Top / QBlog / 2018-03-15

セカンドオピニオンサービスで多い質問から②

②内覧が月に1件や2件しかないんですが、これで成約しますか?

よく、不動産屋さんは、内覧が月に1件や2件しかないんで価格の見直しをしましょうと提案してきますね。

売主としては、「やっぱり」と思うのか、「はっ?」 って思うかはそれぞれですが、やはり売却開始から2カ月、3カ月も経過して、それでも内覧が月に1件や2件しかないのであれば、やはり価格の見直しを提案することになります。

でも、ほんとに価格の見直しだけを行えば、内覧者は多くなり、結果購入される方は現れるのでしょうか?

例えば、売却開始後初めの1組で成約する場合も有れば、月5組の内覧をしても成約しない場合も有ります。

だから「不動産売買は水もの」と呼ばれたりもします。

契約が水に流れないようにと、水曜日を定休日にする不動産屋が多かったりするのにはちゃんとした理由が有るんです。

いくら買いたいと申込みが入っても、売買契約が完了するまでは何が起きるかわかりません。
契約締結後でも解除や解約になったりもするわけですから。

このように、不動産売却とは、水物と言われるほど、一定なものではありません。
時に残酷なものでものでもあります。

では、1件や2件の内見しかない場合に、成約するのか?と言う回答ですが、

成約する場合も有れば、全く成約なんて無理って場合も有ります。

「えっ、そんなん解決になってないじゃん」ってお叱りが来そうですが、これが事実ですから仕方ありません。

ま、これで終わったら、セカンドオピニオンサービスで、このことに約2時間や3時間も話している私としては物足りないので、少々詳しく解説してみましょう。

問題は、

何故、内覧反響が1カ月で1件や2件だったかという事になります。

結果には必ず原因が有ります。

1カ月1件や2件という結果にも原因があります。

その原因をちゃんと突き詰めて考え、修正すべき時(こと)は修正し、修正しないで良い時(こと)については修正なしでも良いと言えるんです。

まず、内覧が何故少ないのか?

①人気のある地域ではないので、なかなか思うようには内見したい人はいない。

②価格が少々高すぎて内覧者に嫌煙されてしまう。

③競合物件が多すぎて、なかなか内覧には行きつかない。

④不動産業者の広告や物件アピールがダメ過ぎる。

⑤不動産業者が囲い込んでいることで内覧者が少ない。

⑥売主都合、買主都合が内覧に合致していない。

⑦季節的にその物件の動く時期ではない。

こんなことが考えられますが、あなたの物件はどれに入るでしょう。
内覧が少ない場合には、上記のいづれかには入るんですが。

では、ひとつづつ原因とその対応策を見ていきましょう

まずい。
もうこんな時間。これから売買契約ですので続は明日以降で。

また早ければ明日、この場で会いましょう。



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