見せ方を意識したお片付け

売却において、内覧時にお部屋がゴチャゴチャして片付いていないと成約には至りません。
そこで、内覧の前にお部屋のお片付けがどうしても必要になります。
ここでは、売却におけるお片付けについてお話したいと思います。

あなたのお部屋は本来『美しい!』

これからお部屋の片付けに入る前に皆さんにお伝えしたいこと、それは購入された時のことを思い浮かべ、その時のお部屋に出会い直すことを意識して頂きたいと言うことです。

実は、本来あなたのお部屋は美しかったのです。
では、なぜ今現在のお部屋は片付いていないのか?
それは、長年住まううちに色々な環境が変わってしまったからです。
環境が変わったことでお部屋は片付かないようになったと言ってもいいかもしれません。
では、どのように変わったか?
①子供が生まれた。
②24時間営業のコンビニエンスストアが出来た。
③100円ショップなどで安く手軽にモノを買うことが出来る。
④ネットショップでお店に行かなくてもクリック1つでモノが自宅に届くよになった。
⑤リサイクル意識の高まりからゴミが簡単に出せなくなった。

このように、家の中にモノは簡単に入る環境へ変わっているのに、外へ捨てる環境はとても難しくなってしまったんですね。
各市町村でゴミを出す場合、何種類にも分別しなければならなくなりました。
これでは簡単にゴミを出すことが出来ず、お部屋は片付きません。片付けはこの流れをどこかで変えるしかありません。

お部屋が片付かない原因がモノが簡単にお部屋に入ってくこと、また捨てることが難しくなったことで有れば、これを変えるしかないのです。

お部屋にモノを入れない

お部屋にモノを入れないは売却の場合は既に遅い対処となっている場合が多いですね。
ですので、ここでは、お部屋に有るものを捨てることについて御提案してみたいと思います。

お部屋に有るものを捨てる

お部屋に有るものを捨てること。言うことは簡単ですが、実際はとても難しいことです。
実際 ‘捨てるモノを選ぶこと‘ はとても難しいですね。
では、どうすればスムーズに捨てるモノを選ぶことが出来るのか?
それには、ひとつだけ意識して頂きたいことが有ります。
それは、本来綺麗だったお部屋と出会い直す気持ちで捨てるものを選ぶことを意識して頂くことです。
ただそれだけでです。ただそれだけで売却する場合のお片付けに必要な捨てるもの選びはスムーズに進みます。
本来綺麗だったお部屋と出会い直す気持ちで捨てるモノを選んで行けば、そのお部屋は本来の綺麗だったお部屋に戻ります。
本来の綺麗だったお部屋はあなたが買ったお部屋です。
あなたが買ったお部屋だから、あなたと意識の近い購入者もそのお部屋を購入することになるのです。
では、捨てるモノの基準が分かりました。
次ではそれを実践することについてご説明したいと思います。

捨てるもの選びの基準の具体例