お部屋は売主様の鏡です。

査定時に良く言われること、それは『荷物が多くってお部屋が片付かないのよね。』や『長年住んでいるから汚れは仕方ないですよね。』などです。

確かに、長年お住まいになられているとその様な状態になることは有るでしょう。

但し、そうなっていない方も多くおられます。

購入者は何も言わないけれども、内覧時思っていること。

それは、お部屋が大切にされて来たのかどうか?です。

お部屋はそこに住んでいる方の状態を如実に表しているのですね。

売主様が普段、どんな考え方をしてどんな生活をされているのか?

実は、このこと、お部屋を見れば良くわかります。

お部屋は自分の心を写し出している鏡であり、生活が反映される鏡なのです。

お部屋はもとから片付いていないわけでもなく、また汚いわけでもなく、そこに住む人の生活の仕方によって少しづつ変化したわけです。

そこに入居した時を思い出してみて下さい。

お部屋はもともと綺麗な状態だったはずです。

売却する前に是非思い出してみていただきたいことが有ります。

それは、出会ったころのお部屋をもう一度思い出してみることです。

ご自身がご購入になられたお住まいはどうだったのか?

売主様ご自身がご購入され綺麗な状態だったはずです。

購入検討している人は必ず内覧します。

その時、内覧者はいったいどのような気持ちで内覧しているのか?

内覧者と売主様は、売主様がそのお部屋を購入された時と生活状態が同じような方がほとんどです。

従って、ご自身がご購入になられたお住まいに近づければ、その内覧者は購入したいと思われるはずなのです。

お部屋はそこに住まう人の鏡であり、鏡は磨けば磨くほど、また大切にされればされるほど価値が有るものになるのです。

価値が有るものを人がほおっておく訳がありません。

以下では、具体的なお部屋の磨き方(片づけ方)についてご説明します。