部屋がおしゃれに見える照明の選び方
&show(): File not found: "auto-vkPzAb.jpg" at page "QBlog/2018-10-12";
「なんでレストランやカフェやホテルの部屋はあんなにおしゃれで居心地がいいの?」
まず考えるのは、「家具がいいから」「壁や床がかっこいいから」といったあたりでしょう。
もちろんこれらは部屋をつくる大きな要素ですが、実は部屋の雰囲気を決める一番重要な要素は「照明」なんです。
同じ部屋・同じ家具でも、照明一つで部屋の雰囲気はがらっとかわります。
そして、ちょっとしたコツを押さえれば、誰でも簡単に部屋をおしゃれに、居心地よく変えることができます。
ここでは、素敵な部屋を演出する照明の基礎知識と、簡単なライティングのポイントを紹介していきたいと思います。
おしゃれなライティングの基本
一般的な日本の住宅では「1部屋1照明」がほとんどではないでしょうか。
備え付けの明るい天井照明が1つだけ。
これでは、明るいことは明るいですが、部屋が単一的でのっぺりした印象になり、おしゃれとは程遠い雰囲気になってしまいます。
また、くつろぎたい時も勉強したい時も同じ明るさでは心地よくはありませんよね。
&show(): File not found: "auto-hML5j2.jpg" at page "QBlog/2018-10-12";
&show(): File not found: "auto-Hgwp2T.jpg" at page "QBlog/2018-10-12";
逆にホテルの部屋やカフェを思い浮かべてください。
天井からは幾つものペンダントライトが吊り下げられ、ソファの横にはスタンドライトが置かれ、机の上やベッドサイドにも小さいライトが、といったように1部屋にたくさんの種類の照明が使われています。
ソファでリラックスする時はペンダントライトだけで少し暗めに、本を読みたい時はテーブルランプを足して明るく、と用途にあわせて簡単に明るさを調節することができます。
インテリアコーディネートでお馴染みの北欧などでは、ほとんどがこの「一室多灯」になっています。
おしゃれで居心地のいいライティングの基本は、このように色々な照明を組み合わせて、部屋の中に光の強弱をつけていくことです。
明るい場所と影のある場所を作ることで、部屋に立体感や奥行きがでて、ぐっと雰囲気のある素敵な空間になります。
部屋の端から端まで同じように明るくするのではなく、必要なところに必要な分だけの照明を置いて「影」を残すのがおしゃれなライティングのポイントです。
照明の種類はどんなものがあるのか?
ではまず、部屋でよく使われる照明の種類を紹介したいと思います。
この中から気に入ったものを組み合わせて、部屋の雰囲気と用途にあわせて配置していきます。
基本的に天井照明(全般照明)1~2種類と、部分照明を2~3種類くらいを目安に選びます。
まず天井照明をご紹介しましょう。
■天井照明(全般照明)
天井に取り付け、部屋全体を照らす照明です。
必要な分よりも少し暗めにすると、部分照明がより映えるおしゃれな空間になります。
・シーリングライト
&show(): File not found: "auto-dO4zGA.jpg" at page "QBlog/2018-10-12";
天井に直接取り付けるタイプで省スペースなものが多いです。
主に全般照明として使われ、高い位置から部屋全体を明るくする効果があります。
写真のようなファン付きのものやスポットライトが複数連なった形のものなど、非常に種類が多いです。
新しく購入の際は、自宅の天井についている配線器具(引掛シーリングや埋め込みローゼットなどが一般的です)がシーリングライトと対応しているかちゃんと確認しましょう。
重量の重いものや、大きいものは工事が必要な場合もあります。
・ペンダントライト
&show(): File not found: "auto-2qr42Y.jpg" at page "QBlog/2018-10-12";
ダイニングなどによく使われる吊り下げタイプです。
高さで光の印象が変わるので様々なシーンに合わせることができます。
テーブルの上に吊り下げることで光の重心をつくり、自然と集まりたくなるような中心感を演出することもできます。
一つの大きめなペンダントライトを吊ってもいいですし、写真のように小さめのものを数個連ねて吊るのも雰囲気が出てとても素敵な空間になります。
&show(): File not found: "auto-4MoCb4.jpg" at page "QBlog/2018-10-12";
ペンダントライトは形・大きさ・雰囲気など含めて非常に種類が多く、選ぶ時は迷うかもしれません。
部屋や家具の雰囲気、他の照明との組み合わせも考えて選びましょう。
このような和風のものもとても人気があります。
普通のなにげない和室もこんなライトを使えば、素敵な旅館のような雰囲気になるでしょう。
また、「複数連ねて付けたいけど、ダクトレールなんて付いてないし、工事はしたくない」という方には、一般的な天井に付いている配線器具に直接自分で取り付けることができるダクトレールが売られているので、諦めなくても大丈夫です。
部屋に合わせて、長さや色、ウッドなどの素材のものまで色々なものがあります。
・ダウンライト
&show(): File not found: "auto-Z5poHm.jpg" at page "QBlog/2018-10-12";
天井に埋め込んで使用するタイプのライトです。
主張せず、天井がすっきりと広く見えます。ダウンライトとペンダントライトやシーリングライトなどを組み合わせて、丁度よい明るさに調節するために使う場合もあります。
新しく取り付けるためには、電気工事が必要になります。
・シャンデリア
&show(): File not found: "auto-4UelaR.jpg" at page "QBlog/2018-10-12";
光が上下左右に拡散する、吊り下げの多灯タイプで、部屋を明るく華やかにします。
「シャンデリアなんてゴージャスな雰囲気、うちには合わないわ」という方も多いと思いますが、最近はもっとシンプルでモダンなものやポップな雰囲気のものまで色々な種類のシャンデリアがあるので、思ったよりどんな部屋でも合うものが見つかったりします。
次回は部分照明についてです。
コメント