女性のマンション購入時に気をつけることとは

女性とマンション購入って、まったく関係ないようで、実は男性以上に関係大ありなこと知っていましたか。

女性のマンション購入について

実は私には24歳と19歳の娘がいますが、「絶対、結婚する前に何かしら資産もっていたほうが良いわよ」
「持つなら1LDKマンションが良いわね」って言ってるんです。

なぜ?って、実は私もつい5年前までマンション持つなんて思ってもいなかったのですが、この感覚が大間違いって今になって気づいたからです。

最近、私の周りで離婚している女性がとても多くなってきてるんですね。
ほんととても多い。
また離婚予備軍もとても多くいます。
「私に収入有ったら即離婚よ」と言っている友達も多い。

そうです、将来、年金も旦那も当てにならないかもしれない。現実が、今、もうここにある。

そんな現実見ていたら、娘に若いうちから資産持つことを進めているのです。

しかも、もし結婚したら、人に貸して家賃収入を得ることができるような1LDKのマンションを所有することが一番じゃないかって進めています。

今では『結婚とマンション購入は別なこと』と娘に言ってます。

今、女性の結婚平均年齢は29歳。

実は、女性の場合26歳からがマンションを買うことが一番良い時期なんです。

それは、

ここから先はその理由をファイナンシャルプランナーであり住宅ローン相談や不動産投資コンサルティング担当の石井雄二がなぜ今女性がマンション買うべきなのかをお話します。

コーラル株式会社
代表取締役井上正子

 なぜ、女性がマンションを買うべきか

コーラル㈱不動産投資コンサルティング担当のファイナンシャルプランナー石井雄二と申します。
ここから先は私が担当させていただきます。
さてさて、なぜ働く未婚の、それも26歳からの女性がマンションを買った方がいいのか!

それは、マンション購入に当たって高い壁となっている住宅ローンの審査に通るかどうかは、銀行の決まりがあり、それは頭金の有無や年収の制限などで決まるからです。
しかも銀行での住宅ローンの審査に必要な就業期間は3年以上がほとんどです。
従いまして、ちょうど26歳以上がその年齢。

例えば年収300万円の場合、頭金なしのフルローンならおおよそ1700万円までなら借り入れることが可能です。

この価格帯なら中古マンションであれば、都内でも該当する物件は十分に存在する。

ただし、売買時にかかる諸費用は自分で貯金した中から支払わなくてはいけません。

「年収320万円で2160万円の物件を35年のフルローンで買う場合、計算上毎月約66600円を返済し続けなければなりません(※1)。

はたしてこれが自分にとって現実的かどうか。
賃貸マンションに住まう場合の家賃と比べどうでしょう。
66,000円のお家賃ならワンルームマンションと同程度になるのではないでしょうか。
とても現実的ですね。

実は住宅ローン利用の場合、繰上返済も視野に入れ余裕を持って買うことができる額を試算しておくことが必要です。
ですので、年収に対する返済負担率は25%以下に押さえておくのがベターだと言えます。

つまり年収320万円なら、年間の返済金額は約80万円、毎月にするとちょうど上記の66,000円程度になります
※いずれも金利1.54%で計算(フラット35の標準的なローン金利やさまざまな金利優遇を見越して算出)

これなら毎月の家賃がもったいないし、結婚の予定も無いし……。「だったらマンションを買っちゃおうかな?」と考えたことがある人も多いはずですね。

“未婚女性のマンション購入=結婚を諦めたサイン”と思われがちですが、単純に働く女性の所得が増え、資産の一つとして不動産に興味を持つのは自然なこと。
しかも年金も男性もあてにならないならなおさらです。

実は今、それなりに稼いでいるし毎月の家賃がもったいないし、結婚の予定も無いし、資産になるならと将来への蓄えとしてマンション購入を検討する現代女性も多い。

「結婚したら売っちゃえばいいし」と思いながら、マンションを買う。

もしそのままシングルならばずーっと住むことも出来ちゃうし。老後の心配もしなくていいし。

結婚しても、賃貸収入でローン返済すればいいしなど。

そんな働くシングル女性に、本気で自分のことを考え、実際に買えるだけの収入があるなら、すぐにでも買ってもいいのではと思います。

よく『いつが買い時?』と聞かれますが、万人に共通する買い時などありません。

マンションを買う場合、頭金が用意できなくてもさほど問題はありません。

最も良くないのは、有り金を全額はたいて頭金や繰り上げ返済に回すというやり方です。

人生何が起こるか分かりませんから、たとえ仕事がなくなっても半年程度は生活できるぐらいの貯金を、常にキープしておきたいもの。

もし買うと決めたなら、女性の場合、物件選びにも将来を見越した視点が必要となりますね。

では、その視点を踏まえどんな物件がお勧めなのか、
私がお勧めしたい物件は1LDK都内駅徒歩圏内の築浅物件ですね。

なぜかっていうと「結婚後にその物件を売ったり貸したりすることもあり得ることから立地の良い1LDKマンション物件がベスト。
これだとこれから先の人口動態、世帯動態などなどから売りやすいし貸し安いと考えられます。
もし2LDK以上のマンションだとファミリー向けには小さ過ぎ、単身者向けには大き過ぎという中途半端な物件になってしまい、運用しにくくなるというデメリットがあります。
また広さや環境を優先して郊外の物件を選んでしまうと、賃貸ニーズが少ないので返済を考えたら大変に困ったことになります。
これからは、世の中の動きを見ながら買うべきであり、また女性の場合、自分のためのマンションではあるけれど、ただ自分が住まなくなった後のことまで考えた物件選びをするべきなのです。」

ちなみに今現在は1LDKとなると物件も限られてしまいます。
今までマンション開発現場では3LDKが多く、1LDKは少ない傾向がありました。
そうなると数少ない投資用に開発された物件を探すことになります。
自分が住むことを考えて、真新しい物件や郊外の広い部屋などをついつい購入してしまいそうになりますがこれには気をつけたいところです。
女性に限らず、物件選びの条件は目的がすべて。
「将来、売ったり貸したりする際に、需要が大きいこと」が条件です。
ちなみに、新築物件はあまりお勧めできません。価格も割高で、買ったすぐから価値の下落も急激なので。
また、最近流行りのリノベーション済物件にも気をつけたいとこところですね。
物件を買う場合、インスペクションサービスを利用することを考えてみましょう。
一級建築士などの専門家に物件を診てもらうことで、安心して購入することが出来ます。
中古マンション購入には購入後の安心のために瑕疵担保保険の有無も確認したいところでしょう。

じっくりゆっくり自分の目的に合う物件を見つけることが必要ですが、素人の場合、モデルルームを見て舞い上がってしまう事が多くあります。
マンションはとても高い買い物です。
買ってしまって後悔しないように買う前に不動産投資のプロやファイナンシャルプランナーに相談するのがベターですね。

特にシングル女性の場合、結婚後にその物件や返済中の住宅ローンをどうするかということも考えておかなければなりませんから。
将来を見越したアドバイスをしてくれる第三者の存在はぜひ活用すべきです。

今の女性はちゃんとした目的を持った方が多いのも事実、
結婚資金、老後への蓄え、目的はいろいろあれど、気付けば結構貯まっている貯金です。
つい不動産購入に魅力を感じてしまうこともありますが、「そのマンション本当に欲しいの」と自問自答し、
購入を決めたら下記のポイントをしっかりチェックして選びましょう!

おさらい

☛ 住宅ローンの返済負担率は年収の25%以下にすべし。

☛ 固定金利のフラット35を利用すべし。

☛ 間取りは専有面積30㎡以上の1LDK、都心エリアがベスト。

☛ なるべく駅近の築浅物件にすべし。

☛ 新築より中古物件がベター

☛ 購入時はインスペクションや瑕疵保険付帯で安心の確保を。

☛仲介手数料など購入時の経費も考えましょう。
 なるべく抑えることで趣味やショッピングなどに回せますから。