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『壁紙がはがれている！』

コーラルの櫻井です。
私達が不動産のご売却の査定依頼を受けた時にご自宅へ訪問査定に伺う機会がよくあります。
そこで室内を拝見させて頂くのですが、壁紙のはがれや破れを見つけることも意外と多かったりします。大事に使われてきた建物でも壁紙がはがれてしまったり、うっかりひっかけてしまい破れてしまうといったことがあったりします。

壁紙のはがれ・浮きは何が原因？

何もしていないのに壁紙がはがれてしまうことがあります。
何かをひっかけたり、壁紙がはがれるようなことをした覚えがない場合、何が原因なのでしょう。
はがれてしまった壁紙、気になりますよね。
壁紙がはがれる原因は、経年劣化や施工不良などの場合もありますが、その多くは結露など湿気が原因ということがあるようです。
壁紙は、湿気が多いと伸び、少なければ縮みます。目で見てわからない程度でも、日々伸縮が繰り返されることで、壁紙のはがれにつながります。　　
近年の住宅は、断熱性能を上げるために気密性の高い住宅が増えてきています。寒い冬など、あったかな家はとてもいいですよね。
ところがこの気密性を上げたばかりに室内の結露が問題になってきています。
空調を使うことによって湿気を下げることは可能ですが、やはりその家の住まい方によって結露の影響で壁紙のはがれが起こったりするようです。

壁紙の浮き・剥がれの予防方法

壁紙の浮き・剥がれを予防するためには湿気を室内に残さないことが1番です。

定期的に換気を行って湿気を外に出しましょう。特に湿気が多くなる浴室やキッチンでは換気扇を回すだけではなく、除湿器を使用するのがおすすめです。

現在は、２４時間換気が住宅やマンションを建築される時に法律で義務ずけられ計画換気を行えるようには設計されているのですが、実際には換気不足で結露が発生⇒壁紙のはがれに繋がる場合も少なくないようです。

DIYで壁紙の浮き・剥がれは補修できる！

壁紙の浮き・はがれをそのままにしておくと、はがれ部分が拡大してしまいます。気づいたら壁紙ごと貼りかえなければいけない状態になっていたとならないためにも早めに対処をしていきたいですね。

壁の補修方法

子どもやペットがいるご家庭ではよくある壁紙の汚れや破れ。同じ壁紙さえあればとても簡単に補修できます。

まず最初に、補修する部分の周りを一回り大きめに四角く切り込みを入れ、破れた壁紙をはがしましょう。

次に、はがし取った部分より一回り大きめに補修用壁紙を用意して、補修部分に貼り付けます。貼り付け後、ハケで撫でて空気を抜きます。元々貼ってある壁紙（下側）と補修用壁紙が重なったラインに地ヘラをあてて、2枚の壁紙を同時にカットしていきます。

切りしろを取り除き、下側のカットされた壁紙も取り除きます。この時に、補修用クロスがずれないように注意しましょう。継ぎ目をローラーで押さえて、補修部分全体をしっかり圧着します。はみ出したのりは、きれいな布に水でぬらして拭き取りましょう。

部分的に壁紙がめくれている場合

壁紙の継ぎ目や端などから少し壁紙がめくれている時は、ジョイントコークで補修します。
壁紙をひっかけてしまいめくれてしまった場合、気になるからと更にはがして切り取ってしまう人もいますが、切り取らずに、そのままの状態から補修をした方がやりやすいと思います。ジョイントコークは、ホームセンターでも購入できます。ジョイントコークを選ぶ時に壁紙が白色でもアイボリー色を選んでおくと壁紙がわれた時の補修にも使えて重宝します。
めくれている部分の下地にジョイントコークを塗り、壁紙を元に戻しましょう。
そのあとに、ローラーでコロコロすれば、きれいに元通りになります。

住宅を購入した後のメンテナンスについて、業者に任せるのもいいのですが大手ビルダーもお引渡しの際にメンテナンスキットをプレゼントしてくれたりご自身でメンテナンス出来るようにメンテナンスの仕方が書かれた冊子をいただけたりするのも多くなってきております。
家をご自分でメンテナンス出来ると余計に愛着がわいてきますね。

コーラルでは、ご売却の際のルームクリーニングやリフォームを行う業者のご紹介も致しますので、お気軽にお声がけくださいませ。

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