2020年・未来の姿(住宅ローン破綻を避けるために)

今、時間の進むスピードは速い。

いまからここで書くことは、今から3年後の世界、2020年の出来事です。

『私たちを取り巻く環境』は3~5年で激変してしまい、あっという間に『あの時、なぜマイホームを買ってしまったんだろう!?』という時代が到来するかもしれません。

さて、今、住宅ローンで破綻する人が徐々に多くなってきています。
こんな低金利でも破綻する人がとても多いというのが実情なのです。

日本が世界経済に組み込まれて経済活動を行っている以上、金利は必ず上がります。という事は、2年後の2020年に見えて来るものは、アベノミクスの時代に乗り遅れまいと買ったマイホームがあなたの家計に大きな負担となっている姿なのです。

それは安倍首相誕生とともに始まったアベノミクス【2012年(平成24年12月)】により、日本銀行の史上最低金利政策が採られ、猫も杓子もマイホーム購入という現象が起こりました。

この時期、マイホームを求め、それは空前絶後のブームも起こりました。

しかし2020年になり、その時の低金利の住宅ローンの組み替えができないことが原因による夢のマイホームを手放す瞬間が来てしまったのです。

ここに書いてあることは、アベノミクス時代の低金利の住宅ローンの組み替えができないことで、あなたに襲い掛かる現実なのです。

【夢のマイホームを手放すこととは】

では、以下では具体的に2020年以降に起こりえる現実を見てみましょう。
そこにはあの平成2年にはじけた平成バブル(予定では2020年は年号が変わっています。)を彷彿することが書かれています。

【実話:月々の返済額13万円!少額だけども多額の住宅ローンに30年間苦しみ続ける家族】

夢が地獄に・・・。

「夢のマイホームのはずだった・・」「でも・・地獄のマイホームだった・・」
「とんでもなかった・・」
そう語るのは、月々の返済額13万円の住宅ローンに苦しみ続ける40歳代男性。

「住宅ローンは毎月13万円。賃貸マンションの家賃より安い。しかし、もう支払うのは無理・・給料が下がってしまいどうにもならない。月13万円、既に4年近く払って住宅ローン元金も減っているのに、
支払うことも出来なければ、ローンの借り換えも検討はしたが低金利の住宅ローンの方が支払いは楽で難しい、しかも高い時に買ったので残金が邪魔をして売りに売ることも出来ないし、さてどうしたらいい?」

そう言いながら、夫婦で相談する時間がないほど妻も私もダブルワークしている。
住宅ローン完済まであと30年。いつまでこんな生活が続くのか、考えただけでもぞっとしています。

『購 入 価 格』   5.280万円のマンション
『住宅ローン』   5.200万円 
『借 入 期 間』   35年
『支払い金額』   月々15万円
『住宅ローン金利』 0.6%


5280万円の新築マンションを4年前に購入し、その際、5200万円を35年のローンでくみました。
ビジネスマンの男性は、テレビの影響をまともに受け、史上最低の金利の内にと夢のマイホームを最寄り駅徒歩10分の位置に購入したのでした。

しかしアベノミクス時に購入したため、低金利が男性を苦しめます。
アベノミクス期の住宅ローン金利は、今と比べものにならないほど低く、この男性が購入した平成29年の平均金利は2.475%(実質実行金利は0.6%)。
この男性の住宅ローンも利率2.375%(実質実行金利0.5%)と低金利のものだったのです。

▼ 民間金融機関の住宅ローン金利推移

購入時は、仕事も順調で月に60万円以上の収入がありました。
しかしアベノミクスが終了し、しばらくすると環境はがらりと変わり、仕事は減り、月収が30万円まで落ち込む時もあるのです。

「新築して2年目までは海外旅行に行けた。3年目から苦痛が始まった。今では国内旅行にも行けなくなった。」

とさみしげに言う男性。
毎年恒例だった家族旅行も行けない状態になりました。

「何とかこの状況さえ乗り越えれば、何とかできるかも!」

そう思う男性は、その後、滞納しながらも何とか返済してきたのです。

男性と共に派遣社員として働き続けた奥さんは、

「守り切れるはずがない。アベノミクスの頃の収入から、どんどん落ちているのに、支払いは当時のままなら良くて、子どもの教育費など何もかもが上がってきているのだから」
と言います。

住宅ローンを契約した際の書類を見ながら夫婦で話していました。

「毎月支払いが終わった時に線を引いて消していた。最初だけ・・今月終わったと毎月楽しみに消していた。それも、結局、今ではそれも嫌になってしまった」と。

結局、この男性は、支払いを続けることができず、夢にまで見たマイホームのマンションを売却することになります。

あのときなぜ変動金利を選択し利用してのか。
また、あのアベノミクス後の金利変動が無ければ・・・・。

ローン組み替え等の手だてはなかったのか?!

「住宅ローン組み替えのお願いに、すべての書類を持って、1軒1軒銀行を回りましたが、どこも結局、アベノミクス時代の金利の方がずっ~っと良いですよ。」
と言われました。
「また、それでも頑張りながら遅くなりながらも返済していたものの“住宅ローンの延滞があるからダメです”と言う理由で断られました。」

住宅ローンで悩む人たちから、そのような声があがってきています。
アベノミクス時代の低金利が、住宅ローンの借り換えさえも出来ない現状をつくります。
また“一度でも滞納がある場合、ローンの組み替えに応じてくれない銀行が多い”というのが実情なのです。

そして、とうとう頑張って返済し続けてきたローン支払いも数か月滞納すると、金融機関や保証会社などの債権者が裁判所に競売の申し立てをおこないます。
その後とうとう競売にかけられ、売却されてしまうという流れになります。

住宅ローンの支払いが不可能になり、ローン滞納で、家を売却する結果になったとしても、そのままでは、競売にかけられ、安い値で売りに出されてしまいます。

さて、どう解決する?

アベノミクス期の低金利が原因で、ローンの借り換えができない人が増えています。
弁護士さんや、お住まいの役所にお願いしても、一部分だけは相談に乗ってくれると思いますが、その人の状況によって、適切に答えてあげられる機関というのはなかなかありません。

そんな時や、もうどうしようもない時は、“コーラル”へ相談されてください。
コーラルは、競売にかけられる前に、住宅ローンの融資を受けている人と、債権者の間に仲介人として入り、債権者の同意を受けた上で、一般の流通市場で売却します。
これを任意売却と言います。

【実話:ローン破綻・離婚・自己破産したビジネスマン】

アベノミクス時にマイホームとして湾岸地区のタワーマンションを購入しました。 
その後、アベノミクスの終わりと同時にローン破綻。そのことが原因で離婚、二人の子供は妻に親権を取られた40代後半男性の場合。

『購 入 価 格』   6500万円の新築マンション(2LDK)
『住宅ローン』   夫婦名義で6000万円
『借 入 期 間』   35年
『支払い金額』   月々15万円くらい
『住宅ローン金利』 金利0.6%


購入当時は、アベノミクスの好景気により、月収40万円の収入がありました。
また妻も派遣社員で働いていたので、夫婦合算で月収60万円ありました。
しかし、私の病気が原因で年収が少なくなります。また妻も働き方改革の影響をもろに受け、また吸収合併となり仕事も変わり減収になります。

そのことにより、二人の収入は、月収40万円ほどに落ち込み、さらにボーナスが80万円あったにもかかわらず、そのボーナスもなくなってしまったのです。

その頃から夫婦関係も悪化しました。
結果的に離婚し、二人の子供は妻がひきとることになりました。
その時点で、5500万円の住宅ローンが残っていたのです。

「いろいろ含めると毎月の支払いが15万円くらいになる。電気代もすごく節約して、冷蔵庫の中もほとんど入っていません。それでも、年収減したうえ養育費も払うことになりその金額を払っていくのはとても難しいのが現実です。」

現在の状態では、ローンを支払い続けるのは不可能と考えたその男性は、マンションを手放す決意をして、離婚後、妻と二人の子供は近くのアパートで生活し、私もワンルームマンション暮らしとなりました。

2016年の新築時に、6500万円で購入したマンションでしたが、相場は大きく下がり、仮に5000万円で売れたとしても、ローン残高が5500万円あるため、負債は500万円残ってしまいます。
結局、この男性は、自己破産をすることになります。

実は、2020年以降の任意売却はとても大きいリスクが伴います。
任意売却をしたとしても、このように負債が多く残り、自己破産に陥るケースは少なくありません。
また、多くの所有者がこのような状態のため、任意売却物件がとても増えています。
しかも、買う人は、こちらもまたアベノミクス時代にほぼ購入し尽くされたことにより、なかなか現れません。

「夫が、30代のうちに、しかも乗り遅れまいと低金利のうちに夢のマイホームを持ちたいと言う希望があったみたいで、見栄をはってしまったのかもしれません。どうせ買うなら湾岸のタワーマンションが良いねとなりました。」
「そのことがこんなに窮する事になるとは思ってもみませんでした。本当は、自己破産することは、とても悩みました。でも、結局やむを得ず、ちょっとずるいかもしれませんが、破産させてもらってやり直しをしたいとおもいました。」
そう言って、自己破産という苦渋の決断をした男性。

【実話:アベノミクス時に新築した投資用アパート!入居者減で破産に追い込まれた男性】

アベノミクス時、時は猫も杓子もアパートで資産経営をしようと言っていました。

またその時の私は近々問題となるであろう相続税もあり、このままでは先祖代々の土地が無くなる恐怖と戦っていたのです。

その結果、アパート業者に勧められるまま、新築でアパートを建て、そのアパート経営で相続税を何とかしのぎ、またもう少々足しになる程度の収入を得ようと、7000万円の25年ローンをくみ、アパート投資をした男性がいます。

『投 資 額』     アパート建築関係費7000万円
『ロ ーン』     7000万円
『借入期間』     25年
『3年後のローン残額』 6700万円
『金  利』     3.66%


アベノミクス時に建築したため金利は3.66%
しかも、金利を先に返済していくシステムだったため、21年払い続けても、7000万円の元本のうち、返せたのはまだ500万円ほど。
負債は6500万円程残っていました。

この時の業者の落としセリフは『サブリースのため安全です。』でした。
そのことがこんなに自分を窮地に貶める事になるとは思ってもみなかったようです。
新築後5年経過時にサブリース契約業者から一方的に契約変更の打診が来ます。

何度も協議したものの、埒が明かずしぶしぶサブリース契約を解除しました。

その後、必死に入居者を探しましたが、どうにもならずとうとう銀行へのローン支払いが遅滞し始めるまでになってきました。

その時、知り合いのツテで債務にい強い弁護士に相談した結果、アパートを売却して身軽になる事にします。

たまたま弁護士の知り合いだったのが私どもコーラルでしたので、この男性も“コーラル”に相談され、アパートは5000万円で売却することになりました。

売買決済のため、男性は銀行へ出向き、手続きは約1時間で終了。
6500万円あった負債は1500万円になりました。

月々20,000円ずつ返済していくことでアパート融資を受けた債権者と話し合いなんとか決着しました。

しかし、最も酷だったのは先祖代々の土地を守れなかったことです。守ろうと思ってた建てたアパートが足かせになるとは思ってもみなかったようです。

「未練がないと言えば嘘になる。でも売却するしかない。借金の金額が金額なので。寂しさもあるけど、これで荷が下りました。一段落して返済ができるという感じになってきたのではないかと思います。あと何か月で無くなってしまうのか、先が見えませんが今はとても安どの気持ちです。」

そう言いながら、男性は寂し気な表情で去っていきました。

平成バブル崩壊の教訓が生きていない!

1991年当時、平成バブル崩壊を迎えました。
買う方も売る方も、まさか1991年にバブルが崩壊すると思っていなかったのです。
しかし政府は、“そういった破綻者のために何か大きな対策を講じよう”ということにはなっていませんでした。

政府も国債を引き取ることで日銀や、日本経済を立て直そうと必死で、細部までは目が届いていなかったのです。その結果、トリクルダウンなる経済政策で何とかしようしました。
しかし、その結果起こったものは中国の台頭と日本経済の停滞だったのです。

今、求められることは・・

アベノミクス時代の低金利による大きな負担。
あの時代から時を経て、その現実が多くの債務者の上にさらに重くのしかかっています。

低金利であったばかりに借り換えることも困難に。

ローン破綻者の中には、何とか返済しようと、さらに借金をしてしまうケースも少なくないと言います。