動くなら最後のチャンス、自宅の売却

最近、他社で販売中の査定ご依頼がとても多くなっています。

理由は、販売開始後6ケ月経ったのに内覧者が1組来ただけで後はパタっっと何も動きが無くなってしまい不安な毎日を送る日々な売主様がとても多くなっているからです。

今年5月迄は中古マンションの売れ行きはとても好調で、販売中在庫はほぼ1年前には買いたくてもなかなか買えない「品薄状態」と言えました。

画像の説明

しかし、今年6月中国バブルが弾け、中華系の方々の爆街も終焉し、相続税対策で購入していた人々の購入も影を潜めるようになっています。

にも拘らず、販売開始する方々は増え続け、アベノミクス当初、平成24年12月頃の価格から2割増しになった今年平成27年3月頃から在庫が急速に積み上がり、アベノミクス以前の在庫水準に近づいています。
平成27年10月の今、過去の品薄感から一転して在庫は急増、こうした状況下で平成27年4月以降、ここ半年の成約価格の伸びが緩やかになり、最近はとうとう横ばいに近づき成約数はとうとう前月比減となっています。

とうとう売買の潮目到来で、状況変化は凄まじいばかりです。

今までと違い在庫が増える今の状況は、安く買いたい購入希望者の立場を強くします。
今年4月迄の「買いたくても物件があまりない」状況から、「買おうと思えば物件はある」状態に変化しており、もう既に売主様が強い条件や希望を言える状況から買主様が強い希望や条件を言える状況へと「潮目」が変わっているのです。。
にも拘わらず、未だに不動産一括査定サイトや大手不動産仲介会社、手数料割引の会社などは「まだまだ大丈夫」と言い続けています。
もうとっくに売買の潮目が到来しているのに。

画像の説明 ⇒ 画像の説明

実は、コーラルへ査定ご依頼を頂いている方々にはコメントさせて頂いていますが、これから先の首都圏の中古マンション価格推移を考えた場合、成約価格は平成28年3月迄の繁忙期まで今のままの価格高止まり状況となりますが、その後は全くの不透明時期に入ることになります。

画像の説明 ⇒ 画像の説明

普通に考えれば、山の後には必ず谷が来ます。
山が高ければ高い程、谷も深く深くなります。