Top / QBlog / 2016-08-26

「場当たりを捨てると、売却は成功する」

今日は、

「場当たりを捨てると、売却は成功する」

をテーマにお話していきます。

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売却で失敗する人はビニール傘を「三本以上」持ち、
成功する人は「一本」しか持たない
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まず、真っ先にやって頂きたいことがあります。
それは、玄関を見てみましょう。
傘立てには、ビニール傘が立っているでしょうか。
あるとしたら、その数は何本でしょうか。
3本以上あったら、もしかすると売却成功しない体質の可能性があります。

ではなぜこれが、売却で成功しない体質につながるのでしょうか。
貴方は、風が吹けば桶屋が儲かるということわざを聞いたことが有りますか、

このことわざ、

このことわざ、

あることが原因となって、その影響がめぐりめぐって意外なところに及ぶことのたとえで用いられています。

このように、あることで意外なことを知るきっかけになる場合が有ります。

ところでビニール傘を買うのは、どんな場面でしょうか?
それは外出先で雨に降られたとき、とりあえずその場をしのぐためが大半ではないでしょうか。
家を出るときは雨は降っていなかった、でも急に雨が降ってきてしまった。
このとき折り畳み傘でも持っていればよいのですが、持っていない場合
「やばい、降ってきた」と、人々が急いでキオスクやコンビニに駆け込む光景は、よく目にするものです。

そもそも前日に天気予報や、家を出るときに空の状態を見れば、何らかの状態は入ってくるはずです。
また家を出る前に鞄に折り畳み傘を入れておきさえすればいいのです。

もちろん天気予報は万全ではありません。外れることもあります。
また、傘は邪魔だからできる限り持ち歩きたくない、という気持ちは誰にでもあるでしょう。

外出先に、100円ショップやコンビニが有れば数百円で手に入るからと考えている方もいるかもしれません。

しかし、意図せずビニール傘を買う頻度が高いとすれば、これはつまり、
「先を見る目や準備力が不足している」ということです。

そうやって傘を繰り返し買い、ムダ金を使うことになります。

家を出るとき雲が多い ⇒ 雨が降るかもしれない ⇒ 傘を持つ

「今はこういう状況」→「だからこうなるかもしれない」→「だから自分はこうしよう」

と、状況がどう変化するか、その予測から自分はどう行動すべきかという先読みが出来ないということです。

予測しようとしない。だから準備ができない。そのため、ことが起きたら慌ててしまい、「場当たり」的な対応になります。

傘に限らず、他のいろいろな場面に関しても、同じことが当てはまります。

電池やごみ袋、洗剤などといった消耗品でも、「もうすぐなくなりそうだ」と予測すれば、前もってドラッグストアや100円ショップ、ネット通販などで安く買うことができます。

しかし先を見通す力が弱ければ、行動はいつも場当たり的になり、慌ててコンビニに走り、定価の高い金額で買うことになってしまいます。

一度や二度ならともかく、三度まで。
つまりビニール傘が3本以上ある人は。

と言うことで、傘が傘立てに3本以上ある人は売却も場当たり的となり成功しないという意味はお分かりでしょうか。

そしてその行いが、生活の全てに、仕事の全てに影響を及ぼし、段取りの悪い無駄使いの多い損失の多い人生になりかねません。

日常の出来事や未来に起こりそうなことを先読みして事前に備えることで、無駄やトラブルの多くは回避できるものです。

もちろん、あらゆることの先を読むことは不可能です。
また、自分に興味がないこと、関わりがないことについてはイメージしにくいでしょう。

しかし、その気になりさえすれば、ある程度の未来予測は可能なはずです。

雨の日に急いでいても、「駆け込み乗車をすると、滑って転ぶかもしれない」と予測すれば、不測のケガを防ぐことができます。
川に遊びに行っても、「急な深みに足を取られるかもしれない」と予想をすれば、夏に起こる事故も減るはずです。

こうしたリスク回避という側面だけではありません。
たとえば民主党が解散を宣言し、自民党が政権を奪取するであろうことがほぼ確実となった2012年11月。目端の利く人は全力で動きました。

というのも自民党では、安倍首相を筆頭に「大胆な金融政策」
「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」という3つの基本方針を決めていて、「デフレ脱却」「インフレターゲット」「大胆な金融緩和」という発言が随所に出ていて、しかも株や不動産にお金が集まるということが分かっていたからです。
しかも、円が安くなれば海外から、特に、土地の所有権を持てないお隣中国からお金は不動産に集まり、トレンドが転換すると読んでいた投資家がいたのです。

コーラルのお客様である株トレーダーの方は民主党が解散したとき、自分の用意できる出来る限りの現金と、銀行の融資枠一杯に融資を受けて港区にマンションを2戸買われました。
また、親を説得し会社を設立し、そのうえで投資用マンションを数戸購入されました。
そして今年2016年2月、そのご自分が購入した2戸とも売却されました。
また投資用マンションは一番安価な時に購入されたので、今年ローンの借り換えをされ、その収益で悠々自適な生活をされています。
ご本人は、現在は港区の有る有名なタワーマンションにご購入し所有されこちらもまた悠々自適に住まわれています。

この直近の3年で、ちょっと先を読み、ちょっとの手間暇を惜しまず、またまだ無名なコーラルという仲介手数料が魅力的な不動産屋で売買することにより経費は掛けない。
3年前まだまだコーラルは全2人で仲介業務を行っている全然知られていない無名な不動産会社でした。

この方にとってはコーラルをネット検索で見つけ、売買仲介を任せることが一番勇気のいったことだったかもしれません。

必ずしも当たらなくていいのです。
しかし予想しようとする姿勢が重要なのです。
そうすれば、なんらかの対策を立てたり
準備をすることができます。

それはつまり、環境変化に対応しそれを利用する姿勢、といえるのではないでしょうか。

お金が増える人は、よく勉強されていて、いつも先の先を読んでいます。
また、自己判断で勇気あるチャレンジをされています。

売却も然りです。

売買で成功される方は、ちょっとの先を予測して、ちょっと手間暇を惜しまないこと。
しかもちょっとした努力を惜しまず新しいものを取り入れる決断もされています。

そのちょっとのことが大きな売買成功となるのですから。

「場当たりを捨てると、売却は成功する」とはとても奥が深いことなのです。

今日はここでおしまい。



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