理想の家が見つかるために最も重要なこととはなんだろう?

理想の家探しとは

私達の生活は必ず「衣・食・住」と関わっています。不動産はその「衣・食・住」すべてに関係することになます。
また、生活するうえで「衣・食・住」の経費は必ず掛かりますね。
中でも「住」は「衣・食」を凌ぎ最も高い買い物。しかも一度買ったら何度も買い替えられない上に、そこでの生活「衣・食」が続きます。
「衣・食」に関しては、普段から服や食べ物を買う機会が多いため、購入に際してあまり迷いませんが、こと住(住居)に関してはまったく悩まずに購入できる方は少ないのではないでしょうか。

なぜなら、衣服も食事も「好きかどうかと値段」を考えればたいていの場合選ぶことができます。しかし、いざ住居に関してでは「間取り・立地・住環境・価格」と検討する項目が家族数により多岐にわたるため1つに選択するのは非常に難しくなります。
一番のネックは一度買ったら何度も買い替えられないという価格の違いに有るかもしれません。
「衣・食」と違い「住」はは違えれない度合いが全く違うわけです。
従いまして家族みんなが満足するような理想の家の条件を決めた上で、その希望に合致する家を探さなければなりません。
家族が多ければ多いほど希望に合致する家はそう簡単には見つからなくなってしまう訳です。
では、家を買う場合いったい何を基準にすればいいのでしょう。

何を基準に

どんな生活やライフスタイルを送りたいか先にしっかりと纏めておくことがとても大切です。纏めておくことでで理想の家探しがスムーズになります。
その纏めたものを基準として家族で購入する家の条件を話し合います。これが理想の家さがしの大切なポイントになり、理想の家探しがとてもスムーズになります。

実際短期間で理想の家を購入した人は、「これは絶対に譲れない」「これはなくてもOK」と条件の優先順位をしっかり持っておられます。

長年家探しのお手伝いをしてくる中で、「家探しをしているけどなかなか見つからない。。」「もうかれこれ半年以上探している。。」など理想の物件に巡り会えない人にはある共通点があります。
それは、ちゃんと話し合いをしないまま家探しをしてしまっているという共通点です。
家探しでたくさん家をみていくうちに混乱してしまったり、家族のお互いの意見があわずに口論になってしまったりすることがあります。
また、なかなか理想の家が見つからず、数か月家を探しているとさすがに疲れてしまいます。そんなことにならないためにも、探す前にじっくりと家族で話し合いをしましょう。
しかもここ10年で家探しがとても難しくなったように思える事情として、お父様お母様のご両親から購入時の頭金を出してもらっておられる購入者が多いので、そのご両親の意見もまとめなければならなくなっています。
やっとの思いで買おうと思っている家にご両親を案内したらダメになったなんてことが本当に最近多くなりました。
意見を纏めるだけでも一苦労となりましたね。

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理想の家の条件を話し合うにはどうしたらいいか?

理想の家の条件(立地や間取りや価格)を決める前に、まずどんな生活・ライフスタイルをおくりたいか家族でじっくり話してみましょう。
「リビングダイニングは20畳以上で、床暖房が有りまた日当たりは良く・・・・・」「絶対西南角部屋でルーフバルコニーが有り、お花を飾って・・・・・」などから「家族4人なので間取りは最低3LDK」「小学3年生の子供の転校はかわいそうなので学区内で欲しい」「リビングで過ごす時間が多いので、リビングでくつろげる生活」「個人の趣味を大切にしたいので、収納やパーソナルスペースがある生活」「仕事で車を使うので車庫は絶対欲しい」などなど、家を購入する際はいろいろな想像がふくらむものですね。
当然毎日過ごす場所なのでたくさんの希望が出ます。しかし大切なのはその希望に優先順位をつけてみることです。
はじめのうちはあれもこれもあきらめられない!となるかもしれませんが、初めのうちはどんなことでもいいので並べてみると、夫婦や家族の間で意識の違いが明確になってきます。
すると、話合いのポイントが見えてきて、より深く理想の家の条件について話し合うことができるようになります。