていないのか!

今回もまた、不動産業界の問題は解決出来ないのか?

問題とは何か、それは物件の囲い込み。

今年1月始め、実は画期的な変更が有ったんです。
その変更とはレインズ(東日本不動産流通機構)の販売登録情報に進捗状況管理が加わったこと。またそれを不動産業者以外の売主も確認出来るようになったことです。
このことで、旧来から問題になっていた『囲い込み』が解消できるのではないかと多くの売主様や購入検討者、また不動産業者もとても期待していたんです。

ただ、3ケ月経った今、やはり、『囲い込み』は状態を変え、やり方を変え、はたまた全ての期待していた消費者を裏切り、巧妙な手口に変わって存続していることとなっています。
この巧妙になった手口によって、今回もまた、不動産業界の問題は解決出来ないままになりそうなのです。

巧妙になった手口

囲い込みは形を変え、やり方を変え、どのように巧妙になったか。
その手口のいくつかをここでは見てみたいと思います。

①只今担当者がおりません。
②本日はお休みを頂いております。
③只今図面を作成中です。
④その日は売主様がご案内は出来ないと言っています。
⑤レインズを更新していませんでした。

などなど、実に囲い込みの手口が巧妙になったものです。
では1つずつ見ていきたいと思います。

①只今担当者がおりません。

この回答、実に多いです。
こちらから確認のためにレインズ掲載業者に電話してもまずはこの只今担当者がおりません。後程またご連絡下さい。とか後程折返しお電話さし上げます。とかの回答となります。
その後、電話の返信が有ることも無く、また再度電話してもまた同じ回答を言われることになります。
さすがに、1週間もすると担当者も逃げれないのか、出てくれる様にはなります。
その時の言い訳が『とても忙しかったので申し訳ございません。』『今、ちょうどご連絡しようと思っていました。』などなどです。
1週間も放置されるなんて過去には有りませんでした。
過去は『只今お話が入っております。』がほとんどでしたが、今はこの回答はあまり聞かなくなりました。
そのかわり、放置されることがとても多くなったんです。

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