住まいとダウンサイジング

住まいの買い換え。
最近、住宅の買い換え現場で特に多く言われている言葉があります。
それは、「住まいのダウンサイジング」です。

では、住まいのダウンサイジングとは何か。

簡単に言ってしまえば、広いご自宅から夫婦で生活するのに適したサイズの住宅への住み替えのことを言います。

以前は両親と自分の子供達で暮らしていた広い我が家も、両親が他界し子供達も独立してしまうと、夫婦二人で生活していくには広すぎるといったことが様様に起こりえます。
また、高齢とともに足腰も弱くなってくると掃除も草刈りも家の中で移動するのさえ大変になってしまうことになります。

毎日新聞の記事「住まいのダウンサイジング1
(東京新聞の2014年9月13日朝刊)

その状況は何も遠い未来のお話ではありません。
世界に類を見ない高齢化社会を迎える日本社会。
その日本社会がこれから採用する基本戦略は「ダウンサイジング」である。とも言えるかもしれません。
ここでは、ダウンサイジングについての現状や仕組みを見てみたいと思います。またその上での住まいの売買について解説していきたいと思います。


現状






仕組み






リバースモーゲージの普及

リバースモーゲージとは高齢者が保有している住宅を担保として、生活資金等の融資を受け、高齢者(契約者)の死亡時等に当該住宅を処分して一括返済することを言いますが、資金調達の難しい高齢者に対して、金銭的負担の軽減により住み替えを支援するリバースモーゲージ住み替え支援型住み替えが活発に行われることがダウンサイジングには必要かもしれません。